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令和02年04月20日 緊急記者会見要旨

問い合わせ番号:15892-6589-1665 更新日:2020年 4月 20日

市長緊急記者会見

日時

令和2年4月20日(月曜日) 午後6時00分~

場所

11階 職員研修室

出席者

報道機関

朝日新聞、NHK、共同通信、CBCテレビ、時事通信、中京テレビ、中日新聞、東海テレビ、名古屋テレビ、毎日新聞、読売新聞

市側

市長、渡辺シティプロモーション部長、辻健康福祉部長、河合保健所長、磯村政策推進部参事・秘書国際課長、森シティプロモーション部参事・広報マーケティング課長ほか

 

発表事項.新型コロナウイルス感染症の感染者発生について

市長:本日、市内で新たに3名の新型コロナウイルスの感染者が確認された。これまでの経緯として、まず本市では2例目として4月16日に感染され、そして、同じ職場である3例目の方が18日に確認された。この追跡調査を行い、現在この会社の濃厚接触者11名にPCR検査を実施している。そのうち7名の結果が判明した。3名が陽性、4名が陰性と判明した。この3名は市内在住者である。詳細はお配りしている資料の通りだが、3人とも男性で同じ職場である。1人目は30代、2人目は40代、3人目は50代となっている。いずれも日本国籍である。4月18日に3例目の方の陽性が判明した後、19日に帰国者・接触者外来を受診して検体を採取している。そして本日のPCR検査の結果で陽性を確認した。また、2例目、3例目と同じ会社である。会社名は株式会社日本アクセス名古屋支店三重営業所である。これまで関係者の意向により会社名を控えていたが、5人の感染者を出したということもあり、社会的責任もあるという観点から、関係者に確認をした上で、市から社名を発表させていただく運びとなった。株式会社日本アクセス名古屋支店三重営業所。また、1カ所で5名の感染者が発生したとことから、一般的な定義に基づくとクラスターということになろうかと思う。そういった中で、本日、三重県にクラスター対策グループの派遣を要請し、既に到着、対応していただいている。感染者3名の詳細について話をしていく。3名とも入院の調整はついている。また、この記者会見の資料のタイミングと現在の状況は少し変わっているところがあるのでご留意いただきたい。入院の調整はついている。5例目の30代の男性は単身赴任で、1人で四日市にお住まいである。そのご家族は愛知県に在住しており、週末ごとに帰省している。ご家族は3名いるが濃厚接触者ということになる。ただ、保健所がまたがるので、愛知県の保健所と連携を取りながらPCR検査等進めていきたいと考えている。6例目の40代の男性は、こちらも単身赴任で四日市に1人でお住まいである。この方は岐阜にご家族が5人おり、岐阜に在住というところである。これも先ほどの方と同じで、やはり岐阜に帰省していることがあることから、このご家族5名を濃厚接触者と特定させていただき、岐阜の保健所と連携を取りながら、今後PCR検査等の対応を進めていく。ちなみに、この方は現在、せきの症状があるが、平素からせきの症状をお持ちで、このせきが新型コロナウイルスに感染したものかどうかっていうのはまだはっきりと分かっていない状況である。7例目の方は50代の男性である。この方はご家族とも市内に在住している。本人以外に3人の家族が居て、4人でお住まいということである。この方の家族も濃厚接触者として、これは市内に在住の家族の方であるので、今後、四日市市保健所としてPCR検査等の実施に向けて取り組んでいく状況である。この方は当初、鼻詰まりはあったが、花粉症もお持ちだということで、これも新型コロナウイルスの影響かどうかは分からない。ただ、直近になってせき症状が出てきたということは確認をしている。記者会見の資料には、現在症状はないと書いてあるが、今状況が変わってきているということで、ご理解いただければと思う。また、この3名の方の会社への通勤方法は、自動車を運転されて行っているということで、公共交通を利用されていなかったと確認をしている。今後、3月中旬以降の打ち合わせ状況であるとか、社外の出張についての確認を進めており、さらなる接触者調査を行っていくところである。この会社の方は事業柄、外へ出る機会が多いということで、なかなか把握に時間はかかるが、しっかりと進めていきたい。現在、本市として取り組みを進めていくのは、この一連の案件において愛知県と岐阜県の保健所との連携と、市内においては7例目のご家族3人のPCR検査を実施するところである。また、11名中7名の結果で、3名陽性、4名陰性というご報告したが、残り4名は明日PCRの結果が出ると思う。いずれもこの4人は市外ということになっており、市外の保健所と連携を取りながらPCR検査を実施してもらっているので、連携を取っていきたいと考えている。

