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平成30年1月 仕事始めの式

問い合わせ番号:15155-6866-2514 更新日:2018年 1月 11日

仕事始めの式 

 皆様、あけましておめでとうございます。2018年がスタートしました。
   年末年始皆様どういう風にお過ごしだったでしょうか。私は1月2日に今年初めての公務がありました。皆さんご存知のとおり、四日市港に初めての外国客船コスタ・ネオロマンチカが寄港いたしまして、その関係でセレモニーに参加いたしました。2018年1月2日から良いニュース、良いイベントで始まり良いスタートが切れたと私自身思っております。
   2017年の8月に市制施行120周年を迎えまして、今年の3月まで120周年の各種事業が展開されていきます。この120周年の盛り上がりをいかに継続していけるかというのが今年の重要なポイントだと思っております。この1月2日の外国客船の寄港というのはうれしいニュースでもありますし、年末には競輪で浅井康太選手が競輪グランプリで優勝して、そして2月に四日市競輪で三重県初めてのG1レースが開催されるという良い流れもあります。2018年も市民の皆様に多くの話題を提供していけるような市役所でありたいと思っています。

   今日は3点お話をしたいと思います。
   今年は、実質的に市長就任2年目となります。当初から31万人元気都市四日市をつくっていくという大きな目標を掲げて動いているわけでありますが、「選ばれるまちよっかいち」となるために、どうしていくのかということを日々考えております。市民の皆様から評価され、また、市外の人々から評価され、定住・交流人口を増やしていくにはどうすればよいのか、それにはさまざまな要素があると考えております。

【四日市を選ばれるまちに】
    まず、1点目として情報発信に2018年はこだわっていきたいと思っています。四日市は三重県ナンバー1の都市であり、東海地区でも有数、全国でも有数の自治体であると自負しております。また、高度な住民サービスを提供できているという思いもあります。
    しかしながら、それをすべての市民が理解しているかというと、なかなかそうではないという現実があります。高度な住民サービスを提供していくだけでは満足度に繋がっていかないという現実があり、その事実をしっかりと市民に伝えていかなければならないのです。ですから、四日市の良いところをどんどん発信していこうということで、今年は『情報発信』を1つのキーワードにしていきたいと思っております。これは、情報発信を広報広聴課に頼るのではなくて、各部署がそれぞれで情報発信に努めていただきたいということです。
   ここでいう『情報発信』という言葉の意味は、情報を発信するという意味に加え、情報提供できるコンテンツを作り出していくということも含みます。できる限り四日市の良いところを市民の皆様と共有していきたいと思っています。市民が満足する、市民が誇れるようなまちでなければ、市外の方から「四日市いいよね」と言ってもらえる訳がありません。まずは市民の皆様の満足度、誇りの醸成に努めていかなければなりません。四日市市民の意識を高めていく、自己肯定感という言葉がありますけれども、市民の四日市肯定感を醸成していきたいと思っています。
まず、市民の誇りの醸成のプロジェクトを進めていくわけですが、その前に市役所の職員の皆さんの四日市肯定感を醸成していきたいと思っています。皆さんは日々、四日市市政の業務に携わっていますので、四日市に対する誇りは高いと思います。しかし、4,600人の職員すべてがそういった思いを共有していかなければならないと思っています。
    先日、日経新聞の記事で老衰の死亡率が四日市、男性が全国3位、女性が全国1位という指標が発表されました。私も驚きましたが、穏やかに亡くなっていけるという街という意味では全国でトップレベルな四日市であります。
   こういった情報を1つ1つ拾い上げて、しっかりと市民の皆様に伝えていきたい、そして四日市市役所でも共有していきたいと思っています。ですから、各部署からどんな些細なことでもいいので、三重県ナンバーワンの事象であるとか、全国トップレベルの事象をかき集めたいと思っています。なかなか他の部署のことまでわかりませんけれども、担当している人であればこれなら四日市1番なんじゃないのかということを沢山持っているのではないかと思います。それらをまず四日市市役所でかき集め、整理して四日市のいいところを継続して発信し続けていくという取り組みをしていきたいと思っています。

【新しい取り組みへの挑戦】
    2つ目については、新しいことに挑戦していただきたいと思っております。なかなか日々の業務に追われておりまして新しいことにチャレンジするような機会もないと思います。更に、四日市市役所は今年度ワークライフバランスにしっかりと取り組んでいきます。
    ワークライフバランスに取り組みながら新しいことにチャレンジするというのは相反すると思われるかもしれませんが、昨年8月に全職員を対象にアンケートを実施しさまざまな意見をすくい上げています。業務改善の意見も沢山ありました。そういった意見をまとめ、時代に合わなくなった業務、重要性が低下してきた業務というのを徹底的に更新していこうと思っています。業務のスクラップ&ビルドを進めていき、新しい取り組みができるような土壌を市役所として作っていきますので、是非新しいことに沢山挑戦していただきたい、そして多くの話題を市民の皆様に提供していただきたいと思っています。

【市役所は一つのチーム】
    3つ目として、「市役所力の向上」ということですが、四日市市役所は1つです。私たちは1つのチームです。昨年の仕事始めの時にも言いましたけれども、不当な要求には屈しない、不当な圧力には屈しない、それを個人で抱えるのではなくて四日市市役所全体で抱えていこうと、そして市役所一丸となって対峙していこうと思っています。
    正直者が馬鹿を見るような意思決定は絶対にしてほしくないし、本当に市民の皆様から評価されるような意思決定を私は求めていきたいと思っております。何かあった際にはチームで共有し、大きな課題には1つ1つ皆さんと一緒になってクリアしていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

    2018年は、「四日市いいよね」という言葉が聞ける、そして「四日市いいだろう」という言葉が我々からどんどん発していけるような、そういった1年にしていきたいと思っております。
    ワクワクするような四日市を作っていけば必ず四日市が選ばれるまちになっていくと私は確信しています。是非とも選ばれるまち四日市を皆さんとともに実現していきたいと思っておりますので、2018年、1年間よろしくお願いいたします。

 

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 秘書国際課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8F)
電話番号:059-354-8111
FAX番号:059-354-3974

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