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令和元年11月15日 記者発表資料 富士物流株式会社三重支社における土壌汚染について

問い合わせ番号:15737-8302-8702 更新日:2019年 11月 15日

1.発表内容
 令和元年11月15日、三重県生活環境の保全に関する条例第72条の4第1項の規定に基づき、富士物流株式会社(東京都港区三田三丁目10番1号 代表取締役社長 渡部 能徳)から同社三重支社(四日市市富士町1-27)において、土壌汚染の発見に係る届出書が提出されました。
 届出によると、同社は倉庫の建て替えを計画しており、令和元年9月9日から令和元年9月23日にかけて、自主的に、土壌汚染対策法で特定有害物質として定められている重金属類を対象に、敷地内の任意の5地点(別添位置図)の土壌を混合して調査を実施したところ、鉛及びその化合物が土壌含有量基準を超過しました。
 なお、令和元年10月25日から令和元年11月1日にかけて、鉛及びその化合物の土壌含有量に関して敷地全体で土壌汚染対策法に基づく調査方法により、土壌調査を実施したところ、基準超過はありませんでした。このことにより、土壌汚染は限定的であり、当該土地からの周辺への影響はないと考えられます。
 なお、自主調査による基準を超過した有害物質及び濃度は次のとおりです。

土壌調査結果(含有量)

物質名 最大濃度
(土壌含有量基準の倍数)
土壌含有量基準 汚染深度
鉛及びその化合物 170mg/kg(1.13倍) 150mg/kg 表層~1.0m

 

2.対応方針
 (1) 本日(11月15日(金))、現地にて立入調査を実施します。
 (2) 自主調査において有害物質が検出された区画については、飛散防止措置を講じるように指導します。

【参考】
鉛について
 古くから人類に利用されていた金属であり、現在でも鉛蓄電池やはんだ等に広く用いられています。地殻の表層部には重量比で0.0015%存在し、広く存在するため、地質等に由来するものも発見されます。そのため、人の組織等にも通常存在しますが、高濃度の鉛では貧血や筋肉の虚弱などの中毒症状があらわれます。また、無機鉛化合物では発ガン性があるとされています。
 

別添位置図(PDF/172KB)

以上

【問い合わせ先】

四日市市 環境保全課(担当:大気水質係 山川、山中) 電話:059-354-8189

 

このページに関するお問い合わせ先

環境部 環境政策課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎5F)
電話番号:059-354-8188
FAX番号:059-354-4412

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