 

質疑応答

質問:会社の名前の確認だが、「アクセス」は片仮名でよいか。
市長:はい。
質問:名古屋支店三重営業所でよいか。
市長:はい。
質問:5例目の30代の方は特に症状はないのか。
市長:症状はないということである。
質問:40代の方はせき症状があるが、普段からせきをすることがあるということ。50代の方は鼻詰まりで、ただ花粉症ということ。
市長:そういう可能性もあるということである。
質問:直近になってせきが出始めたということか。
市長:せきにおいては、やはりコロナの関係ではないかということである。
質問:残る4人は四日市市外の方ということで、仮に発表がある場合、県の発表になるのか。それともこちらで発表か。
市長:一応、四日市で発生したということで、情報をこちらで取りまとめて本市のほうから発表させていただく。
質問:こちらから発表予定ということか。
市長:そうである。
質問:先ほどクラスターについておっしゃっていたと思うが、四日市市としては、日本アクセスの三重営業所でクラスターが発生したとみて、現状調べているということでよいか。
市長:2例目の方からスタートして3例目、そして5、6、7と同じ会社内での感染であり、この職場で同時的に感染が広がったと見ても間違いではないと認識しており、一般的に国も5人以上ということでクラスターを定義付けているようで、こちらも該当してくるのではと思っている。
質問:先ほど市長の説明の中で、日本アクセスの業容の中で触れられていたが、外で仕事されることが多いということだったが、これは何の業種の会社なのかということと、残り4人の方、明日にも検査が分かる市外の方、これは県内市外ということなのか。例えば名古屋のほうから通われていたとか。
市長:そこはまだ、市外という表現だけで止めさせていただきたいと思う。業種、業態は、いろんなことやられているようで、私のほうから発信すると一人歩きしてしまいそうなので、ホームページ等で調べていただければ分かると思う。全国的に展開されている企業であると認識している。
質問:30代、40代、50代の方についてそれぞれ症状を言われていたが、熱に関してはなかったということでいいか。
市長:現在、発熱の確認はしていない。
質問:3人とも。
市長:今の時点ではない。
質問:5、6、7の方のそれぞれの最終出勤日は。いつまで出勤していたのか。
市長:17日から自宅待機でお願いをしているので、基本的に16日までという認識である。個別で、16日に必ず出ていたかどうかの確認は取れていないが、17日からは自宅待機をしてもらっている認識である。
質問:その2、3例目の方は、発熱とかそういった症状が出る前に、既に仕事を休まれていたかと思うが、その部分でこの5、6、7との感染経路については、市としてはどのように考えているのか。
市長:これはまだはっきりとは分からないが、ただ言えることは、2例目の方は6日まで出社されていたし、3例目の方は9日まで出社されていた。そこから考えると、9日までの感染だったのかとの推察はできる。
保健所長:補足すると、十分その可能性は考えられるとは思うが、行動歴等を今調査しているところで、その辺りも踏まえて、これから先判断していきたいと思っているところである。
市長:この会社は非常に営業職の方が多いということで、結構いろいろなところに出られている。これを追い掛けるのは大変な作業になってくると思うが、しっかりと調査をしていきたいと思う。
質問:この方たちは、同じ職場の、例えば三重営業所で一つしかないような状態の部署の営業マンたちというような感じなのか、席がどれぐらい近いとか、その辺は。
健康福祉部長:同じフロアと聞いている。ただ、具体的な席次表については、今回全員は把握しておらず、これはこれから把握していきたいと思っております。同じフロアというのは聞いている。
質問:現時点で、これまでの同じ職場の方を含めて、直近で飲み会をしていたとか、そういったのは確認をされているのか。
健康福祉部長:それも関心を持って調査していきたい。まだ把握していない。
質問:日本アクセスの住所を念のため確認したい。河原田町810でいいのか。
市長:河原田町であるが810までは。引き続きお調べいただければ。
質問:日本アクセスを公表されるときに、市長は5人の感染者を出した、という言い方をされ、社会的責任があるとして公表したと言うが、出したという言い方は、日本アクセス側が言っているのか、市長がおっしゃっているのか、責任という部分がどういう責任が。
