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こにゅうどうくん

平成29年06月27日 記者会見要旨

問い合わせ番号:15011-2747-9020 更新日:2017年 7月 10日

市長定例記者会見

日時

平成29年6月27日(火曜日) 午前11時~

場所

7階部長会議室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、NHK、共同通信、CTY、時事通信、中日新聞、毎日新聞、三重テレビ放送、読売新聞

市側

市長、舘政策推進部長、内田財政経営部長、佐藤商工農水部長、渡辺商工農水部理事、川森財政経営部次長・市民税課長、松岡政策推進部参事・秘書課長、山川観光・シティプロモーション課長、小松広報広聴課長ほか

発表事項1.来て見て体験するふるさと納税返礼メニューについて

市長:本市は4月にふるさと納税の非常事態宣言を出し、ふるさと納税対策本部を立ち上げて、これからの四日市のふるさと納税をどうしていくのかという議論を進めている。

 まず、「モノ」より「コト」、「返礼品」より「地域の取り組み」を重視したメニューを手厚くしていこうということで、本市の魅力を体験してもらうような滞在型の返礼メニューを加えるため、全職員の英知を結集して全部局からさまざまな案を出してもらった。

 92件の提案が出て、対策本部や幹事会において43件に絞った。さらに、現実的なところを模索しながら10件から20件程度に絞り込み、10月以降の返礼品メニューに加えていこうとしている。

 主なテーマを挙げると、「萬古焼・日本酒・お茶」、「文化・スポーツ」、「自然・農業」、「夜景・コンビナート・港」など、さまざまなメニューがある。その中で実現できるもの、できないものについて、これから精査していくが、本市の地場産業である萬古焼の作陶体験や、かぶせ茶の茶摘み体験、地酒の仕込み体験などの案が出てきている。

 また、鳥出神社の鯨船行事の体験ツアーや、本市が力を入れているコンビナート夜景クルーズといった案が出てきている。面白いところで言うと、プラネタリウムでのサプライズメッセージの上映であるとか、四日市あすなろう鉄道の一日駅員体験などの案がある。その他、消防本部では一日消防体験や、病院では里帰り出産安心体験制度といった本市が持っている施設などを活用する体験案が出てきている。さらに、体験ではないが、四日市市の施設に名前を刻める権利を付与する案や、心の仕送りセットということで、本市の農産物等を離れて暮らす親や子に届ける案、また、本市を離れた人々はお墓の守りが大変ということで、墓守サービスとして除草作業を行う案など、さまざまなおもしろい案が出てきている。8月末までに10件から20件程度に絞り込んで、10月から返礼メニューとして組み込んでいきたいと考えている。 

質疑応答

質問:返礼品メニューは、これが採用というわけではなく、あくまで例ということか。

回答:全部局から寄せられた92件の提案について第一回目の絞り込みを行い、43件にまとめたということである。今後は、現実的なものとして10件から20件に絞り込んでいこうと思っている。(市長)

質問:これが即採用となるわけではないのか。

回答:この中から職員の意見を聞いたりしていくので、実現するという段階まではいっていないということである。(市長)

質問:43件のうちの例ということか。

回答:そのとおりである。(市長)

質問:墓地の除草作業は、誰を対象とするのか伺いたい。

回答:四日市市から転出された方に関して、なかなか本市に帰省できない人たちがみえるので、遠方でご希望のある人を対象として、ふるさと納税のメニューで提供できないかということである。(藤岡市民税課付主幹)

質問:実際、除草作業を行うのは誰になるのか。

回答:これから具体的な検討が必要になってくるが、そういったことを実施していただけるような事業者であるとか、例えばシルバー人材センターであるとか、いろいろな可能性があるので、今後、調整していきたいと考えている。(藤岡市民税課付主幹)

質問:委託するとしても、市が実施するということか。

回答:そのとおりである。(市長)

質問:このアイデアは、どこの部署からか。

回答:環境部である。(内田財政経営部長)

 墓を管理しているのは、環境部だからである。(舘政策推進部長)

 自分の部署からというのが、結構多い。(市長)

質問:92件の提案が寄せられたのは、いつ締め切りの分であったのか。

回答:4月末が提案の期限であった。(内田財政経営部長)

