第２次保健医療推進プラン

　本格的な人口減少社会の到来、高齢化のより一層の進行により、保健・医療分野においても健康寿命をいかに延伸するか、医療費の増大や医療・介護の人材不足にいかに対処するかといった課題が顕在化してきています。このような状況の中、国では団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで住み続けることが出来るよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が進められています。
本市では、平成25年3月に「四日市市保健医療推進プラン(平成25年度～平成29年度)」を策定し、「あらゆる世代が元気に暮らせる健康づくり」をはじめ、地域医療、精神保健、感染症、食の安全、生活衛生、動物愛護など保健所政令市としての公衆衛生分野の施策の推進に努めてきました。この間にも、全国各地で頻発する自然災害への対応などとともに、感染症への対応、がん対策や自殺予防対策の推進に加え、地域包括ケアシステムの構築など、様々な課題への対応が常に求められるようになっています。
こうした中、「四日市市保健医療推進プラン」が計画期間を満了するのに伴い、引き続き、四日市市総合計画（平成23～32年度）を上位計画とし、基本目標の１つである『市民が支えあい健康で自分らしく暮らせるまち』の実現を目指す中で、保健医療の新たな課題に対応すべく計画内容を見直し、「第２次四日市市保健医療推進プラン(2018年度～2022年度)」として策定するものです。
 

　以下より「第２次保健医療推進プラン」の概要版と本冊をご覧いただけます。