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こにゅうどうくん

令和2年2月13日 記者会見要旨

問い合わせ番号:15861-3484-7221 更新日:2020年 2月 17日

市長定例記者会見

日時

令和2年2月13日(木曜日) 午前11時~

場所

7階部長会議室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、NHK、共同通信、CTY、時事通信、中日新聞、日本経済新聞、毎日新聞、三重テレビ、読売新聞

市側

市長、渡辺シティプロモーション部長、坂倉消防長、山本消防本部予防保安課 課長補佐、小宮商工農水部商工課 課付主幹・勤労係長、磯村政策推進部参事・秘書国際課長、森シティプロモーション部参事・広報マーケティング課長ほか

 

発表事項1.令和元年度四日市市産業功労者等の表彰式の開催について

市長:今日は、4つ。まず1つ目は、今年度の「四日市市産業功労者等の表彰式」の開催についてである。毎年実施させていただいており、四日市の産業の発展に貢献していただいた方々の表彰を行うものである。3名を選出させていただいている。まず、商業分野では数馬桂子様。四日市商工会議所の女性部会長、三重県商工会議所の女性連合会会長等を歴任され、女性経営者ネットワークの構築および社会貢献活動のリーダーとして先導的な役割を果たしていただいているというところである。また、「ばんこの里会館」の館長として地場産業の振興にも貢献していただいている。続きましてお二人目、工業の分野です。杉本弘次様。杉本様は、三重県建設業協会の役員および同会の四日市支部長等を歴任されまして、建設業界の発展、地位向上に大きく貢献をされているというところである。そして3人目、農林水産業の分野です。齋藤祐次様。齋藤様は三重四日市農業協同組合、現三重北農業の理事として生産振興、農業者の所得向上に向けた取り組みを推進されました。また、本市の農業委員会の会長も務めていただきまして、15年ということであります。また、三重県の農業会議の会長等を歴任され、三重県の農業施策の推進にも貢献されたというところです。本年は、この3名を被表彰者として選出をさせていただいている。続きまして、四日市市雇用優良事業所表彰である。これも3社。まずは、障害者の区分で竹屋様。障害者雇用率が3.43%である。また、高齢者の部として2社。社会医療法人の居仁会様。医療業というところで高齢者、65歳以上の雇用率が10.1%。2社目は、四日市ポートサービス株式会社様。港湾サービス業であるが、高齢者雇用率が44.1%というところである。3つ目、四日市市の「男女がいきいきと働き続けられる企業」表彰。これは、本年は該当なしというところである。奨励賞として、大宗建設株式会社様。総合建設業であるが、大宗建設株式会社様は時間単位での有給休暇取得や、法定を上回る介護休暇制度など、従業員のワークライフバランスを推進されており、また、法定を上回る産前・育児休業期間や看護休暇を規定し、仕事と子育て両立の支援マニュアルを整備するなど、従業員の子育てを支援されている。四日市市雇用優良事業所と「男女がいきいきと働き続けられる企業」表彰は、3月9日3時から、四日市市産業功労者表彰は3月11日1時半から行う。

 

発表事項2.令和2年「消防春ふぇす」を開催

市長:毎年恒例の「消防春ふぇす」を開催させていただく。今年で3回目。火災予防の普及・啓発を目的として、火災予防運動に合わせて実施しているイベントである。本年は2月29日土曜日10時から開催する。いつもどおり市民公園にて開催をするというところです。例年と同じような内容ではあるが、今年はクイーン四日市の村田さんを、1日消防長に任命させていただく。また、MACK-STYLEさんのコンサートやイベントも用意しており、今年の「消防春ふぇす」の目玉を幾つか挙げさせていただくと、今年度、四日市市は新消防車両を非常に多く購入させていただき新車両が8台ある。いつも数台程度だが、今年度購入した8台の新車両がずらっと並ぶ圧巻な光景が見ていただけると思っている。あと、VRを使った初期消火訓練も実施していきたい思っているし、毎年人気な「ちびっこレスキュー訓練」も行う。

 

補足説明

消防長:いつもこの「消防春ふぇす」に先立ち、かなり大がかりな特別消防訓練をやる。予防運動の前に、今回、都ホテルを使って特別消防訓練をさせていただくので、ぜひ取材していただけると市民にいろいろと火災予防を喚起できるので、よろしくお願いしたい。

  

発表事項3.市制施行123周年記念事業「出張!なんでも鑑定団in四日市」開催について

市長:市制施行123周年記念事業の1つとして、新しい取り組みを発表させていただく。テレビ東京系で放送されている「開運!なんでも鑑定団」のコーナーの、「出張!なんでも鑑定団」を6月14日に四日市で収録していただく。三重テレビでも放映してもらっている。今回は6月14日の収録に合わせ、お宝の募集と収録の観覧者の募集をさせていただく。鑑定希望は締め切りが3月31日、観覧希望は締め切りが4月30日と設定させていただいた。募集人数の観覧は1,200人程度というところ。多くの方にお越しいただきたい。それぞれで応募の仕方が異なっている。市としても観覧者はもちろんですが、お宝も集めなくてはと、ある意味責任があり、しっかりとPRしていきながら、市民、市外の方も結構なので、お宝をたくさんお持ちいただけることを願っている。市としましても、今月の2月の下旬号の広報にはチラシを折り込んだ。また広報マーケティング課や各地区市民センターの窓口にも配架しており、ぜひともおもしろいユニークなお宝がたくさん集まっていただけることを願っている。

