「地元のいいもの発見！地産地消バスツアー」を開催しました

　３月２２日（金）、「地元のいいもの発見！地産地消バスツアー」を開催し、参加者４５人が地場産品の流通、生産現場などを訪問しました。

　まず、北勢地方卸売市場（河原田町）を訪れました。普段は一般公開されていない水産物・青果物の市場を見学しました。その後、DVDを見て、市場の仕組み・食の安全への取り組みなどについて説明を受けました。 

　次に、伊勢蔵株式会社（泊町）を訪れました。木桶で何年もかけて熟成させることで、乳酸菌や酵母菌などの菌が育つため、手間がかかるが大手業者では出せない味を出すことができるなどといった話を伺いました。

　次に、茶業振興センター（水沢町）を訪れました。四日市のお茶についてのDVDの観覧や、急須を使った「かぶせ茶」のおいしい入れ方の実践も行われました。少し冷ました湯を入れることで、よりまろやかな味になるなど、普段と違うお茶の入れ方に皆さん興味津々でした。

　次に、うなぎ昇り株式会社（大字羽津）を訪問しました。トマトの生産現場・直売所見学といちごの摘み取り体験もさせていただきました。トマトの生産現場では、トマトの品種や栽培方法についてのお話を伺いました。またいちごの摘み取り体験では、パックいっぱいにいちごを摘み取る様子が見られました。

　最後に、九鬼産業株式会社（尾上町）を訪問しました。参加者の方の中には、日頃から同社のごま油を使用している方もおられ、熱心に話を聞く様子が見られました。

　今回のバスツアーで訪問したのは四日市の地場産品の一部ですが、実際に生産農家や生産に携わる方々と触れ合ってもらうことで、地場産の魅力を身近に感じてもらい、少しでも地産地消について考えてもらう機会になれば嬉しく思います。