六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画の認定証交付式

平成３１年３月２０日（水）四日市市役所にて、六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画の認定証交付式が行われました。

　これは、農林漁業者等が、農林水産物及び副産物（バイオマス等）の生産及びその加工又は販売を一体的に行う事業活動に関する計画を策定し、農林水産大臣が認定するものです。平成３１年２月期認定（平成３１年２月２８日付け認定）では、三重県の事業者の計画が４件認定され、本市では池田製茶さんの計画が認定されました。（本市の認定は通算７件目）

　池田製茶さんは、水沢地区で「やぶきた」のほかに１０種類ほどの品種のお茶を栽培し、かぶせ茶の品評会で上位を占める「さえみどり」や三重県北部の気候に合うとされる「きらり３１」の栽培にも積極的に取り組んでいます。また、日本茶に合うパンとして、茶入りのパンを開発・販売しています。

　池田さんの計画は、茶園に隣接した場所にアンテナショップを開設し、茶農家だからできる単一品種のお茶を販売するとともに、お茶の淹れ方体験やお茶菓子づくりなどのワークショップを開催するというものです。お茶や茶農家、かぶせ茶の有数の産地である水沢地区を広くＰＲすることで、「伊勢茶」のブランド化を目指します。

　交付式では、東海農政局三重支局の藤田地方参事官から、池田さんへ認定証が交付され、その後、各出席者から激励の言葉が送られました。
 　池田さんからは、「お茶の魅力を発信できる窓口となるよう、アンテナショップの９月開店を目指したい。」と意気込みが述べられました。