平成31年03月22日　記者発表資料　四日市あすなろう鉄道の台車展示について

平成３１年　３月２２日

市政記者クラブ各位

四日市市都市整備部都市計画課

四日市あすなろう鉄道の台車展示について（お知らせ）

　四日市あすなろう鉄道の歴史は古く、大正時代に沿線の四郷地区で、醸造業・製糸業・製茶業などの産業が栄え、これら地域産業の発展のため、大正元年より運行を開始しました。我が国で明治末期から大正にかけて建設された鉄道の多くは、特殊狭軌（ナローゲージ）と呼ばれる線路幅762mmの鉄道でしたが、現在ではそのほとんどが無くなり、全国で３ヶ所しか運行していない歴史的にも貴重な鉄道です。
　この度、車両の更新に伴い運行を終了した車両の台車を、全国で唯一、特殊狭軌の分岐点がある日永駅において展示しました。この台車は、昭和６年から使用されていたものであり、間近に特殊狭軌の台車を見られるところは全国でもここだけです。さらに、標準軌、狭軌のレールや車輪・車軸も併設して展示しており、３種類の線路幅の大きさの違いを実感していただけるものとなっています。
　ぜひ御社にて取材・報道をお願いいたします。

記

■展示開始日
　平成３１年３月２０日（水）【常設展示】
■展示場所
　四日市あすなろう鉄道　日永駅ホーム
■展示物
　・特殊狭軌（762mm）の台車　【四日市あすなろう鉄道で使用】
　・狭軌（1,067mm）の車輪・車軸　【養老鉄道で使用】
　　※標準軌（1,435mm）の車輪・車軸も今後展示予定。