令和元年06月11日 記者発表資料 平成31年度学習支援展示「四日市空襲と戦時下のくらし」
問い合わせ番号:15598-0862-2702 更新日:2019年 6月 11日
平成31年度 学習支援展示
「四日市空襲と戦時下のくらし」
記者発表資料
四日市市立博物館
会期
令和元年6月11日(火)~9月1日(日)
毎週月曜日休館(祝日の場合はその翌平日) ただし、8月13日(火)は開館
午前9時30分から午後5時
会場
四日市市立博物館 2階 常設展示室・ 3階 白里亭 および ロビー
〒510-0075 四日市市安島一丁目3番16号 TEL059-355-2700
開催趣旨
年々、戦争の実像について伝えていくことが困難となっていく中、戦争の記憶を 風化させることなく、今を生きる人々、特にこれからの未来を担う子どもたちに平和の尊さを伝えることができるよう、四日市空襲や戦時下のくらしの様子を実物資料や模型・写真パネルで紹介し、戦争の無意味さ、悲惨さへの理解を深める展示を行いたい。また、今を生きる四日市空襲を経験された人々の思いを次の世代へと受け継いでいく場として本展示を活用したい。
展示構成
1.体感スペース(1)(2F四日市公害と環境未来館「昭和初期のくらし」)
・四日市公害と環境未来館2F、昭和初期のくらし原寸大再現展示において、戦時中のくらしの資料を展示し、当時の切り詰められたくらしの様子を再現していきたい。戦争中のくらしがイメージできるように生活用具と歴史資料を効果的に組み合わせ、より体感的に理解を深められる展示を行う。
2.展示スペース(3F常設展「時空街道」内「白里亭」)
・四日市空襲にかかわる貴重な資料をスペースの許す限り展示していきたい。
出征兵士~少国民の世界~銃後の暮らし~銃後の守り~終戦に至る動きを館蔵資料を用いて、表現する。戦意高揚を目的とした資料や召集令状、日の丸寄せ書き、千人針などの戦地に身近な人を送り出す資料、戦時中に発行された書籍など当時のくらしを見つめる資料を系統的に展示し、学習支援展示としての解りやすさ、見取りやすさに留意した展示を行う。また、新しく収蔵された資料を展示していくことで、内容の充実を図る。
3.体験スペース(2)(3Fロビー)
・空襲の資料写真、焼夷弾・防空壕の模型など戦争を知らない子どもたちに戦争の恐ろしさをイメージしてもらうための資料をロビーに展示する。
平成7年度四日市空襲50年特別展に作成した映像と四日市空襲体験者の語りの上映も行う。
また、1945年7月24日、8月8日に四日市に投下された模擬原子爆弾パンプキンについても紹介する。
関連行事等
○子ども博物館教室 ジュニア学芸員養成教室
6月16日(日) 「四日市空襲を語り継ごう」
四日市空襲体験者を講師とした「語り」の会を開催。
注:自由参加で、一般の方の参加も可能。
担当 博物館 企画普及係 倉田文美 059-355-2702 (企画普及係 直通)
このページに関するお問い合わせ先
三重県四日市市安島一丁目3番16号
電話番号:059-355-2700
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