12月1日は「世界エイズデー」です
問い合わせ番号:15099-5139-8943 更新日:2024年 10月 11日
世界エイズデーは、世界規模でのエイズ蔓延の防止、エイズ患者やHIV感染者に対する差別・偏見の解消を目的とし、1988年にWHO(世界保健機関)により定められた国際記念日(国際デー)です。毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。四日市市保健所でも、「世界エイズデー」に合わせて12/4(水)に夜間検査の増設を行います。
令和6年度テーマ
『U=U 知ることから、もう一度。12月1日は世界エイズデー。』
これまでHIV/エイズに対して様々な取組がなされてきました。
治療法の進歩によりHIV陽性者の予後が改善された結果、HIV陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同等の生活を送ることが期待できるようになりました。
また、近年では、HIV治療を受け、血液中のウイルス量が検査で検出できない程度に最低6ヶ月以上継続的に抑えられているHIV陽性者からは、性行為によってHIVが感染することがないことも確認されています。このことは、Undetectable(検出限界値未満)=Untransmittable(HIV感染しない)、略して「U=U(ユー・イコール・ユー)」と呼ばれています。
つまり、治療の進歩でHIV陽性者の生活は大きく変わり、HIV感染の予防にもその進歩に支えられた様々な選択肢が用意されるようになりました。しかし、現状はそうした変化が正確な情報として十分に伝わっているとは言えず、有効な治療法がなく死に至る病であった時代の認識にとどまっている場合が少なくありません。そのことがHIV感染を心配する人たちを検査や治療から遠ざけ、また、差別や偏見を招く要因の一つになっているとも言われています。
そこで、今年度の「世界エイズデー」キャンペーンテーマは、この「U=U」という言葉を知ることを契機に、もう一度HIV/エイズのことを皆で考えてみましょうというメッセージが込められています。ひとりでも多くの人がHIV/エイズのことを自分の事として捉え、HIV/エイズに関する検査や治療、支援などの知識を身につける契機とし、最新の知識の普及を通じて、HIV検査の受検促進や差別・偏見の解消につなげていきたいと考えています。
あなたも自分のために、パートナーのために、HIV検査を受けてみませんか?
レッドリボン
レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。
このレッドリボンの意味を知り、レッドリボンを身につけることによって、エイズをみんなで考えましょう。
図は、四日市市内の大学生による世界エイズデーモザイクアート作品です。
HIV検査について
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)には、性別・年齢を問わず感染する可能性があり、HIV感染者は30代前半、エイズ発症者は30代後半で、その割合が高くなっています。
HIV感染の発見が早ければ早いほど、適切な治療を受けることにより、エイズの発症をおさえることができます。
早期発見のためにも、検査を受けましょう。
保健所でのHIV検査について
四日市市保健所では、無料・匿名・予約不要の血液検査を行っています。
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日時
毎週水曜日 13:00~15:00
毎月第4水曜日 17:30~19:00 -
場所
四日市市保健所 (四日市市諏訪町2番2号 総合会館5階) - HIV検査と一緒に、B型肝炎、C型肝炎、梅毒検査が受けられます。
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検査は、感染の可能性のある行為から約3か月以降に受けてください。
(血液中に抗体ができるまでに6~8週間かかるため) - 検査結果を聞くために、再度来所が必要です。
- 詳しくはこちらをご参照ください。
世界エイズデーにあわせて夜間検査を増設します
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日時
12月4日(水) 17:30~19:00 - 検査結果を聞くために、再度来所が必要です。
関連リンク
このページに関するお問い合わせ先
三重県四日市市諏訪町2番2号(総合会館4F)
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