平成30年07月12日 記者会見要旨
問い合わせ番号:15341-2241-1190 更新日:2018年 7月 18日
市長定例記者会見
日時
平成30年7月12日(木曜日) 午前11時~
場所
7階部長会議室
出席者
報道機関
朝日新聞、伊勢新聞、NHK、時事通信、中日新聞、毎日新聞、読売新聞
市側
市長、渡辺シティプロモーション部長、加藤危機管理監、磯村政策推進部参事・秘書国際課長、 森シティプロモーション部参事・広報マーケティング課長、伊藤建築指導課長、小松観光交流課長、北村指導課副参事ほか
発表事項1.市有施設におけるコンクリートブロック塀の安全点検と対応について
市長:6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震によって、コンクリートブロックの倒壊で少女が亡くなるという事故が起こり、四日市市においても、市有施設におけるコンクリートブロック塀についての安全点検を実施してきた。その結果と対応状況について報告させていただく。
まず、市有施設に存在するコンクリートブロック塀を調査対象として、全ての施設を確認した。調査期間は6月21日から7月9日で、結果として四日市市有施設に存在するコンクリートブロック塀の数は、66施設82カ所の存在が確認できた。その中で、安全基準を満たしていない対応を要するコンクリートブロック塀は、29施設37カ所であった。この29施設37カ所のコンクリートブロック塀の対応としては、現在、表示やコーンなどの設置によって注意喚起を促しているところである。ただし、できるものから順に撤去している状況であり、本日現在、小学校2施設、公園3施設および市営住宅1施設の計6施設6カ所の撤去は実施済みということである。今後、安全性が確認できなかったコンクリートブロック塀においては、できるだけ速やかに撤去、またはフェンスへの改修を実施していく方向である。
併せて、民間のブロック塀もしっかりと安全対策を促していこうということで、市のホームページにコンクリートブロック塀の自己点検の実施と適正な維持保全に係る情報を掲載し、また、広報よっかいちの7月下旬号において、コンクリートブロック塀の自己点検の実施について掲載し、市民に働き掛けていくところである。
そして、通学路沿いのコンクリートブロック塀の調査ではあるが、現在、小・中学校の通学路において、学校やPTA、地元自治会などが連携して安全点検を実施している途中である。通学路全部であるので、なかなか時間を要するところである。その点検で、危険が指摘されたものについては、さらに建築士の資格を有する技術者によって実態調査を実施していこうと予定している。
また、本市にはコンクリートブロック塀の撤去費用についての補助制度がなかったため、前回の記者会見でも申し上げたとおり、現在、この新しいコンクリートブロック塀撤去費用の補助制度の創設に向けて今、庁内調整を続けているところである。
以上となる。
質疑応答
質問:実態調査はいつからいつまでを予定しているのか。また、撤去費用の補助制度について、例えば、8月定例月議会上程予定といった見通しはどうか。
回答:通学路の安全点検については、6月22日付で学校へ文書を出させていただき、7月20日を目途として、教育委員会に危険箇所の報告を挙げていただくようにお願いしている。(北村指導課副参事)
また、補助制度については、まだ議会には具体的に提示していないが、私としては次の定例月議会に上程していきたいと思っている。(市長)
質問:通学路の実態調査をして、それでどうなるという話はあるのか。
回答:その後、危険な箇所があれば、その状況に応じて適切な措置を促していきたいと思っている。民間の部分は、なかなか行政が介入できない部分があろうかと思うが、まずは実態をしっかりと把握して、その結果に応じて適切な対応をとれるようにしていきたい。(市長)
質問:対応を要するコンクリートブロック塀が37カ所ということで、構造基準に適合しないものは何個で、劣化によって直さないといけないものが何個という内訳を明確に教えていただきたい。
回答:25施設33カ所が建築基準に適合しないもので、4施設4カ所が劣化によって対象とさせていただいているものである。(成田危機管理室技師)
質問:その他とは、どんなものか。
回答:スポーツ施設、上下水道局の施設、市営住宅、そういったものである。(加藤危機管理監)
質問:損傷や劣化によって対象とした4施設は、どこになるか教えていただきたい。
回答:保育園が2施設、ポンプ場が1施設、中学校が1施設である。(成田危機管理室技師)
