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平成29年09月14日 記者発表資料 平成29年度久留倍遺跡まつり 久留倍官衙遺跡シンポジウムの開催について

問い合わせ番号:15048-6762-9269 更新日:2017年 9月 14日

 平成29年度 久留倍遺跡まつり  久留倍官衙遺跡シンポジウム
  古代史のロマン 謎の「久留倍官衙遺跡」
~壬申の乱・聖武天皇の東国行幸に関連して~
                       の開催について

1.日 時  平成29年11月3日(金・祝)10時~15時30分

2.場 所  四日市市文化会館 第2ホール

3.概 要
 平成18年に国史跡に指定された久留倍官衙遺跡は、一般国道1号北勢バイパス建設に伴う 発掘調査で、飛鳥から平安時代におよぶ3期の変遷が見られる朝明郡の役所跡が見つかりました。
 1期は東を向く郡衙政庁(現在の市役所庁舎に相当)、2期は長大な東西棟を中心とした建物群、3期は正倉院(税とした徴収して米を保管する倉庫群)です。
 一方、『日本書紀』には672年の壬申の乱の際に、大海人皇子(のちの天武天皇)が朝明郡の迹太川の辺りで戦勝祈願をし、朝明郡家に立ち寄ったことや、『続日本紀』や『万葉集』には740年に聖武天皇が東国行幸の際に、多くの貴族や騎馬400騎を引き連れ朝明郡に2泊した記述があり、古代日本の激動の歴史と久留倍官衙遺跡との関連が考えられています。
 今回のシンポジウムでは、日本古代史研究の著名な方々をお招きして、久留倍官衙遺跡と古代史の謎に迫ります。

4.内 容: 第1部 基調講演
         ・「久留倍官衙遺跡の概要と整備計画」
            四日市市教育委員会 学芸員 石毛彩子
         ・「久留倍官衙遺跡と古代の地方官衙」
            東京大学大学院教授 佐藤 信
         ・「天平十二年の聖武天皇行幸」
            奈良大学名誉教授 日本学士院会員 東野治之
         ・「聖武天皇の伊勢行幸と万葉集・志摩国荷札木簡」
            大阪大学大学院准教授 市 大樹
         ・「久留倍官衙遺跡とその展開」
            四日市市教育委員会 学芸員 堀越光信
        

        第2部 パネルディスカッション
           コーディネーター  佐藤 信
           パネリスト      東野治之、市 大樹、石毛彩子、堀越光信

5.主 催   久留倍遺跡まつり実行委員会(四日市市教育委員会社会教育課内)

6.申 込   不要

7.参加費   不要

8.お問い合わせ先
     四日市市教育委員会事務局社会教育課 担当:清水
     TEL 059-354-8240  FAX 059-354-8308
    E-mail:syakaikyouiku@city.yokkaichi.mie.jp
 

シンポジウムのチラシ表ダウンロード(PDF/2MB)

シンポジウムのチラシ裏ダウンロード(PDF/3MB)

このページに関するお問い合わせ先

シティプロモーション部 文化課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎9F)
電話番号:059-354-8238
FAX番号:059-354-4873

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