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令和2年1月 仕事始めの式

問い合わせ番号:15783-7383-1043 更新日:2020年 1月 8日

仕事始めの式

 皆さん、明けましておめでとうございます。

 2020年がスタートしました。令和が始まって最初の新年ということで、改めて新しい時代がスタートしたなと感じる年明けを迎えました。今回の年末年始は休みの期間が長かったのかなと思っております。年末年始に出勤してもらった方もいると思いますが、多くの方はゆっくりしていただけたのかなと思っております。

 私自身は、年末年始にスポーツを見る機会が多くありまして、さまざまなスポーツを観戦して楽しませてもらいました。私はラグビーをやっているのでラグビーの話をしたいところではありますが、一番印象的だったのは四日市中央工業高校です。全国高校サッカー選手権大会で頑張ってもらったのが非常に嬉しかったです。昨日残念ながら準々決勝で敗退してしまいましたが、ベスト8まで頑張ってもらいました。この伝統の四中工の試合を正月に家でテレビ観戦することは、四日市の人間としての楽しみの一つなのかなと思います。

 また、これは年末になりますけど、四日市工業高校が全国高等学校駅伝競走大会に16年ぶりに出場して15位となり、三重県の高校記録を更新しました。これもまた伝統校の復活になるのかなと思っておりまして、スポーツが四日市関係で盛り上がってきていると感じているところです。

 今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されますし、それに伴う形でさまざまなスポーツイベントも開催されます。国体のプレイベントもありますし、そういった意味では、スポーツというのが今年の一つのキーワードになってくるのかなと思います。

 それでは、今年の展望について二つお話をさせていただきたいと思います。まず一つ目は、やはり総合計画がこの4月からスタートするということです。昨年の11月定例月議会で基本構想・基本計画を議決いただいたところであります。おおよそ1年半の期間を経て、本当に皆さんにご尽力いただき、なんとか議決いただきました。

 ただ、これで終わりではありません。大きな方針が決まり、4月からいよいよ10年間がスタートするわけですが、その第一歩をどうスタートしていくかが今からの3か月間の勝負ではないかと思います。推進計画、そして計画初年度である来年度予算に何をどう盛り込んでいくかというところについて、今、現場でいろいろ協議してもらっているかと思いますが、最後の最後まで万全の準備を進めてもらいたいと思います。

 改めて申し上げますが、総合計画では、本市は東海エリアにおける西の中枢都市として飛躍するという文言を入れております。東海エリアにおいて、四日市市がいかに存在感を示していけるのかという重要な10年間であると思います。この四日市の産業構造であるとか、今の経済状況、また立地的な特性を考えると、存在感を示していくに十分な条件は揃っていると思います。今までぐっとためてきた力をこの10年間に大いに発揮していけるような準備を、今年度残り3か月、しっかりと進めていただきたいと思います。

 二つ目は、市制施行123周年です。今年で四日市市制施行123周年を迎えます。ご存じのように、「1、2、3、四日市!」ということで、大いに盛り上げていきたいと思っています。なかなかそうはこういったチャンスは巡ってきません。本当に何年に一回あるかないかの大きなチャンスだと思います。千載一遇の大きなチャンスをシティプロモーションに生かしていきたいと思います。
かねてより話をしているのですが、私は、シティプロモーションはシティプロモーション部だけが取り組むものではなくて、市役所全体として取り組んでいかなくてはならないと考えています。これについても、来年度に向けて3か月準備期間がありますが、意識した事業等を検討いただきたいと思います。そして、市役所全体で大いに123周年を盛り上げて、四日市をどんどんPRしていけるような年にしていきたいと思います。

 最後に、これはずっとお話をさせてもらっていますが、市役所の働き方改革、ワーク・ライフ・バランスの充実に、今年もしっかりと取り組んでいきたいと思います。昨年は、働き方改革推進本部を立ち上げました。そして、8月には、所属長220人全員のイクボス宣言を行ったところです。四日市市役所には、じわじわとこういった意識が浸透してきておりまして、昨年度、男性職員の育児休業取得率は22%を超え、全国平均の3倍以上の取得率を誇っております。今年度も、昨年度を超えるくらいの水準で推移していると聞いていますので、こういった流れをもっと強いものとしていきたいと考えています。

 また、働き方改革については、時間外勤務を減らすということは大きなテーマですが、ただ時間外勤務を減らそうというだけでは精神論になってしまいます。ぜひとも、各部署で業務改善を心がけていただきたいと思います。その業務改善に向けた取り組みとして、今年度は、AI、IoTの導入に向けた予算を多く取っています。そして、ICT戦略課が中心になってさまざまなシステム導入に力を注いできております。例えば、この年明けの新聞紙面でも、嘱託職員の面接試験においてAIを活用する実証実験を行うことについて報道していただきました。こういった試みは大きく注目を集め、四日市市役所の力を他のまちに示す一つのツールでもありますし、職員自体の働き方改革、業務量の軽減につながるものになると考えています。

 来年度も、こういったAI、IoTに係る予算をしっかりと取っていきたいと思っています。実際にいろいろな案が上がってきているのですが、部署によってトーンが異なっておりまして、いろいろな提案をしてもらっている部署はどんどん進んでいく一方で、なかなか提案がない部署もあります。ぜひとも、部下の働き方を変えていくということを考えてもらって、しっかりと部長・課長が陣頭指揮をとり、こういったAI、IoT化を進めていただきたいと考えています。そして、四日市市役所が一丸となって、2020年も力強い一年になっていくことを期待しています。

 とにかく、新総合計画の1年目となる来年度の当初予算は、非常に注目を集める予算となると思います。これから、予算編成、そして2月定例月議会と続いていきますけども、しっかりと準備を整えて、4月からの力強いスタートにつなげていただきたいと思います。皆さんとともに一年間頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 秘書国際課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8F)
電話番号:059-354-8111
FAX番号:059-354-3974

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