質問:その後、対策本部の会議や幹事会での絞り込みは具体的にいつごろあったのか。

回答:まず、5月30日に幹事会をさせていただいて、43件に絞らせていただいた。その結果を、6月20日の対策本部会議で報告した。(内田財政経営部長)

質問:幹事会は、どのようなメンバーで構成する会議になるのか。

回答:市民税課長が幹事長という形で、各部の主管課の課長がメンバーである。(川森財政経営部次長・市民税課長)

質問:全部の部ということか。

回答:そのとおりである。(川森財政経営部次長・市民税課長)

質問:例えば、一日消防体験や里帰り出産は、残っている43件の中のものということか。

回答:そのとおりである。(川森財政経営部次長・市民税課長)

質問:市長の所感になると思うが、この途中経過を踏まえて非常事態宣言から脱せそうかどうか、期待のところを聞かせていただきたい。

回答:これは非常に難しい質問であるが、この滞在型の返礼メニューが爆発的な人気を集めるのかということは、やってみないと分からないところではある。ただ、返礼品に傾斜しているようなふるさと納税の現状について、四日市市が違う視点からの返礼体験を加えることによって、ふるさとを応援するという原点に立ち戻ってもらえるきっかけとなり得るのではないかと私は思っている。そういったふるさと納税の原点に戻れるようなことを、四日市市から発信していきたいということが大きい。(市長)

質問:このように素晴らしい案がたくさんあるが、今後、10件から20件に絞っていく上で大事なことはどこと思うか。

回答:92件から43件に絞って、ある程度、現実的な43件だと思っている。やれるかどうか、市役所の労力が足りるかどうかということもある。一番は話題性で、四日市市は面白い、ユニークな取り組みをしているというところ。そして、市外の人に魅力を感じてもらえるようなことをまず優先的に考えて、何とか実現していけるような形にしていきたい。(市長)

質問:4月の対策本部ができた記者会見のときに、おととしに四日市市民がふるさと納税したことに伴う個人市民税の控除額を提示していただいたが、直近の額はもう出ているのか。

回答:8月中旬頃に判明する予定である。(川森財政経営部次長・市民税課長)

質問:「自然・農業」の果物の収穫体験とは、具体的にどのような果物を想定しているのか。

回答:梨、イチゴ、ブルーベリー、こういったものを提案の中では言っている。(内田財政経営部長)

質問:いずれも、市内で収穫されている果物ということか。

回答:そのとおりである。(内田財政経営部長)

質問:花火観賞とは、夏の花火大会、四日市花火大会のことか。

回答:そのとおりである。(川森財政経営部次長・市民税課長)

質問:全国では返礼割合を3割以内に抑えた上で、例えば、熊野市の花火大会で、寄付額で100万円だったか桟敷席を用意するといったものがあるが、花火観賞などで100万円単位の高額なものが出るということか。

回答:そういうことは想定していない。これからの議論でどうなっていくか分からないが、基本的に3割以内には抑えるつもりでいる。(市長)

質問:枕木オーナーとは、枕木に名前を刻印するというイメージか。刻んだとしても、見えないのではないか。

回答:刻んだものは見えないが、実際に確認してもらい、この枕木に自分の名前があって、今、通り過ぎたというようなプライスレスなものも提供していかないといけない。貨幣価値でははかれないものを提供するということも取り組んでいきたい。(市長)

質問:非常事態宣言が出されてから2カ月たって、内外からの反響はどうか。

回答:それは非常に大きい。この2カ月間、マスコミ各社の皆さんの取材を多く受けた。寄付金獲得という部分に重きを置かれていた報道が以前は多かったと思うが、最近は流出という部分の報道も増えてきている。ふるさと納税制度は、寄附金でもあるが、個人住民税の減収という部分も、非常に大きなポイントではある。その部分がクローズアップされてきたということは、ふるさと納税全体を評価する上で非常に重要な要素と思っており、そのきっかけになれていると思っている。(市長)

