市指定文化財「旧四郷村役場」の魅力に迫る!!
問い合わせ番号:15559-1783-9740 更新日:2019年 5月 8日
市指定文化財「旧四郷村役場」の魅力に迫る!!
1.目的
市指定文化財である旧四郷村役場は、令和3年(2021)に築100年を迎えます。平成31年4月の改正文化財保護法の施行により、文化財はこれまでの“保護”に加えて“活用”をより行っていく方向になりました。さまざまな活用をとおして多くの方に「旧四郷村役場」を知ってもらい、さらに次の100年に継承するために、耐震補強・復原修理を行うことを考えています。以下のイベントをとおして整備に対する市民の意見を聞く機会を設けるとともに、旧四郷村役場の文化財的価値を発信します。
2.イベント内容
(1)講演会「旧四郷村役場の魅力」
(1) 開催日時 令和元年 5月26日(日)13:30~15:30
(2) 会場 四日市市総合会館8F 視聴覚室(定員200人)
(3) 内容 【1】事業の趣旨説明
【2】講演「四郷村役場の魅力」三重大学名誉教授 菅原 洋一 さん
(4) 申込み等 不要 無料
(2)現地見学会「きて、みて、あじわう四日市市の近代化」
(1) 開催日 6月15日・7月13日・8月17日・9月14日(土曜日)
1回20人(10人×2班) 各日(1)10時、(2)13時 合計160人
(2) 場所 旧四郷村役場(西日野町3375)
(3) 案内人 6月:栁澤 宏江さん(四日市市文化財保護審議会委員)
7、8、9月:市 社会教育・文化財課職員、四郷郷土資料保存会会員
(4) 内容 建物の見学説明&DVD鑑賞
(5) 申込み 第1回6月15日の現地見学会の申込みは、5月27日(月)午前9時より受付開始(先着順)。希望時間(10時、13時、またはどちらでもよい)、代表者名と電話番号、参加人数を電話、Eメール、または直接社会教育・文化財課(市役所9階)へ。第2回目以降は、後日募集します。
(3)シンポジウム「旧四郷村役場を中心とした保存活用」
(1) 開催日時 令和元年 7月 6日(土)13:00~15:40(予定)
(2) 会場 四日市商工会議所ホール(定員300人)
(3) 内容 【1】事業の趣旨説明
【2】基調講演「桑名の歴史的建造物と活用」
桑名市産業振興部観光文化課 水谷 芳春 さん
【3】パネルディスカッション
コーディネーター 栁澤 宏江さん
パネリスト 菅原 洋一さん
吉村 利男さん(三重県史編集委員)
北野 保さん(元四日市市職員)
古川 芳彦さん(四郷郷土資料保存会会長)
(4) 申込み等 不要 無料
3.旧四郷村役場について
旧四郷村役場は、1921年に伊藤伝七(十世)の投じた寄附金をもとに建設された建造物で、四郷村と四日市市との合併後も四郷出張所として使用され、昭和54年に新しい地区市民センターができるまで利用されていました。
「大正時代の建造物ではあるが、明治時代の建築様式を伝える洋館風で、当時としては最高の技術を取り入れたものであり、市内に現存する数少ない近代建築」として、昭和57年に市指定有形文化財として指定されました。
現在は「四郷郷土資料館」として地元の市民団体「四郷郷土資料保存会」が運営しています。展示内容には、四郷発展の基礎となった製糸・醸造・製茶などの産業関連や郷土の偉人、三重軌道八王子線(現四日市あすなろう鉄道)など、地区の歴史を網羅し、地域学習に訪れた小学生が直接触ることのできる道具として民俗具等の展示が行われています。
4.注意事項
イベントには、公共交通機関の利用を推奨します。現地見学会時に自家用車を利用される場合は、四郷小学校の駐車場が利用可能。
以上
5.問合せ先
四日市市教育委員会 社会教育・文化財課(担当:山根)
電話:059-354-8238 Fax:059-354-8308
このページに関するお問い合わせ先
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎9F)
電話番号:059-354-8238
FAX番号:059-354-4873