質問:小・中学校12施設となっているが、中学校が1ということはないのか。
回答:複数である。(成田危機管理室技師)
発表事項2.四日市市シティプロモーション映像の完成について
市長:俳優の京本政樹さんの全面支援のもと、四日市の新しいシティプロモーション映像を作っていくということで、7月に製作完成ということで、実際に皆さんに見ていただけるような状況になったということである。
四日市の魅力を広く発信して、都市イメージの向上をしっかり図っていこうということで、タイトルは必殺仕事人シリーズに摸した形で「必見 四日市」になっている。3分半の本編、60秒ダイジェスト版、15秒のCM版を制作した。出演者は京本政樹さん、女優の風谷南友さん、こにゅうどうくんの3人である。京本政樹さんが、人気時代劇シリーズ「必殺シリーズ」において、演じてこられた組「紐屋の竜」や「名張の翔」などを摸して、「四日市の翔」というキャラクターで、この映像には出てもらっている。そして「こにゅうどうくん」との絶妙なやりとりを繰り広げるといった映像になっており、非常に分かりやすくて、シンプルなストーリーになっている。ただ、斬新さも加えて、四日市の存在感を示して、印象に残るようなものとしている。今回のロケ地は、そらんぽ四日市、泗翠庵、伝七邸、四日市あすなろ鉄道、コンビナート夜景で、こういったところが映像に入ってきている。実際にこの動画を本日は見ていただくが、7月18日の正午から四日市市のホームページに本編と60秒のダイジェスト版をアップしていくことになり、それ以後、市民の皆さんに見ていただけるようになる。また、この映像、シネアドでも公開していく。8月3日から、109四日市シネマズ、そして名古屋ミッドランドスクエアシネマ、ミッドランドスクエアシネマ2の全スクリーンにおいて、15秒CM版をシネアドとして上映していく。また、60秒ダイジェスト版は、東京都内の渋谷、池袋などの街頭ビジョンなどをお借りして放映していく。1日15回程度で15日程度予定しており、東京の渋谷、池袋、秋葉原の3カ所で計660回、四日市のこの映像が流れる。上映日、期間は、今、調整している。市内にあるデジタルサイネージにおいても、15秒CM版を流していきたいと思っている。
小松観光交流課長:7月17日の火曜日に、東京都中央区の日本橋にある三重テラスの2階イベント会場において、今回の映像にご出演いただいている主演の京本政樹さんと町娘役の風谷南友さんなどを交えた、PRビデオ記者会見を東京でも行う運びとなっており、ご報告させていただきたいと思う。
また、東京都での大型の街頭ビジョンを活用した広告で、現在、決まっている日程を詳細にお伝えさせていただきたいと思う。まず7月18日から31日の14日間、渋谷のIGビジョン、池袋のリプレビジョン、長野のABN駅前ビジョンの3カ所で1日あたり最大で15回例えば9時30分、10時30分、11時30分というような毎時30分に1分バージョンを放映予定している。また、あくまでも予定であるが、8月1日から15日に東京の秋葉原で15日間を現在考えている。さらに、渋谷、池袋については、7月の末までと申し上げたが、現在、調整中ではあるが、8月以降も流していただけるように今進めている状況である。
それでは、3分半のフルバージョンの映像を皆さんに、こちらのスクリーンでご覧いただきたい。
(映 像)
質疑応答
質問:市長のこの映像についてのご感想をいただきたい。
回答:京本政樹さんの全面協力ということで、監督もしていただいた。監督兼主演ということで、かなり力を入れてもらった作品であり、大勢の皆さんに見ていただきたいと思っている。(市長)
質問:出来栄えについて、率直なご意見をいただきたい。
回答:時代劇とこにゅうどうくんのマッチングと、現在のあすなろ鉄道とのミスマッチも逆にいいと思う。工場夜景も、違和感はありながらも、四日市の特色をぎゅっと入れてもらっている。ぜひとも、これを機に、四日市に興味を持ってもらえる人が増えてほしいという思いである。(市長)
質問:四日市のどんな魅力がこの映像で分かると市長はお感じであるのか。
回答:セリフはないが、四日市のいいところが映像として凝縮されていて、そもそも京本政樹さんが出てらっしゃるので、まず目を引いて皆さんに見てもらう。こういったいろいろな映像が入っている中で、最後に四日市であったのかという意外性も含めて興味を引いてもらえると思っている。最初は見ていても四日市と分からないが、最後の締めで「必見 四日市」ということで、激しく四日市色を出すのではなく、全てを見たときに全部が四日市であったんだとなるので、新しい形の作り方と思っている。(市長)