質問:期せずしてか分からないが、全国で四日市市のふるさと納税に関する非常事態宣言が響いたが、どのように考えてみえるか。

回答:劇的に改善させることは難しくて、こういった工夫を凝らす取り組みを積み上げていくしか、この状況を打開していけない。大きな特効薬はないが、こういったユニークな体験型メニューをしっかりと揃えることによって、四日市市に注目していただける人が増えれば、それはありがたいと思う。(市長) 

発表事項2.マスコットキャラクター「こにゅうどうくん」のテーマ曲の完成について

市長:きょうは、「こにゅうどうくん」が記者会見に一緒に参加している。

 この四日市市の誇るべきマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」は、100周年のときに誕生して、永遠の6歳ではあるが、今年、市制120周年ということで、20周年を迎える。この20周年をみんなで盛り上げていこうということで、このたび、「こにゅうどうくん」のテーマ曲を制作した。「SUNRIZE!43~こにゅうどうくんのテーマ~」という曲名で、本市出身で、DREAMS COME TRUEのバックコーラスもされていた浦嶋りんこさんに歌っていただいた。すごく軽快な曲となっている。

 「こにゅうどうくん」はダンスが得意で、平成27年のNHK紅白歌合戦にも出場している。軽快な曲に合わせて、この「こにゅうどうくん」のダンスをこれからどんどん取り入れて、市全体を盛り上げていきたいと思っている。

 さまざまなメディアで、この曲を取り上げていただく予定で、8月5日、大四日市まつりに浦嶋りんこさんにも来ていただいて、「こにゅうどうくん」と四日市農芸高校のダンス部がコラボレーションする予定である。今、四日市農芸高校のダンス部の皆さんが、創作ダンスを考えてくれていて、みんなで踊れるダンスになっていけばいいと思っている。

 このすごくいい曲で、非常に仕上がりが良くて、本当は売り出して、オリコン1位を狙いたかったが、売り出すことはなく、きょうから市のホームページでも無料配信をしていく。事あるごとに「こにゅうどうくんのテーマ」として使っていきたいと思っている。

 ポイントは、「こにゅうどうくん」や「四日市市」という歌詞が出てこないことである。直球ではなくて、「こにゅうどうくん」からのメッセージということで、「四日市市」をイメージできる、例えば、海とか、船とか、列車、雲、空なんかをキーワードとして織り込んでいる。「1人じゃないさ、上を向いて歩いて行こう」と「こにゅうどうくん」が皆さんに勇気を与える歌になっている。


 この歌詞は、職員が作詞をしている。本当は四日市市のことを知っている職員が、大体の案を考えて、専門家に作り直してもらおうと考えていたが、職員が作った詩のクオリティーが非常に高くて、このまま使ってしまおうということになった。まだ、「こにゅうどうくん」は踊れないが、これからこの歌をもとに、ダンスも作って、四日市市が盛り上がっていくような取り組みにしていきたい。
 

質疑応答

質問:どこの部のどこの課の職員が作ったのか。

回答:観光・シティプロモーション課の職員である。(佐藤商工農水部長)

質問:この職員は、音楽の経験があるのか。

回答:バンドをしていて、音楽には興味のある職員である。(山川観光・シティプロモーション課長)

質問:「43」の意味は何か。

回答:これは、東海道の43番目の宿場町ということである。四日市市は、「43」というキーワードで取り組みしている。(市長)

質問:歌を作ろうということになったきっかけは何か。

回答:「こにゅうどうくん」が20周年ということが一番大きいと思う。しかも、「こにゅうどうくん」はダンスが大変上手である。手前みそであるが、自分の曲もないといけないということもあると思う。(市長)

質問:去年から観光・シティプロモーション課に任期付職員で来られていることも関係しているのか。

回答:それも非常に関係がある。(市長)

質問:どなたからの発案と言えるのか。

回答:キャラクターフェスティバルに行くと、皆さん、自前の曲があったりする。ステージで踊らせていただいてから、ずっと関ジャニ∞の歌で踊っている。「こにゅうどうくん」も自前の歌を作って盛り上げて行こうと思った。(田中観光・シティプロモーション課副参事)

質問:キャラクターが自前の曲で出てくることは結構多いのか。

回答:多いが、行政が作っているところは、ほぼないと思う。(田中観光・シティプロモーション課副参事)

