令和2年03月27日　記者会見資料　新型コロナウイルスに関する四日市市の緊急予算対応について

　新型コロナウイルスに関する四日市市の緊急予算対応について国は、新型コロナウイルス感染症対策本部が緊急対応策第2弾を3月10日に決定したことを受け、同日に、令和元年度の予備費使用について閣議決定を行った。
　また、三重県は、3月13日に緊急経済対策を取りまとめ、中小企業・小規模企業の資金繰りが厳しい状況にあることから、県内金融機関に対してきめ細かな対応を要請した。
　市でも、国や県の緊急対応策と連動しつつ、次の通り、速やかな対応を実施するとともに、令和元年度既決予算や予備費、令和２年度補正予算によって柔軟に所要の予算措置を行っていく。
　さらに、国の補正予算による経済対策については、骨子等が明らかになり次第、本市でも早急に予算案を編成し、速やかに市議会への上程を目指す。

本市の緊急予算対応

1. 保健所長等の判断による行政のPCR検査に加え、民間検査機関によるPCR検査費用についても、医療保険適用分を除く本人負担分を公費負担（補助率10/10、国1/2・市1/2）
2. 保育所等における衛生用品（空気清浄機、体温計等）の購入補助
   （国補助10/10、1施設上限50万円）
3. 医療機関の設備整備支援
   （市立四日市病院における人工呼吸器2台および体外式膜型人工肺1台の購入、基準内補助10/10、国1/2・県1/2）
4. 小学校の臨時休校に伴う学童保育所や放課後等デイサービス等の追加経費を全額国費で措置（国補助10/10、@30,200円/日、障害児加算＋6,000円/日）
5. 小中学校の臨時休校に伴い、キャンセルできなかった食材費や保護者への学校給食費の返還に伴う口座振込手数料等を支援（補助率10/10、国3/4・市1/4）
6. 新型コロナウイルス感染症による売上高減少などの影響を受けた市内の中小企業・小規模事業者の負担を軽減するため、融資の保証料補給を拡充
   （国のセーフティネット保証等に関する融資の保証料の一部を補助する。市単事業）
   （新年度から四日市市中小企業振興資金を拡充し、新型コロナウイルスに対応する。
   加えて、保証料補給を現行より上乗せする。市単事業）
7. 新型コロナウイルス感染症の発生により影響を受けた方々への市税の徴収猶予等
8. 年度内に執行が困難となった公共工事等の柔軟な繰越対応とともに、イベント等の中止による補助金返還や委託料精算について、特段の配慮と柔軟な手続きを行う。
9. 新型コロナウイルス感染症の影響により、本市の公共施設の利用予約をキャンセルした使用料等については、速やかに全額を返却する。

＜お問い合わせ先＞
財政経営部 財政課
担当：廣田
電話:059-354-8130　FAX:059-359-0275