平成29年10月06日 記者会見要旨
問い合わせ番号:15107-0960-2141 更新日:2017年 10月 20日
市長定例記者会見
日時
平成29年10月6日(金曜日) 午前11時~
場所
7階部長会議室
出席者
報道機関
朝日新聞、伊勢新聞、CTY、時事通信、中日新聞、毎日新聞
市側
市長、舘政策推進部長、渡辺政策推進部理事・商工農水部理事、松岡政策推進部参事・秘書課長、山川観光・シティプロモーション課長、小松広報広聴課長ほか
発表事項1.マーケティングに係るアンケートの実施について
市長:四日市は「31万人元気都市」を目指しているが、戦略的なシティプロモーションを実施して、都市イメージの向上を図っていこうという取り組みを進めている。これは、6月定例月議会でマーケティング調査費の予算を上程して可決された取り組みの一環である。
これまで「市民のプライド調査」や「都市イメージ調査」をしてきたが、今回、市内の20代、30代の女性をターゲットとする1,000人にアンケートを実施していく。
女性を対象とした理由は、旅行先や住む場所を決める決定権は女性が持っているケースが多いことから、女性に好まれる、選ばれるまちである必要もあるのではないかということで、女性に対する意識調査を行う。
先行して実施した「市民のプライド調査」を含めてネットアンケートも実施しており、興味深い結果が出ている。四日市に対する愛着、誇りを市民に聞くと、四日市に愛着はたくさんあるが、誇りがないという結果が出ている。それを各年代別に分けて40歳で区切って見ていくと、「四日市のイメージはいいか」という問いに、男性は押しなべて、いい悪いを含めてとんとんである。一方、40歳以上の女性は四日市に対するイメージが非常にいいが、39歳以下の女性に関してはイメージがよくないという人が多い。この部分を掘り下げていきたいというところで、ここに四日市の都市イメージの向上、改善という部分のキーワードを入れて、今回、大規模に1,000人を対象として、20代、30代の女性にアンケートを実施していきたいということである。
これで終わりではないが、これも戦略的シティプロモーション検討の一環の中で、重要なプロセスになるので、記者発表をして、市民の皆さんに共有していただいた上でアンケートを実施していきたいということである。
質疑応答
質問:何か考えられるようなことはあるのか。
回答:私の思うところもあるが、男性であり、20代、30代の女性には、私が分からないようなキーワードが見つけられる可能性もあると非常に期待はしている。答えが分かってしまったら面白くないが、実際にこのインターネットアンケートを見ても、こういうことかという驚きや発見もあった。女性は40歳以上になると、急に四日市に対するイメージが良くなる。30代までのイメージが良くない。(市長)
女性特有のものかもしれないが、子どもが大きくなって地縁関係ができてくると四日市の魅力が増すのかもしれない。(舘政策推進部長)
未婚、既婚でも変わるかもしれない。どういう状況であるかは掘り下げて調べていく意味が大きいと思っている。居住地も女性が決定権を持っているケースが結構多いと思う。女性の意識をしっかりと調べていきたいと思う。(市長)
質問:住民はもちろん、他都市の人に来てもらうということは、プロモーションの大きな一つと思うが、今後取り組んでいく中で、名古屋なのか東京なのか、どういうふうに実施していくのか。
回答:「都市イメージ調査」で、名古屋を中心とする大都市圏で並行してアンケートを実施している。
首都圏も入っている。(渡辺政策推進部理事)
この「都市イメージ調査」は、大規模に実施している。体系的に、アンケートを実施したのは初めてであり、どういう結果が出るのか非常に興味深いところもある。(市長)
発表事項2.第8回全国工場夜景サミットin四日市の開催について
市長:11月22日に四日市で「第8回全国工場夜景サミットin四日市」を開催することになった。
まず、この工場夜景サミットは、平成22年度からスタートをしており、当時は、室蘭市、川崎市、四日市市、北九州市の4市で始まった。それが、年々、参画していただける都市が増えてきて、実は第2回の工場夜景サミットが四日市で開催されているが、今回は第8回目となる中でも四日市は2度目の開催ということになった。今や10市が参加していただけるようになり、室蘭市、川崎市、四日市市、北九州市に加えて、周南市、尼崎市、富士市、千葉市、堺市、高石市ということになる。開催が2回目というのは、四日市が初めてである。実は開催したいという都市はたくさんあって、本来であれば川崎市というところもあるが、四日市が今年120周年ということもあり、ご配慮いただいた中で四日市が初の2度目の開催ということになる。
