平成30年10月09日 記者会見要旨
問い合わせ番号:15400-2139-8273 更新日:2018年 10月 19日
市長定例記者会見
日時
平成30年10月9日(木曜日) 午前11時~
場所
7階部長会議室
出席者
報道機関
朝日新聞、伊勢新聞、共同通信、CTY、中日新聞、毎日新聞、読売新聞
市側
市長、渡辺シティプロモーション部長、磯村政策推進部参事・秘書国際課長、森シティプロモーション部参事・広報マーケティング課長、長谷川国体振興課長、小松観光交流課長、大本国体振興課副参事ほか
発表事項1.霞ケ浦テニスコート(四日市テニスセンター)オープンイベント開催について
市長:今年5月に供用開始になっている霞ケ浦テニスコートは、四日市テニスセンターという名前に変わっていくが、夏に高校総体が行われた以外にオープンイベントを実施していく。今、二つのオープンイベントの実施を予定している。
まず、トッププレーヤーによるテニスレッスン会である。本市の観光大使でもある、日本テニス協会の専務理事の福井烈さん、アテネパラリンピック車いすテニス金メダリストの齋田悟司さんをコーチに招いて、テニスレッスン会を行う。日時は10月14日10時からである。このテニスレッスン会でのメインとして、エキシビジョン・マッチをさせていただく。試合形式はニューミックスダブルスである。車いすのプレーヤーと、健常者のプレーヤーがダブルスを組むもので、福井さんと地元の車いすテニスプレーヤーの組と、齋田さんと地元の高校生のテニスプレーヤーがペアを組んで試合をしてもらう。その後、テニス・車いすテニスのレッスンを行う。参加者は本市テニス協会加盟の小・中学生、高校生および成人女性50人程度と、県内外の車いすテニス競技者20人程度で設定している。まだ当日分について若干名の参加を受け付けており、是非とも幅広い形でご参加いただければと思っている。
次に、国際大会になるが、「2018 ダンロップ ロード ツー オーストラリアンオープン イン 四日市」を開催する。東アジアを中心としたアジア各国の16歳以下のトップ選手が参加するテニス国際大会である。2019年の全豪オープンジュニアの予選を兼ねた予選会のワイルドカードが付与される大会で、日本選手も出場に向けて参加する。また、これは単に国際大会というだけではなく、霞ケ浦テニスコート(四日市テニスセンター)の前はオーストラリア記念館が建っており、四日市港とシドニー港との友好の懸け橋の場所であった。その場所で、このオーストラリアンオープンにつづく大会を実施できるということは、何かのご縁と思っている。主催は住友ゴム工業株式会社であるが、こういった関係者の方々とお話していく中で、オーストラリアとのつながりという部分も含めて、今大会の開催の決定につながったとも聞いている。また、四日市テニスセンターが日本有数のテニス会場ということを、このテニス協会からも評価されたことの証しでもあり、今回が初めてであるが、これからこういった国際大会をどんどん誘致していきたいと思っている。
質疑応答
市長:今年5月に供用開始になっている霞ケ浦テニスコートは、四日市テニスセンターという名前に変わっていくが、夏に高校総体が行われた以外にオープンイベントを実施していく。今、二つのオープンイベントの実施を予定している。
まず、トッププレーヤーによるテニスレッスン会である。本市の観光大使でもある、日本テニス協会の専務理事の福井烈さん、アテネパラリンピック車いすテニス金メダリストの齋田悟司さんをコーチに招いて、テニスレッスン会を行う。日時は10月14日10時からである。このテニスレッスン会でのメインとして、エキシビジョン・マッチをさせていただく。試合形式はニューミックスダブルスである。車いすのプレーヤーと、健常者のプレーヤーがダブルスを組むもので、福井さんと地元の車いすテニスプレーヤーの組と、齋田さんと地元の高校生のテニスプレーヤーがペアを組んで試合をしてもらう。その後、テニス・車いすテニスのレッスンを行う。参加者は本市テニス協会加盟の小・中学生、高校生および成人女性50人程度と、県内外の車いすテニス競技者20人程度で設定している。まだ当日分について若干名の参加を受け付けており、是非とも幅広い形でご参加いただければと思っている。