市長:我々も公表していく責任があると認識している。当初、関係者の意向で社名は出してくれるなということで我々も控えていたが、本日3名、計5名以上といった状況になったということもあり、このまま社名を伏せ続けるのは、社会的にもどうなのかと判断し、やはり一定の発信はしていくべきだという認識の下、関係者に話をしながら本日の発表ということになった。
質問:日本アクセスが感染を拡大させる落ち度があったとか、そういうことはないか。
市長:それは確認できていないし、そういった認識はない。ただ、やはり5人という社会的インパクトも踏まえて発信をさせていただいたということである。
質問:もう一点、この日本アクセスの、四日市市の2例目の患者さんが最初だと思うが、感染者の感染経路はまだ全くつかめてないものなのか、何かしらヒントみたいなものはあるのか。
市長:今調査を続けているが、2例目の方はお亡くなりになられているので、なかなか限界もある。諦めずにしっかりと調査を続けていくが、非常に厳しい状況であるのはご理解いただければと思う。
質問:市としては、2例目の方が一番最初の感染者だと見ているのか。
市長:断定はできないが、時系列的に言うとそうかと。皆さんが思うようなレベルで認識はしている。
質問:確認だが、社名の公表は四日市市側から、これはもう公表する必要があるのではないかということで、会社側に了解を得て発表したという流れで良いか。
市長:実は既に、日本アクセスは自社ホームページで公開している。ただ、市の発表としては控えてほしいということで控えていたが、今日は踏み切ったということである。
質問:ホームページでは既に今日よりも前の段階で公表をしていた。ただ、市の発表の中で社名を挙げるのは勘弁してほしい、というのが相手側の意向だったということか。
市長:会社、またご遺族含めたご意向である。
質問:今日公表したのは、外回りの仕事も多くて、要するに接触する方々が結構いるのではないかと。そのためには、社名を公表したほうがいいのではないかという判断に至ったということか。
市長:そうである。やはり当事者として認識していただかなければならないので。
質問:何人目の段階からホームページで公開されたのか。
市長:日付によると、17日。
質問:5人とも営業マンと考えていいのか。
市長:そういう認識である。営業所であるので。
質問:先ほど、3人とも、5、6、7、同じフロアだったと聞いていまして、2、3の方も同じフロアだったということで良いのか。この2、3、5、6、7。
市長:同じフロアである。
質問:同じフロアだったということ。2例目の方含め、営業職が多いということだが、それは名古屋とか岐阜とか大阪とか、感染が広がっている地域までの営業とか、そういう地域とかはあるのか。
市長:それも含めて現在確認をしているということである。可能性はゼロではないと思う。
質問:前の記者会見で2例目と3例目の方が後ろになるような感じの席の近さと言っていたが、この5、6、7も、それくらいの距離の近さなのか、フロアの大きさはどの程度か。あと換気とか、その辺りはどうなのか。
健康福祉部長:11人のレイアウトなど具体的に把握できていない。申し上げたのは、2人の関係でどうかということで、背中合わせというのは確認できていたが、全体のレイアウトは把握できていない。
質問:部屋の広さとかは。
健康福祉部長:ワンフロアだが、正確な広さが不確かになり資料を手元に持っていない。
質問:広い、狭いというのもわからない。
健康福祉部長:申しわけございません。
質問:会社に確認する話かもしれないが、日本(にっぽん)アクセスじゃなく、日本(にほん)アクセスで大丈夫か。
健康福祉部長:これは、ホームページによると、漢字の日本に片仮名のアクセスで、英語表示がNIPPON。
質問:コピーライトのところを見ると、にっぽんアクセス。じゃあ、海外、英語だと「にっぽん」だが読み方だと「にほん」アクセス。
健康福祉部長:それはちょっと分からない。
質問:その会社としては、11人以上は検査の予定はないか。
市長:全員PCR検査を実施した。ですから11プラス2例目、3例目の方で13人の営業所だったということである。
質問:そこからパートさんがいるということではない。
市長:そういう理解でしている。
健康福祉部長:1点だけ補足させていただく。先ほどのご質問で、残り4人、四日市市として発表させていただくとお答えをしたが、万が一、陽性の反応が出るとその所在地の保健所も関係する。いずれにしても四日市としては発表させていただきたいと思うが、仮に万が一、陽性になると、所管の保健所が先に発表してしまうかも分からないが、その辺りはご容赦してほしい。
