「かぶせ茶の入れ方＆料理体験講座」を開催しました。

「かぶせ茶の入れ方＆料理体験講座」を開催しました。

　平成30年8月24日（金）、茶業振興センター（水沢町）にて、「かぶせ茶のおいしい入れ方＆料理体験講座」を開催しました。この講座は、本市の特産品である「かぶせ茶」の新たな活用法を知ってもらおうと、平成27年度に本市で作成した「四日市かぶせ茶レシピ」を使用し、平成28年度より開催をしています。レシピの提供もいただいた、お茶の生産に携わる若手女性の集まり、四日市茶農家女子会より、辻さん、堤さん、戸松さんを講師に迎え、夏休み期間中のため市内に在住する小学生の親子6組15人が参加しました。

　まず、かぶせ茶の製法やお茶の栄養素などを知ってもらったのちに、一人一つずつ急須と湯呑を使い、かぶせ茶のおいしい入れ方を体験しました。低い温度で入れたお茶を飲んでもらうと、「おいしい。甘い。」という声が聴かれました。その後、茶殻にポン酢やドレッシングをかけて食べてもらうと、初めて茶殻を食べる人が多かったのですが、たくさん食べる様子が見られました。

　つぎに、かぶせ茶白玉、かぶせ茶ーハンを調理しました。白玉をこねるときなど「お茶のいい匂いがして癒される」という声が聴かれました。「簡単なので、家でも作りたい」という声も聴かれ、親子での調理を楽しんでいました。

　調理した2品を食べてみると「くせがないので食べやすい」と言って、子どもも喜んで食べていました。親からは「好き嫌いがあるのに、こんなに食べてびっくりしている」という驚く声も聴かれました。かぶせ茶だからこそ、茶葉が柔らかく料理にしても食べやすかったようです。急須でお茶を飲む機会が減っているなか、料理体験講座や「四日市かぶせ茶レシピ」をきっかけに、お茶に興味を持ってもらい、かぶせ茶をより身近なものに感じてもらえるきっかけになればと思います。

（かぶせ茶の入れ方＆料理体験講座の様子）