質問:客観的に見られて、できばえは100点満点で何点か。
回答:100点だと思っている。(市長)
質問:こにゅうどうくんの立ち位置は悪役でいいのか。
回答:悪役ではない。設定としては、わんぱくな子どもである。(市長)
こにゅうどうくんは妖怪の子どもであり、京本さんもセッティングする上で、妖怪色を出すのか、それとも妖怪のこにゅうどうくんに役柄、役者として役を渡すのかというところを考えておられ、見る人によっては、町娘を連れ去ろうとしているように見えたり、遊んで欲しい本当は寂しがり屋さんという見方もあったりする。私どもとしては、人間と友達になりたがっている妖怪の子どもという設定で、最初に駒をぶつけられて、懲らしめられる映像からスタートして、再度、京本さんと絡むシーンで、手を巻かれて、最後に頭をコツンというところが全てを示していると思っている。見る人によって感じ方は、さまざまであるかもしれないが、勧善懲悪的な内容ではなく、構ってほしい、遊んで欲しいというキャラクターをこにゅうどうくんに演じさせたと考えている。(小松観光交流課長)
質問:見せていただいたが、ストーリーが全く分からない。四日市の魅力を伝えるいろいろなシーンがあるというのは分かるが、どういうストーリーだと伝えればいいのか。
回答:出演しているのが、こにゅうどうくんを含めてたったの3人でのストーリー展開である。3分半という凝縮された時間の中で、ストーリー性も非常に難しかったとは聞いている。京本さんについては、「四日市の翔」という見たままのイメージで、町娘役の風谷さんについては、ところどころで陰ながら京本さんを見ているところから、主演の京本さんに恋い焦がれている設定である。こにゅうどうくんについては、町娘に恋をしているという立ち位置ではなく、ただ単に、構ってほしい、遊んでほしい、妖怪であるがゆえに町娘も驚いて逃げて「やめてください」というところがあって、そういったところに、主演の京本さんが「こらっ」という感じで幕閉じという、なかなか一口では語れないような設定である。その中に四日市のPRをさらに押し込んでの3分半になり、見ていただいた人のそれぞれの感想にゆだねるところになると考えている。どこが斬新かというところで、時代錯誤的なところ、現代の風景、場面に江戸時代をミックスさせたところや、3人それぞれのかけ合いというところである。(小松観光交流課長)
質問:四日市のいいところを凝縮したということで、いいところというのはこの映像を見て、どういうところがいいところとして分かるものになっていると説明すればいいか。
回答:ロケ地も、四日市を代表する場所を選定している。さりげなく出てくる背景や場所が全部四日市であるというところで、最後につながってくると思っている。一個一個をどこと主張しているわけではなくて、京本さんと、こにゅうどうくんと、町娘とのやりとりの中のさりげなく出てくる背景が全て四日市というのが、細部でつながってくると、四日市の多様なスポットがあるということが分かっていただけると思う。個々の場所の良さをアピールする場ではないと思っており、短い時間にいかに総じてインパクトを残す形で四日市の映像を見たというところを伝えられればいいと思っている。(市長)
質問:動画の制作費が幾らであったのかを伺いたい。また、いろいろな場所で公開する広告費はどのぐらいを確保されているのか、教えていただきたい。
回答:製作予算は500万円で、広告費は今のところゼロである。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:スクリーンでいろいろ映す費用はどうするのか。
回答:今回、何とか無料でできるように調整した。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:何か秘訣はあったのか。
回答:製作過程の中で、いろいろなコネクションを使ってお願いしたところである。もちろん京本さんを使ったことによる配信ということで、無料で広告ができるようになった。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:映画館のシネアドは、8月3日からいつまでか。