質問:5例目、6例目、7例目の人は接触者外来を受診している。自ら行ったパターンでなくて、保健所からか。
市長:2例目、3例目の濃厚接触者として、私どもが検査をするという段取りの中で受診したということである。
質問:県との認識のすり合わせが必要なのかもしれないが、クラスターが発生されたと言っているが、県内初のクラスターになるのか。
市長:県がどういう認識を取っているのかは分からないが、クラスター対策グループが出ているケースはある。
質問:ほかに2つ出ていると思う。
市長:そこを県がどういう認識を持っているのか。ただ、本件は本市としてはクラスターだと認識はしているということである。
質問:このすり合わせは県とはしてないのか。
市長:今後必要であればやっていく。ただ、県のクラスター対策グループの派遣をしていただいているので、何をもってというのはあるかと思う。
質問:今後PCR検査を予定するそれぞれ5、6、7例目のご家族の方を合計すると、何名の方を対象にPCR検査をされていくのか。先ほどはバラバラで教えていただいたが確認したい。
市長:主体がそれぞれの保健所になることをご了承いただきたいが、まず、5例目の方は愛知県のご家族がいるということで3名。6例目が岐阜県にお住まいの5名。7例目が本市にお住まいの3名ということで、3、5、3で11である。私どもが検査するのは7例目の3名だけということになる。
質問:それぞれ各県でやっていただくということか。
市長:基本的にそうお願いしていきたいと思う。
健康福祉部長:若干、補足させていただく。市長がお答えした通りだが、この3月末に例えば6例目と言っている、具体的な接触方法などを精査して、正式なPCR検査をしてもらうかどうかは具体的に決まってくる。今の気持ちとしては、こういうご家族に接触されたのでPCR検査の方向で考えているということでご理解ください。具体的に接触方法やご家族、そのときに接触がないとか、可能性はあるので、それはご容赦してほしい。
質問:変更の可能性があるということか。
健康福祉部長:変更の可能性があるということでご理解賜れば。
市長:各県でそれぞれのPCR検査の基準も異なる部分もあり、四日市だったら皆やりたいという思いはあるが、それぞれの事情に応じてということでお願いしたい。
質問:5、6、7の男性の方は入院の調整はついているとおっしゃられたと思うが、入院としてはまだということか。
市長:もうベッドは明らかになっていて、今準備しているということである。
保健所長:1名は今日入院することになっている。
質問:それは何例目の方か。
保健所長:7例目。
質問:7例目が今日入院。5、6は明日以降入院と。
保健所長:そうである。
質問:クラスターの認定というのは、主体は市か。県と市が認定したということになるのか。クラスターと判断したというのは、市が認定したのか。
市長:定義はどうなのか。国が5人以上をクラスターとして、例えばクラスターマップは5人以上で作っているのは知っている。そういう考え方に基づくとクラスターなのかと。明確な基準は確認しないといけないが、少なくとも国が作ったクラスターマップは5人以上で、該当するのではないかというのが今の時点の判断である。
質問:市が判断したということで。
市長:そういうことである。
質問:四日市市はPCR検査の結果が出るタイミングは決まっているのか。
市長:1日2回出る。
質問:2回となると発表のタイミングも1日多くて2回あるということか。
市長:多くて2回だと思う。
質問:何時と何時ですか。
市長:何時と何時か分からない。結果が出ただけでは記者会見できないので、その濃厚接触者調査などがある程度進んだ上で、情報を整えて、記者会見をするので、このタイミングか、早ければ昼過ぎぐらいではないか。
質問:昼過ぎと夕方、この時間ぐらい。
市長:通常はそうである。なかなかイレギュラーなこともあると思うが。ちなみに県も同じタイミングである。
質問:数字の確認をしたいが、今回11人のうち、そもそも7人をPCR検査していたということで、四日市市としては残り4人。7例目の方のご家族の3人は、その4人に入ってないのか。
市長:入ってない。会社の方が11人。
質問:つまり、現在手持ちでPCRを待っているのは4プラス3の7ということか。
市長:切り分けないといけないが、まず、会社の方の対象が11人。そのうち7人の結果が出て、3人が陽性で4人が陰性、4人が結果待ちである。4人の方は市外在住なので、PCR検査を市外の保健所で行っている。

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