質問:具体的に制作期間は、どんな感じで準備されてきたのか。

回答:制作期間は、ほぼ1カ月である。(田中観光・シティプロモーション課副参事)

質問:具体的に依頼されたのはいつだったのか。

回答:5月初旬で、6月いっぱいで完成させる予定だったが、1カ月ぐらいで完成した。(田中観光・シティプロモーション課副参事)

質問:音源の収録は、いつごろ、どこで行ったのか。

回答:5月の末に、2日間、東京のスタジオで収録した。(田中観光・シティプロモーション課副参事)

質問:経費は幾らぐらいか。

回答:約200万円である。(田中観光・シティプロモーション課副参事)

質問:予算は、どういう項目の位置付けになっているのか。

回答:観光シティプロモーション事業の中の経費である。(山川観光・シティプロモーション課長)

質問:今後、具体的な活動予定は、例えば「こにゅうどうくん」が登場するイベントは、何となく察しは付くが、その他、市としては、どういうふうにこの曲を使っていくことになるのか。

回答:今週末から、市内の保育園、幼稚園、小学校、中学校、それから地区市民センターにCDの盤を配布する。それぞれの施設に置いて、イベントや、学校であれば運動会、地域の催し物などでお使いをいただければと考えている。(山川観光・シティプロモーション課長)

質問:例えば、三重テラスとか、いろいろやっていると思うが、そういうもので使っていくのか。

回答:9月いっぱいまで、東海ラジオで、毎週「こにゅうどうくん館」をやっており、その中で、毎週かけていただく。三重テラスで、「四日市STYLE」が7月7日にあるので、そちらには、浦嶋りんこさんにゲストでトークをいただけるということもあって、そこでも流していただくと聞いている。(山川観光・シティプロモーション課長)

質問:市長から、とてもいい曲だというようなお話があったが、具体的に、どんなところがいいのか伺いたい。

回答:最初、私はマスコットキャラクターの歌なので、こてこての「四日市」と「こにゅうどうくん」の歌と思っていた。サンバ調のダンスをしやすい曲調で、すごくおしゃれな歌である。「こにゅうどうくん」や「四日市」の歌詞が何回も出てくると、リピートで聞くのは結構きついと思う。聞いていて、サンバということもあって、盛り上がってくるような気持ちにもなってくる。四日市市は、これから「元気都市」を目指しているので、かなり元気いっぱいな曲に仕上がったのは非常にうれしく思っている。(市長)

発表事項3.四日市市シティプロモーションデザイントラックについて

市長:四日市市を盛り上げていく一つとしてシティプロモーションデザイントラックが始まる。

 まず、四日市市の都市イメージ向上に向けて、いかに市外に四日市市が元気都市であることを発信していけるかが大切と思っている。そういった中、運送会社2社の協力によって、四日市市をPRするデザイントラックが完成した。協力企業は、新成運輸と裕進運輸の2社になる。四日市市のPRとなるコンビナート、「こにゅうどうくん」、そして三重県の中で四日市はどこにあるのかという簡単な地図と、120周年のロゴマーをデザインしたトラックができ上った。

 これは、四日市市からデザインを提供して、それを運送会社の経費負担でデザイン、ラッピングをしてもらう。非常に格好いいデザインになっており、これが名古屋・東京間を走る。四日市から名古屋、四日市から東京間を走るような便に使われるということで、全国に向け四日市市のPRに非常になると私は確信している。

 ラッピングが業者さん持ちということもあって、なかなか広がりにくい部分もあるかもしれないが、この方針に賛同していただけるトラック運送会社があれば、どんどん希望にお答えしていきたいと思っており、協力企業を募集している。今、2台のトラックであるが、それが3台、4台、5台になってくると、全国を席巻するようなトラックになっていくと思う。

 デザイントラックは2台あるが、新成運輸は長野県でラッピングしているので、きょうは届かずに、裕進運輸1台のお披露目となる。それぞれデザインが変わっているので、また違いも見ていただければ良かったと思う。 

質疑応答

質問:2社とも市内の企業か。

回答:新成運輸は楠町で、裕進運輸は菰野町であるが、四日市市の応援をしたいということである。(市長)