回答:四日市の109シネマは8月3日から10月11日の10週間。名古屋のミッドランドスクエアシネマおよびミッドランドスクエアシネマ2に関しては、8月3日から1月10日までの23週間である。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:名古屋のミッドランドスクエアシネマ、ミッドランドスクエアシネマ2は、いずれも名古屋市にあるのか。
回答:名古屋駅前のミッドランドスクエアというビルの中に入っている。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:豊山では流れないのか。
回答:豊山ではない。名古屋駅前である。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:市内デジタルサイネージの場所はどこになるのか。
回答:近鉄四日市駅高架下にある、ふれあいモール側の2本の柱にそれぞれ2面2面付いている縦長のサイネージになる。(小松観光交流課長)
1点、修正させてほしい。映画館のシネアドの上映については、別途経費がかかっている。都内および長野におけるデジタルサイネージの大型ビジョンについては、無料でやっていただくように調整している。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:映画館のシネアドは、予算として全体は幾らぐらいであるのか。
回答:映画館全体で200万円はかかっていないと思う。(水谷観光交流課課長補佐)
シネアドに関しては過去から放映しており、既存の映像をこれに切りかえるということである。(市長)
シネアドは別事業として、7月13日からスタートすることになっており、7月13日からは既存の映像が流れるが、このプロモーション映像が完成したので8月3日から切り替えようと進めている。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:別枠で予算確保をしていて、それを今回、映像を切り替えるだけであるので新たにかかる費用としてはないということか。
回答:そのとおりである。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:これまでも名古屋のミッドランドで四日市のシネアドは流れているということか。
回答:毎年ここ数年、夏休みを中心にして上映している。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:映画館の数が増えているわけではないということか。
回答:今年に関しては名古屋だけ期間を延ばしたが、映画館数を増やしたわけではない。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:東京での街頭ビジョンでの放映の始まりは9時半からであるのか。
回答:時間はビジョンによって異なり、渋谷に関しては映像自体が9時からスタートするため、本市の映像は9時半になると思う。池袋に関しては、8時から映像がスタートするので、本市の映像は8時半になると思う。放映時間帯も若干異なり、渋谷は9時から24時まで、池袋は8時から23時まで、毎時30分から1分間の予定になっている。また、長野だけがさらにイレギュラーになっており、長野の映像自体は7時から23時まで放映されているが、そのうち7回上映していただく予定になっている。その7回の内訳は、8時半、10時半、12時半、2時、4時、6時、8時の7回になる。それから、秋葉原については、8時から22時が上映時間帯であり、1日14回、毎時30分から1分間を予定している。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:京本政樹さんが摸したキャラクターが「組紐の竜」と「名張の翔」と書いてあるが、ロケで京本さんは「名張の翔」の衣装を使用したとおっしゃってみえた。2つを摸したキャラクターという言い方でいいのか。また、衣装は「名張の翔」の衣装ということで問題ないのかをお聞きしたい。
回答:それで問題ない。いわゆる「必殺シリーズ」として、一番代表的な「組紐屋の竜」というようなことで名前を挙げさせていただいているが、衣装が「名張の翔」であるので、並列して書かせていただいた。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:動画チャプターは、いただけるのか。
回答:ご希望に応じてDVDに焼かせていただき、ご提供させていただく用意はしてある。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:一枚写真として当方で切り取ってもいいのか。