次に、国際大会になるが、「2018 ダンロップ ロード ツー オーストラリアンオープン イン 四日市」を開催する。東アジアを中心としたアジア各国の16歳以下のトップ選手が参加するテニス国際大会である。2019年の全豪オープンジュニアの予選を兼ねた予選会のワイルドカードが付与される大会で、日本選手も出場に向けて参加する。また、これは単に国際大会というだけではなく、霞ケ浦テニスコート(四日市テニスセンター)の前はオーストラリア記念館が建っており、四日市港とシドニー港との友好の懸け橋の場所であった。その場所で、このオーストラリアンオープンにつづく大会を実施できるということは、何かのご縁と思っている。主催は住友ゴム工業株式会社であるが、こういった関係者の方々とお話していく中で、オーストラリアとのつながりという部分も含めて、今大会の開催の決定につながったとも聞いている。また、四日市テニスセンターが日本有数のテニス会場ということを、このテニス協会からも評価されたことの証しでもあり、今回が初めてであるが、これからこういった国際大会をどんどん誘致していきたいと思っている。
発表事項2.発泡スチロール製大入道の寄贈について
市長:この度、日本ケミカル工業株式会社から、四日市の象徴的な伝統芸能の一つである発泡スチロール製の大入道を寄贈していただけることになった。高さは3.5メートルほどである。日本ケミカル工業は、発泡スチロールを日常扱っていることから、この発泡スチロールで大入道を作っていただいた。
経緯は、2011年の大四日市まつりに参加するに当たって、地域の子どもが喜ぶような企画を考えていただいた。2011年には、実際にお祭りにも出てもらったと聞いている。その祭り以降は日本ケミカル工業様に保管されていたが、この度、保管されていたものを本市に寄贈していただけることになった。
寄贈日が本日で、この後、総合会館で皆様にもこの発泡スチロール製の大入道をご覧いただくことができる。また、その場で感謝状を授与させていただく。
小松観光交流課長:この記者会見終了後、設置場所である総合会館1階ロビーで日本ケミカル工業の代表の方にお越しいただき、市長から感謝状を贈呈させていただく。ぜひ、お越しいただき、経緯などの詳細について、直接伺っていただきたい。
市長:寄贈していただき、総合会館1階ロビーに常設設置していただくことになる。この大入道は首が伸びた状態での設置になるが、伸縮可能である。
質疑応答
質問:どうしてこのタイミングで、寄贈されることになったのか確認しておきたい。いきさつが何かあったのか。
回答:今年度に入り、日本ケミカル工業からお申し出をいただいた。設置場所などの調整をした上で今日のタイミングに至った。(水谷観光交流課長補佐)
質問:なぜ保管していたものを、今年度に入ってから突然寄贈することになったのか。
回答:後ほどご本人からお聞きいただきたい。(市長)
質問:首が伸びた状態で高さが3.5メートルということか。
回答:そのとおりである。(水谷観光交流課長補佐)
その他
質問:ゆるキャラ(R)グランプリで「こにゅうどうくん」が1位になったが、市長の頑張りもあると思うが、市長は1日何票ぐらい投票されているのか。
回答:複数である。(渡辺シティプロモーション部長)
質問:全国3位以内をクリアすることが目標で、シティプロモーションにつながるということであるが、もし3位以内に入ったら、ましてや1位になったら、どのようにシティプロモーションに活かしていこうというお考えか。
回答:1位になったのは昨夜で、初めてゆるキャラ(R)史上1位というポジションにつけた。残り1カ月間、しっかりと1位の座を守っていかなければならず、ここからが正念場だと思っている。1位を取ることも大事であるが、1位を取っていく過程を非常に重要視している。31万人規模の本市では、一つのものに対して市民一丸となれる機会はあまりないと思っている。それが今、「こにゅうどうくん」を1位にしようと、さまざまな市民グループやファングループが立ち上がっている。そういった意味では、このまちの一体感、誇りの醸成につながっていると思う。また、市役所内を見ても、「こにゅうどうくん」を盛り上げていこうと、各部署の垣根を越えて応援している。そういった意味では、組織の中のチーム力の向上、市役所力の向上にも、かなり寄与していると思っており、このプロセスも重要視している。当初から優勝を目指していたが、1番になれば、全国メディアに取り上げられる機会も増えてくるので、「こにゅうどうくん」をきっかけとして、さまざまなアプローチが出てくると思う。1位を取ったことによって生まれてくる波及効果を見定めていきながら、さまざまなシティプロモーションに活かしていきたいと思っている。1番にならないと始まらないと思っているので、必ず1カ月間、市民の力を結集して1位を堅持していきたいと思っている。(市長)