質問:四日市市も営業エリアというか、関わりのある会社なのか。

回答:以前は市内で営業して、事務所を構えていただいていた。(佐藤商工農水部長)

質問:どういう経緯で、こういうものを作りますという話になったのか。

回答:業者から四日市市のラッピングをしたいという話をもらった。最初は、裕進運輸で、四日市市がある程度の格好いいデザインを考えて、業者さんに提示して、それを使ってもらう方がいいのではないかという話で、こういう運びになった。(市長)

質問:デザイン自体は市が、ある程度考えたのか。

回答:そのとおりである。裕進運輸は、基本的に市のデザインを使っている。新成運輸は、少しカスタマイズされたデザインになっている。全国を飛び回ってもらうトラックのデザインは、いろいろあると思う。四日市といえばコンビナートで、全国的にも有名なコンビナート夜景でいこうということで一番きれいな写真を使ってデザインした。(市長)

質問:市としては、PRしてもらってありがたいと思うが、業者は、なぜこういうふうにしたいというお話になったか、そのあたりを何か聞かれているか。

回答:1業者として、自分たちがお世話になった自治体を盛り上げていきたいという気持ちも大きいと思う。(市長)

質問:そういうふうにしてくれるということについて、市長はどう思われるか。

回答:非常にありがたい。これを全部、市で行うとなると、ラッピングするのに結構な経費がかかる。業者さんが、自分で持つので、ぜひともデザインを提示してほしいと言われたときは、本当にありがたいと思った。経費がかかることなので、なかなかすぐにできることではないが、少なくとも2社が賛同をいただいたということは、うれしいと思っている。これから、こういうトラックが増えていくと、四日市市はこういうふうになっていると思っていただけるので、ぜひ増えていっていただきたいと思う。(市長)

質問:特に、東京までというかなり広い区間を走ることについてはどうか。

回答:東京の人に四日市市のことを知ってもらう機会は、四日市市から発信しても、なかなか届かない。実際に四日市市の看板を掲げたトラックが東京を走ってもらうわけで、この広告効果は非常にあると思う。しかも、コンビナートは、非常にデザイン性も良くて、このデザインを見ていただけると、四日市市のイメージは、非常に向上していくと思っている。そういったところが、四日市市を越えて、愛知、静岡、東京を走ってもらうように、うれしい。わくわくするし、四日市市の人も、逆にこの四日市のトラックを東京で見たら、どれだけうれしいかと想像すると、うれしく思ってもらえることは簡単に想像できる。おそらくSNSで、「四日市見た」みたいなことが飛び交うと、私たちが思っている以上の効果が出るのではないかと思う。(市長)

質問:期間はあるのか。

回答:これも、ずっとやっていただける範囲で、ラッピングが5年ぐらいもつとは聞いている。(市長)

質問:協力企業は、四日市で取引がある会社か。四日市に本社があってもいいのか。

回答:そういうトラックが走っていただくことが、すごくありがたい話と思っている。今回、裕進運輸は、現在、菰野町であるが、お会いしてお話をしたときに、「菰野町は大丈夫ですか」という話をしてみたが、菰野町にも話をしていると聞いた。四日市市が来てくれて、やってほしいということであれば、大いに協力したいということであった。例えば、鈴鹿市に、こういうトラック業者が見えて、四日市市のデザインでラッピングをやりたいということであれば、ぜひお願いしたい。(渡辺商工農水部理事)

質問:どこでもいいのか。

回答:四日市のラッピングをしていただけるという会社であればどこでもいい。(渡辺商工農水部理事)

質問:菰野町の裕進運輸から、新成運輸が増えた経緯はどうしてか。依頼があったのか。

回答:裕進運輸から依頼があったが、裕進運輸1社だけということもあって、知っている運送会社には声を掛けた。なかなかハードルが高い話で、受けてもらえるのが新成運輸であった。全てには言っていない。トラック協会を通そうとしたが、ラッピングには大変経費がかかるので、個別に行っていただけるところから、順にやっていただこうと、お声掛けをさせてもらった。(市長)

質問:声掛けをしたのは、市としてなのか、市長個人としてなのか。

回答:つながりのあるところには声を掛けた。(市長)