回答:写真については京本さん側への確認も必要になってくる場合があり、できればこちらで用意させてもらったものを使っていただけるとありがたい。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:ロケで撮らせていただいたとき、2人ずつしかなくて、3人で写っている写真がないので、3人写っている写真がいただきたい。また、こにゅうどうくんの年齢は何歳か。
回答:永遠の6歳である。(水谷観光交流課課長補佐)
質問:3人のスリーショットがいいが、なければ、こにゅうどうくんと京本さんでもいい。
回答:スリーショットについては、オフショット的なもの、それとも演じてるショットのどちらがいいのか。(小松観光交流課長)
質問:オフショットはそぐわないので、演じているもののワンシーンがよい。
回答:至急、確認して、ご連絡させていただきたい。(小松観光交流課長)
京本さんのアップのワンショットの上に「必見 四日市」のタイトルロゴが入った写真については、すぐお渡しできる用意ができているので、こちらも参考にしてほしい。(水谷観光交流課課長補佐)
その他
市長:項目にないが、平成30年7月豪雨に関することについて、お話しさせていただきたい。
まず、被災地の皆様方にお見舞い申し上げるとともに、お亡くなりになられた皆さんのご冥福をお祈りするところである。三重県の消防隊が派遣されたということは、すでにご連絡させていただいているところではあり、本日出発して、四日市市の消防本部が指揮隊ということで、統括させていただいている。4車両16人が四日市から出発したところである。
それに加えて四日市も日本赤十字社を通じて、被災者支援に役立てていきたいということで募金を実施している。募金箱を7月11日から市役所の1階、3階、市民窓口サービスセンターに設置している。また、本日、各地区市民センターの設置を完了するということで、四日市としてもこういった災害、義援金の募金活動をしっかりとやっていきたいと思っている。以上である。
その他
質問:西日本の豪雨を受けて、危機管理面で教訓とすべきところもいろいろあろうかと思うが、庁内で議論はされたのか。
回答:今回の豪雨を受け止めて四日市の取り組みとして、どう生かしていくのかという議論にまではいってないが、避難指示などのタイミングが問題になっており、政府もタイミングの検討を再度考えていくということなので、そういった部分については非常に関心を持って見守っているというところである。(市長)
質問:特に四日市の場合はコンビナートという特性があって大事なポイントになろうかと思うが、その辺りはどうか。
回答:報道ベースであるが、被災地では水害の氾濫のマップ通りの結果がでたと聞いており、そのうえであのような大きな被害になっているということは、より啓発が必要であると思う。市民一人一人の意識をもっと高めていかなければいけないと思っており、それは少なくとも四日市にも言えることで、ハザードマップの状況を、もっとしっかりと市民に周知していく必要があると思っている。(市長)
質問:私は岡山の出身であるが、避難指示などについては規定通り行われたと聞いている。規定通りに実行していてもあれだけの豪雨が起きると、この先、何が必要なのかは大きな課題であると思う。
回答:このことは四日市市だけの問題ではないと思う。今後、政府のほうで検討していくと聞いているので、注視していきたいと思っている。(市長)
質問:県管理であるが、四日市港の流木のことで、市がどこまで関わるのか分からないが、所管など、市内での影響についてお伺いしたい。
回答:四日市港とその北側の富洲原の港に関しては、四日市港管理組合が担当しており、県と四日市で撤去作業を進めているところである。一方で、磯津や楠、吉崎海岸の漁港に入ったものについては四日市市が担当する部分になってくる。
各漁港組合の皆さんと話し合いを進めており、事業を営む上で支障がある部分については優先的に撤去を進めていこうという話はしているが、具体的にどの部分からということにはなっていない。(市長)
質問:特に被災地は激甚指定されると言われているが、他の地域も影響は受けているわけで、それに対して何か要望などはあるか。
市長:四日市の南側の漁港、海岸なども非常に被害を受けており、さらに鈴鹿なども続けて大きな木材などが漂流してきたということで広域的であり、三重県に対しても災害指定のような補助に該当するかどうかを、今、確認しているところである。(市長)