質問:市役所内で半強制的に複数アドレスを取って投票しているという話を聞くが、1人二、三個ではなく、10も20もアドレスを取って投票していることに対して、市長はどのように感じているのか。
回答:私が指揮をとって市役所の空気を盛り上げていこうとしている立場ではあるが、強制したことは一切ない。それぞれの職員が、何票投票しているのかは把握していないが、1メールアカウントごとに1日1票というルールのもと投票していることに関して、私は問題ないと思っている。(市長)
質問:各課長が何票上積みできるのかを集計したり、先週だと思うが、「一人5票お願いします」という放送をしたり、トップの人が言うことは一般的には半強制ととられるが、そのことについてどうお考えか。
回答:市役所に限れば、市役所内のチーム力、一致団結することで組織力を上げていきたいと思っており、ゆるキャラ(R)グランプリを、一つの大きなツールとして考えている。各部署でどれぐらい投票しているのかも集計しながら、競い合いの部分も含めて頑張っている空気を作っていくことによって、逆に半強制ではなくなってくると思っている。このゆるキャラ(R)グランプリを盛り上げていくという部分でも、その遊び的な要素も含め、組織内で楽しみながら投票していかなければ面白くない。職員が楽しみながら投票してもらいたいと思っており、それが結果として得票に結びついてくると私は思っている。投票していないからだめだという話をしたことはない。投票している部署や職員に、率直にありがとうという言葉をかけているところである。(市長)
質問:最後に、ゆるキャラ(R)グランプリのホームページに書いてあることを紹介させていただく。9月20日のニュース一覧で、島根のキャラクター「しまねっこ」が、「1人1日1回投票できるというルールで2011年から実施している。応援するゆるキャラ(R)に投票することが地域へのアクセスにつながる」と投票のススメを書いている。これは市長のおっしゃるとおりであるが、投票するにはID登録が必要で、「パソコンは個体認証をすることができないため、ID登録をしないと1人で何回でも投票できてしまう。だから、ID登録するんだ」とオフィシャルサイトに書いている。確かにここにルール違反とは書いてないが、「しまねっこ」が、ID登録をしないと1人で何回でも投票できてしまうと言っているところで、皆さんが複数登録していることが、あまりよろしくないんじゃないかと思う。なぜ9月20日の時点で、ゆるキャラ(R)グランプリのオフィシャルサイトが、このようなニュースを出したのかは、おそらく複数アドレスで投票するのを見兼ねて啓発をしないといけないと感じたからで、最後に「しまねっこ」ちゃんも「ルールを守って楽しく投票してね」で終わっている。
回答:そのニュースは知らなかったが、1メールアドレスごとに1票というルールで投票しており、1人複数投票しても違反ではない。もし、1人1日1回投票を正式なルールにするのであれば、本市もそのルールに基づいて投票する。例えば、1IPアドレスで1票という設定をしてもいいわけである。ゆるキャラ(R)グランプリが、1メールアカウントごとに1票というルールをひいていて、そのルールに則って投票しているところである。(市長)
質問:登録しないと1人で何回も投票できてしまうと言っている時点で、1人で投票を何票もしてはいけないと言っているのと同じことではないか。
回答:ニュースをまだ見てないので、何とも言えない。(市長)
質問:個人がするのはいいが、市としてするのはどうかと思うがいかがか。
