感染性胃腸炎に注意しましょう!(ノロウイルスによる食中毒予防について)
問い合わせ番号:15446-7123-3058 更新日:2024年 11月 14日
感染性胃腸炎について
感染性胃腸炎は、冬から春にかけて流行しやすい感染症です。
原因となるウイルス
「ノロウイルス」「ロタウイルス」などです。
季節によって、流行しやすい原因ウイルスが変わります。
春~初夏:ロタウイルス
冬季:ノロウイルス
主な症状
下痢、吐き気、おう吐、腹痛(発熱は軽度) など
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24~48時間の潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)を経て、
通常は症状が1~2日続いた後、回復します。 - 症状がひどい場合、脱水症状を起こす場合があります。
感染経路
- 症状のある人のおう吐物や便から、手指を介して口に入り、感染する場合
- 汚染された水、食品から感染する場合
予防方法
家庭においては、次の点に注意して、食中毒の予防にも心がけてください。
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手洗い
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調理前後、食事前、トイレの後、おむつ交換の後、患者の世話の後などには、
石けんを使って流水で手をしっかりと洗いましょう。
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調理前後、食事前、トイレの後、おむつ交換の後、患者の世話の後などには、
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患者の排泄物(吐物や便)の処理時の注意
- 処理をする人の感染を予防するため、マスクや使い捨て手袋を着用しましょう。
- 窓を開けるなど換気を心がけましょう。
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おう吐物などで汚れた床を拭く場合は、次亜塩素酸ナトリウムの塩素系消毒剤や
家庭用塩素系漂白剤(塩素濃度0.02%で薄めたもの)で拭き、消毒しましょう。 - 拭き取った雑巾、ペーパータオルは、ビニール袋に入れ消毒、密閉し捨てましょう。
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食品の加熱
- 食品は十分に加熱して調理しましょう。
- 調理したまな板や包丁は、すぐに熱湯消毒しましょう。
また、食品関係事業者においては、特に従事前の従業員の健康チェックを行い、下痢やおう吐等の症状がある方は、調理に従事しないようにしましょう。
症状が治まっても、通常では1週間程度長いときには1ヶ月程度はウイルスが排泄されている可能性があるので、注意が必要です。
消毒について
ノロウイルスやロタウイルスには、アルコール消毒は効果がありません。
おう吐・下痢の症状がある場合は、煮沸消毒(85℃以上で1分以上)を行うか、次亜塩素酸ナトリウムを使用して消毒しましょう。
※次亜塩素酸ナトリウムは使用期限内のものを使用してください。
消毒液の作り方(原液濃度5%の場合)
消毒対象 | 濃度 | 水と原液の使用量 | |
便や吐物が付着した床、便器など |
0.02% 200ppm |
水 | 2Lのペットボトル1本 |
原液 |
10ml (ペットボトルキャップ2杯) |
||
拭き取ったおう吐物や手袋など(ビニール袋に密閉し、おう吐物を浸す) |
0.1% 1000ppm |
水 | 500mlのペットボトル1本 |
原液 |
10ml (ペットボトルキャップ2杯) |
三重県の感染性胃腸炎定点当たり患者届出数
週 | 四日市市 | 三重県 |
第41週(10/7~10/13) | 3.57 | 3.58 |
第42週(10/14~10/20) | 1.71 | 2.89 |
第43週(10/21~10/27) | 2.57 | 3.60 |
第44週(10/28~11/3) | 3.43 | 3.87 |
第45週(11/4~11/10) | 1.29 | 2.93 |
定点とは、発生状況を知るために県が指定した医療機関(小児科)で、県内には45医療機関(うち、四日市市7医療機関)あります。
関連リンク
- 感染性胃腸炎(三重県感染症情報センター)
- ノロウイルスQ&A(厚生労働省ホームページ)
- ノロウイルス感染症とは(国立感染症研究所 感染症情報センター)
- 高齢者介護福祉施設における感染対策マニュアルについて(厚生労働省)
- ノロウイルスによる食中毒予防対策リーフレット(厚生労働省)
- ノロウイルスの消毒方法(内閣府)
- 介護現場における感染対策の手引き第3版(厚生労働省老健局)
お問合せ先
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感染症のことについて
四日市市保健所 保健予防課
TEL:059-352-0595
FAX:059-351-3304
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食品のことについて
四日市市保健所 衛生指導課
TEL:059-352-0592
FAX:059-351-3304