質問:要望されるのか
回答:要望かつ確認である。(市長)
質問:県知事に対して、何か言っていることがあるのか。
回答:まだ担当レベルである。今、被害状況の確認をしているところである。(市長)
質問:鈴木知事が東京大学と三重県が東大のサテライト拠点を三重県内に置いて、中小企業の省力化をAIで進めたり、1次産業の担い手不足の解消などについても研究実証していくということを言っている。四日市には、中小企業がたくさんあり、そういう話を四日市のほうに持ってくるという話はあるのか。
回答:具体的に、今、私のもとには県からの情報は伝わっていない。このような東大の拠点が三重県にできるのであれば、中小企業が多く集積している四日市でサテライトを開設していただきたいという思いはある。
手を挙げていけるのかどうか分からないが、そういうチャンスがあれば、手を挙げていきたいと思っている。報道ベースでしかなく、県からの情報は十分に伝わっていないので、そういった部分についてもいろいろ情報交換していきたいと思っている。(市長)
質問:西日本の豪雨を受けて、危機管理面で教訓すべきところもいろいろあろうかと思うが、庁内で議論はされたのか。
回答:今回の豪雨を受け止めて四日市の取り組みとして、どう生かしていくのかという議論にまではいってないが、避難指示などのタイミングが問題になっており、政府もタイミングの検討を再度考えていくということなので、そういった部分については非常に関心を持って見守っているというところである。(市長)
質問:特に四日市の場合はコンビナートという特性があって大事なポイントになろうかと思うが、その辺りはどうか。
回答:報道ベースであるが、被災地では水害の氾濫のマップ通りの結果がでたと聞いており、そのうえであのような大きな被害になってるということは、より啓発が必要であると思う。市民一人一人の意識をもっと高めていかなければいけないと思っており、それは少なくとも四日市にも言えることで、水害マップの状況を、もっとしっかりと市民に周知していく必要があると思っている。(市長)
質問:私は岡山の出身であるが、避難指示などについては規定通り行っている。規定通りに実行していてもあれだけの豪雨が起きると、この先、何が必要なのかは大きな課題であると思う。
回答:このことは四日市市だけの問題ではないと思う。今後、政府のほうで検討していくと聞いているので、注視していきたいと思っている。(市長)
質問:県管理であるが、四日市港の流木のことで、市がどこまで関わるのか分からないが、所管など、市内での影響についてお伺いしたい。
回答:四日市港とその北側の富洲原の港に関しては、四日市港管理組合に責任があり、県と四日市で撤去作業を進めているところである。一方で、磯津や楠、吉崎海岸の漁港に入ったものについては四日市市が責任を負う部分になってくる。
各漁港組合の皆さんと話し合いを進めており、事業を営む上で支障がある部分については優先的に撤去を進めていこうという話はしているが、具体的にどの部分からということにはなっていない。(市長)
質問:特に被災地は激甚指定されると言われているが、他の地域も影響は受けているわけで、それに対して何か要望などはあるか。
市長:四日市の南側の漁港、海岸なども非常に被害を受けており、さらに鈴鹿なども続けて大きな木材などが漂流してきたということで広域的であり、三重県に対しても災害指定のようなものでの補助がとれないかどうかを、今、確認しているところである。(市長)
質問:要望されるのか
回答:要望かつ確認である。(市長)
質問:県知事に対して、何か言っていることがあるのか。
回答:まだ担当レベルである。今、被害状況の確認をしているところである。(市長)
質問:鈴木知事が東京大学と三重県が東大のサテライト拠点を三重県内に置いて、中小企業の省力化をAIで進めたり、1次産業の担い手不足の解消などについても研究実証していくということをおっしゃってみえた。四日市には、中小企業がたくさんあり、そういう話を四日市のほうに持ってくるという話はあるのか。
回答:具体的に、今、私のもとには県からの情報は伝わっていない。このような東大の拠点が三重県にできるのであれば、中小企業が多く集積している四日市でサテライトを開設していただきたいという思いはある。
手を挙げていけるのかどうか分からないが、そういうチャンスがあれば、手を挙げていきたいと思っている。報道ベースでしかなく、県からの情報は十分に伝わっていないので、そういった部分についてもいろいろ情報交換していきたいと思っている。(市長)