回答:私は市長という立場で「こにゅうどうくん」の応援をしている。職員が「こにゅうどうくん」を盛り上げていこう、1位にしようと各々が判断している。「こにゅうどうくん」を盛り上げていこうと音頭をとること自体が悪いと私は思っていない。(市長)
質問:今回の補正予算で否決された中心市街地の案件で、市長は否決理由をどのように考えているのか。また、今後どのように進める考えであるのか。
回答:大勢の市民が望んでいる新しい土地に図書館を進めていく中で、今回の調査費用は重要な位置を占めており、この予算が否決されたことは非常に残念である。しかし、議会の審議内容を確認すると、市の方針の説明が不十分であり、私の思いが十分に伝わっていない部分もある。これは重要な予算であり、議会に対して、再度、私自身から思いを伝える場所を設けて上程を諮っていきたいと考えている。(市長)
質問:それは11月定例会月議会を目指すのか。
市長:11月定例月議会を目指していきたいと思う。それまでに、私の思いを議会に伝えられる場を作っていきたいと考えている。(市長)
質問:調査費用を少し減らすなど、内容の変更は含まれるのか。
回答:基本的にこの予算を上程していきたいと思っており、細かい部分の変更はあるかもしれないが、大きく変えようとは思っていない。予算が少し減るなど変わるところはあるかもしれない。(市長)
質問:弊紙で「南海トラフに備える」を特集し、10月に「四日市コンビナートの災害リスクを考える」を掲載させていただいた。専門家は、企業と行政と住民が一緒になり、大規模災害が起きたときには、企業でどんな火災が発生してどんな爆発があったといった詳細な想定を住民と共有する場が必要であると言っている。例えば、どういうことが起きた場合はどのように備えればいいとか、このように逃げればいいという行動が分かり合える場が必要ではないか。現状、四日市では、南海トラフ地震といった大規模災害に備えた情報共有の場がない。今後、市長はそういう場を設ける気持ちがあるのか、お聞きしたい。
回答:大きな話の中では設けていくべきだとは思う。ただし、住民が必要な情報に関しては、完全にオープンにしていない部分もあるが、情報共有が全くできていないわけではなく、しかるべき人には企業情報も伝えているという現状がある。これは、非常に難しい問題で、企業側としても、例えばいろいろなパイプが埋まっているといった中で、テロ対策も含めて、全ての情報開示を行うことを懸念している部分もある。全ての情報を完全にオープンすることが果たして安全保障上や防犯上も含めていいのかどうかも検討していかなければいけない。しかし、住民の皆さんが、ある一定の情報を欲しているということは分かっており、何とか調整を図りたいと思っている。これは、市長タウンミーティングでも上がってきている項目であり、非常に重要だと思っている。どこまでできるのか、どこまで取り組んでいくことがいいのか、行政の中で整理をしていかなければいけない部分も多くあると思う。(市長)
質問:そういう場の設置に向けて、今後検討していくということか。
回答:住民の皆さんのお気持ちもよく分かるので、設置していきたいとは思っている。どのタイミングで、どういう形で設置したらいいのかというところも含めて、事前の調整や段取りは非常に重要になり、そういった庁内調整を一度していきたいとは思う。市民の皆さんとコンビナート企業との防災ではないが、第1コンビナート、第2コンビナート、第3コンビナートの中で議論をしていく方法もあると思う。その中で、少なからず防災のことも議題に上がっており、今ある協議会、会議体の中でどういう議論をしていけるかだと思う。その辺は、現場とも確認して調整していかなければいけないと思う。住民の皆さんの大きな要望があるということは認識している。(市長)
質問:すでにある住民との協議の場とは、対象が周辺の自治会であるのか。火災が発生したときには、その自治会以外の人にも影響がある。対象をもっと広げていくということも検討項目に入るのか。
回答:地元の皆さんからはそういった強いご意見を聞くが、地元の人たち以外からは今のところまだ私のところにはそういった声は届いていない。地元との協議の中でどこまで開示していけるのかという段階を踏み、さらに全市的にどう共有できるのかという議論になるので、まずは地元と企業との情報共有が先だと思っている。(市長)