「地元のいいもの発見！地産地消バスツアー」を開催しました

　３月１５日（木）、「地元のいいもの発見！地産地消バスツアー」を開催し、参加者４５人が地元農産物の流通、生産現場などを訪問しました。

　まず、（有）カネカ水産を訪れました。代表の加田氏より蓄養ハマグリ生産の説明や特徴についてお話を伺いました。 自然の状態に近くなるよう塩分濃度を調整したいけすで蓄養することで、新鮮で食感の良いハマグリを収穫できるなどの話がありました。

　次に、北勢地方卸売市場（河原田町）を訪れました。競りはすでに終了していましたが、普段は一般公開されていない水産物・青果物の市場を見学しました。その後、DVDを見て、市場の仕組み・食の安全への取り組みなどについて説明を受けました。

　次に、茶業振興センター（水沢町）を訪れました。同センターの小池氏より四日市のお茶について、DVDの観覧も交えてお話を伺いました。その後、急須を使った「かぶせ茶」のおいしい入れ方の実演も行われました。少し冷ました湯を入れることで、よりまろやかな味になるなど、普段と違うお茶の入れ方に皆さん興味津々でした。

　最後に、ユーユーハウス（株）（智積町）を訪問しました。天然温泉ユーユーカイカンが農業のために立ち上げた会社であり、農業に取り組んだ経緯や、菌床シイタケについてのお話を伺いました。また、シイタケを収穫するときの注意点なども教えていただき、実際に収穫体験もさせていただきました。

　今回のバスツアーで訪問したのは四日市の農業の一部ですが、実際に生産農家や生産に携わる方々と触れ合ってもらうことで、「農」を身近に感じてもらい、少しでも地産地消について考えてもらう機会になれば嬉しく思います。