また、パネルディスカッション、基調講演も行い、記念ツアーも実施していく。
市民の皆さんに知っていただきたい内容としては、今回、記念ツアーに市民の皆さんも参加していただけるような仕組みとなっており、募集定員50人ではあるが、1,000円で夜景クルーズに乗っていただく計画がある。記念ツアーに参加していただける人は、その前の基調講演、パネルディスカッションから参加していただくことになるが、非常にお手ごろでクルーズに乗っていただけることもあり、ぜひ大勢の皆さんに応募していただきたいと思っている。応募多数の場合は抽選をさせていただく。この記者会見をタイミングとして募集もスタートをしていくことになるので、ぜひともマスコミの皆さんを通じた市民の皆さんへの周知も行っていただきたいと思っている。
山川観光・シティプロモーション課長:募集については、基調講演、パネルディスカッションは申し込み不要であるが、記念ツアーについては50人程度で、申し込み方法は、はがきのみで、少し細かいことであるが、住所、名前、性別、年齢と電話番号を記載していただきたい。これは乗船手続や保険の関係で必要であり、締切は11月8日必着でお願いしたいということである。また、基調講演とパネルディスカッションに参加を必ずしていただき、クルーズだけに乗りに来ていただくとことはご遠慮いただきたい。また、年齢は18歳以上の人を対象とさせていただきたいと思う。
市長:基調講演は、「工場萌え」ブームを起こした、「工場萌え」写真集のライターである大山顕さんにお願いをしており、非常に興味深い話をお聞きできると思っている。
質疑応答
質問:こういうツアーは、他都市では企画されたりしているのか。
回答:その市、その市で、ツアーを実施しているが、市でクルーズを出しているところと出していないところがある。去年の富士市は、バスで回ったというケースもあり、クルーズを出しているところでバスとクルーズでというところもある。(山川観光・シティプロモーション課長)
質問:コーディネーターの現代社会学部長の井澤さんは、どういうご専門なのか。
回答:この方は、都市計画や都市開発のコンサルタントをされている方である。(舘政策推進部長)
その他
質問:今回、衆議院議員選挙の区割りが変わり、四日市でも四つの地区が2区から3区に変更になったことに伴う住民から戸惑いの声はないか。また、周知に向けて取り組みたいことはあるか。
回答:市としては、衆議院議員選挙の区割りが変更されたことを広報よっかいちに掲載し、投票所入場券用の封筒の中にも入れて案内をして、市民の皆さんにダイレクトに線引き変更を伝えてある。ただし、混乱の可能性もあり、それは真摯に対応していかなければいけないと思う。2区と3区が混在する投票所を分けるなど、細かな部分での対応もしたが、当日どうなるかという心配はしている。(市長)
質問:こにゅうどうくんが、ゆるキャラ(R)グランプリで頑張っているようだが、その辺りの感想はいかがが。
回答:今、総合ランキング10位でご当地ランキング6位と大躍進である。一時、総合ランキング22位ぐらいまで落ちていたが、ウナギ登りで、順位を落とすことなく上げており、ご当地4位、5位の背中も見えてきた。1カ月後、いい結果が出ると思っている。また、上位の市町では、四日市市のこにゅうどうくんの躍進にざわついているということを聞いている。この3連休にも、ご当地ランキングで5位、4位に上がる可能性もあり、非常に期待している。(市長)
質問:世の中、激動であるが、こにゅうどうくんにフィーバーしていることに対する、市民の違和感的なことは特にないか。
回答:生誕20年としても非常に愛着を持たれているキャラクターであり、認知度は非常に高いが、全国10位という話をすると驚かれる。(市長)
質問:こにゅうどうくんに熱を入れている場合なのかといった声はないか。
回答:シティプロモーション活動として非常に有効な手段で、四日市市として意識を一つにしていくという大きな役割があり、実施する意味は高いと思っている。(市長)
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