 

質疑応答

質問:これはどういう経緯で開催されることになったか。テレビ東京からお話があったのか、それとも四日市からやってくれと。
回答:テレビ東京のほうからお話、打診があった。ちょうど市制施行123周年の記念イヤーでもあったので、それに合わせてこの番組の誘致ができないか、ということで調整をしてきて、決定した次第である。(広報マーケティング課)
質問:もともと123周年でやるつもりだった事業ということか。
回答:番組の制作会社としては、そういった事情は知らずに打診があったとのことである。我々としても、123周年とも合致するので、ちょうどいいのではと進めている。(広報マーケティング課)
質問:事業をやるに当たって市側の持ち出し、予算面の措置が必要になるものなのか。
回答:基本的に番組をしていただくための会場は自治体で用意している。今回の場合は、四日市の文化会館で。文化会館の会場費につきましては、我々が準備する形になっている。(広報マーケティング課)
質問:初めての開催か。
回答:市内で自治体として催すのは初めてだが、随分昔に萬古業界として誘致をした経緯があると聞いている。(広報マーケティング課)
質問:四日市での開催は初めてとは言えない。
回答:初めてではないように聞いている。(広報マーケティング課)

 

発表事項4.新型コロナウイルスに関連する肺炎の感染拡大に伴う友好都市・天津市への支援について

市長:新型コロナウイルスの拡大が世界で広がっており、我々も何かできることがあるかと考えていたところ、本市は1980年に中国の天津市と友好都市の締結をしており、新型コロナウイルスの発症国である中国に何か応援できないか、というところで、本市から天津市に医療用手袋5万枚をお送りすることになった。天津市では、現在2月11日時点で感染者が106名、うち2名の方が死亡されている。天津市でも広がりがあり、中国の局地的に大きなものと比べると小さいが、100名を超える患者がいて死亡者も出ている。そこでこういった対応をさせていただいた。本市は友好都市で、天津市とは頻繁にやりとりをしている中、要請もあった。実は、マスクを送りたかったが、マスクは確保が難しい状況で、その旨を伝えたところ、とにかく何でもいいから関係するものを送ってほしい、という危機的な状況で、我々も何ができるのかと考え、医療用手袋の確保のめどがつき、今回支援させていただくことになった。いろいろ県内の自治体にも要請が来ているらしいが、実際に支援を決めている所はなく、三重県では四日市が初めての支援になろうかと思っている。ぜひとも早期の終息を願うところである。天津市の人民政府外事弁公室と我々の秘書国際課がやりとりを常に行っており、こういった流れの中での決定となった。ちなみに、天津市とは今年、友好都市締結40周年を迎えるというところです。

 