質問:ラッピング代はいくらぐらいかかるのか。

回答:正確に言うと、ラッピングというか、インクジェットの吹き付けである。最低、インク代だけでも100万円ぐらいはかかると聞いている。それに製作費入れると、倍ぐらいはかかるであろうし、どれぐらい精度を高くするかによって違ってくると思う。(佐藤商工農水部長)

質問:こういうラッピングトラックの取り組みは、他の自治体ではやっているのか。

回答:二、三調べてみたら、直近では、京都の八幡市さんが、デザイン経費は市がもって、デザインの施工は業者がもっていただくというところがあった。茨城の潮来市においては、デザインから全て業者さんでやっている。(山川観光・シティプロモーション課長)

質問:県内ではないか。

回答:県内では、見当たらない。(山川観光・シティプロモーション課長)
 

その他

質問:任期付職員(公認会計士)の採用募集に一人も応募がなかったことについて、公認会計士である市長自身はどのようなお考えか。

回答:問い合わせは何件かあったが、今、公認会計士のリクルート市場が非常に売り手市場であり、皆さんいい採用条件を提示しているにもかかわらず、大手監査法人も人材確保にすごく苦慮している。公認会計士は大手監査法人にという大きな流れがある中で、自治体を選択してもらえる人がいなかったということだと思う。また、情報をピンポイントで発信していかなければいけないので、その辺が非常に難しいと思っている。募集の最後になって、公認会計士協会の東海会に協力を得て、東海地区の全公認会計士にメール発信してもらった。そういった取り組みも進めており、今後また募集期間を延長して、引き続き、会計士の採用には努めていきたいと思っている。会計士の人材マーケットも、非常に景気に左右されるところがあり、今は近年まれに見る売り手市場と聞いている。(市長)

質問:人材確保に非常に苦労して難しい状況という中で、当初の募集から全く条件を変えずに再募集という形になったが、今後、なかなか見つからないとなった場合、例えばその条件を緩和して待遇を見直すといった考えはあるのか。

回答:来てもらってから決めていくということで、具体的な待遇は明記しておらず、今は特に待遇を上げることは予定していない。何とか専門的知見を取り入れることができるような形には持っていきたいとは思っている。(市長)

質問:実務経験を積んでいる人というところで一つハードルが上がると思うが、そこのところはあまり妥協せずに募集するのか。

回答:だんだん範囲は広がっていくのかもしれないが、基本的に当初の対象とするような人に来てもらいたいと思っている。(市長)

質問:今回の募集期間の延期で採用決定はおそらく9月上旬になると思うので、10月採用は相当厳しくなってくると思うが、採用時期を伸ばす可能性はあるのか。

回答:柔軟に対応していかなければいけないと思っている。より早く、専門的知見を持った人に加わっていただきたいという趣旨があるが、必ずしも10月1日からでないといけないというわけではないので、その採用状況に応じて対応していかなければいけないとは思っている。(市長)

質問:前回の公認会計士の募集期間が1カ月というのは、かなり短かったと思うが、今後、新たな周知方法を考えているのか。

回答:例えば、公認会計士協会にもう一度、話しに行くとか、監査法人に対しても、話をしに行こうと個人的には思っている。何とか専門的知見を活用できるような方法はないかと考えている。まずは、採用について、募集期間を延長したが、それができなかった場合は、次も考えていかなければいけないとは思っている。(市長)

質問:東芝が半導体子会社「東芝メモリ」の売却で「日米韓連合」を優先交渉先に選んだという方向で話が進んでいると思う。アメリカでの訴訟もあって、6月28日(水)に東芝の株主総会が行われることに対する森市長の所感を伺いたい。

回答:こういった大きな物事が一つずつ決まっていくということは、本市の工場に働いている人や、市民の皆さんにおいても、一つずつ安心材料が出てくるので、しっかりと進めていただきたいと思っている。大きな経営の話に、私が口を挟む余地はないと思っているが、四日市市へのさらなる投資、雇用の拡大につながるような主体に経営権を持ってもらいたいと思っている。(市長)

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 広報マーケティング課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8階)
電話番号:059-354-8244
FAX番号:059-354-3974

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