質疑応答

質問:友好都市、姉妹都市、正式な言い方は。
回答:友好都市が正式な名称である。(秘書国際課)
質問:1980年に友好都市提携。
回答:そうである。(秘書国際課)
質問:天津との友好都市のきっかけは。
回答:そもそもは昭和50年代の話になる。四日市市が中国の都市と友好都市提携を結びたいと考えたときに、特に石油化学の環境問題への関心が高い天津市と結べれば、という話が昭和53年ごろにあり、そこが契機で友好都市提携に至ったと聞いている。天津市のホームページに載せてある情報として友好都市の情報がある。(秘書国際課)
質問:天津市からの要請はいつごろ、外事弁公室からどういった内容の要請があったのか。
回答:具体的には、提携の40周年の記念事業のことで去年から頻繁に先方とはやりとりをしていた。1月に入ってからの報道を見ている状況で、これはちょっと心配だなと思い、春節で休みであろうと思われたが、1月の31日に先方の担当者レベルに、メールでお見舞いを申し上げるとともに、何かご支援できることはあるかと聞いたところ、いろんな物資が手に入らないので助けてほしい、という返事があった。先方もマスクは手に入りにくいのは承知の上での話だったので、先方が手に入れたいと思っている物の一覧をメールで送ってもった。その中に、マスクを初め防護服、ゴーグル、シールドといったものがあり、手袋もそこに入っていた。シューズカバー、消毒薬も物がないという連絡をいただいた。私どもで手に入るのかどうかを市立四日市病院にも相談し、業者を紹介してもらい、そこへ1件ずつ電話をして確認をしたところ、何とか手袋ならば在庫があり、すぐに納品が可能だという業者を見つけることができた。そこで調達契約課とも相談し、契約ができればそこで納品してもらおうという運びになった。(秘書国際課)
質問:手袋とは、採血をするときに看護師がしているような。
回答:医療用の薄手のゴム手袋である。(秘書国際課)
質問:調達した5万枚というのは、全て四日市市内の業者からか。
回答:そうである。正確に言うと、今契約手続中というところで、在庫をお持ちであるということは確認しており、納品はしていただけると考えている。(秘書国際課)
質問:担当者レベルのメールというのは1月31日。
回答:31日に送った。(秘書国際課)
質問:担当者というのは。
回答:秘書国際課。(秘書国際課)
質問:中国から返信があったのは即日。
回答:即日お返事があった。(秘書国際課)
質問:31日が大体のやりとりということか。
回答:恐らく、春節のお休みの期間だったので、返事は週明けになると思いつつお送りをしたところ、即日でお返事があり、これはちょっとただ事ではないと感じ取ることができた。(秘書国際課)
質問:市長のほうから、早期の終息を望むというようなことだが、友好都市にこういった支援をするということで、もう一度天津市に対するエール、メッセージを。
市長:40年間交流を続けてきたわけで、交流はもちろん、互いが困っているときに助け合える関係が友好都市であると認識している。先方がお困りのときには、私どももできる限りのことは対応する姿勢の下、取り組んでいる。天津市、また中国、日本もそうだが、全世界の早期の終息を願うばかりであり、我々は、まず友好都市である天津市にしっかりと支援をしていくということで取り組んでいきたい。
質問:この手の支援というのを中国にすると、特にツイッター上などで、まず支援は日本人だろと騒ぎ出す現象が見られるが、その点についてはどのように受け止めたらいいと思うか。
市長:医療用手袋が国内でどういう状況か、余り聞いていないが、特に、日本に対する支障はないという判断の下、支援させていただく。
回答:マスクのように一般市民の方々が日常にお使いになられるものではなく、市立四日市病院もそうだが、医療機関で必要量は必ず確保しており、それほど市民の皆さんにご迷惑をおかけすることはないと思っている。(秘書国際課)
質問:今回のいろいろな一連のことで40周年の記念事業とか、これまで行ってきた交流事業への支障というのは特段ないのか。
市長:予定では8月。
回答:最初の事業が8月で状況を見て、終息に向かっていれば予定どおり。今、予算要求中で、まだ確定ではないが、実施できればと考えている。(秘書国際課)
質問:例えば、向こうから人が来たりとかこっちから行ったりというような通常の交流というのは特にないのか。
市長:毎年、学生に四日市に来てもらい、環境の勉強をロングビーチ等含めて、ロングビーチ、天津と我々四日市の学生が学ぶ機会の環境学習塾を夏に実施している。環境の関係で、天津に環境セミナーという形で職員も毎年定期的に行っており、定期的なやりとりというのは常にある。今回、特に5年に一度の周年事業というのが大きなイベントとしてあるが、平時のやりとりは毎年やっている。
質問:時期的には夏なので、今すぐに通常の交流事業に支障があるということではないということか。
市長:そういう状況である。様子を見ながら今後判断していくことになると思う。
質問:ふだんの年は、天津から学生を招いたり、こちらから職員が環境セミナーという形で向こうに行ったり、こういう交流を毎年やられているわけか。今年は8月の最初に予定している記念事業というのは、ざっくりどんな感じ。
回答:団長の市長を初めとする、公式の団で天津市を訪問したいと思っている。(秘書国際課)
質問:要するに訪中団。
回答:そうである。(秘書国際課)
質問:四日市は、ほかの中国の都市とは特に提携はないか。
回答:中国では天津だけである。(秘書国際課)
質問:送られた手袋は、人民政府外事弁公室に送られた後に、どこに配布される。
回答:天津市にも赤十字があり、そこを通して各医療機関へ配布されると聞いている。(秘書国際課)
質問:医療機関の数は分かるのか。
回答:それは存じ上げていない。(秘書国際課)

 

その他

質問:3月27日に渡航予定をしていたクルーズ船のオーシャンドリームが、クルーズの中止を決めたが、四日市港への寄港も中止になったということで、もしかしたらご存じないかもしれないが、改めてこの新型コロナウイルスに関し、四日市市内で観光面、産業面で何か影響というのは何か報告を受けているのか。
市長:クルーズ船が寄港していただけなくなったのは、私も知りませんでしたが残念である。やはり、四日市もクルーズ船の誘致活動を行っており、早く寄港していただけるような環境に戻ってほしいと思っている。観光という面での影響は確認していないし、各市内企業に確認をしているが、特に大きな支障が出ている状況ではないということである。ただ、中国からの原材料や製品の輸出入が滞ることを懸念する声というのは聞いており、今後影響が出てくる可能性もあるということである。これからも注視はしていきたい。

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 広報マーケティング課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8階)
電話番号:059-354-8244
FAX番号:059-354-3974

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