平成29年04月25日 記者会見要旨
問い合わせ番号:14948-4606-8962 更新日:2017年 5月 8日
市長定例記者会見
日時
平成29年4月25日(火曜日) 午前11時~
場所
7階部長会議室
出席者
報道機関
朝日新聞、伊勢新聞、CTY、中日新聞、毎日新聞、三重テレビ放送、読売新聞
市側
市長、舘政策推進部長、森市民文化部参事・市民協働安全課長、松岡政策推進部参事・秘書課長、小松広報広聴課長ほか
発表事項1.平成29年度「市長のタウンミーティング」について
市長:平成29年度の市長のタウンミーティングを実施していきたい。これは市長選挙の際にも公約として掲げていた項目であり、地区市民センターを有する全24地区でのタウンミーティングを実施するというものである。市長自らが各地域に赴き、地域の声を拾って市政に反映していく。そして、地域力の向上を図っていこうとするものである。
主な内容としては、市から提示するテーマは「子育て・教育」であり、これは固定のテーマとする。また、別途、各地区からの2テーマを募集した上で議論を進めていくということである。
舘政策推進部長:若干補足させていただくと、タウンミーティングの開催については、市主催ではあるが、四日市市自治会連合会の協力を得ながら進めていく。各場所とも共通で時間は19時から20時半までの1時間半である。基本的に各地区市民センターで開催させていただくため、その地域住民の皆さんを対象とするが、他の地区から来られる人を妨げるものではない。出席者は、市長以下関係部局が入る。各地区の開催予定は、この日程で進めていくように調整をしており、初回は4月27日の川島地区から始まるというところである。
質疑応答
質問:全何地区で開催するのか。
回答:24地区である。(市長)
質問:全て24地区の日程が決まっているわけではなくて、調整中が1地区だけあるということか。
回答:大矢知だけは調整中である。(舘政策推進部長)
質問:場所は、地区市民センターを基本線に地区内の公共施設で開催するのか。
回答:原則、地区市民センターで実施したかったが、橋北地区だけは駐車場などの関係で橋北交流会館にさせていただいた。(舘政策推進部長)
質問:地区市民センター管内の住民対象ということであるが、参加募集についてはどのような形式をとるのか。
回答:地区広報で案内をして、自由参加である。(舘政策推進部長)
質問:地区市民センターが管内の住民の皆さんに呼び掛けるという形か。
回答:基本的にはそのとおりである。(舘政策推進部長)
質問:自治会ではなくて、あくまで地区市民センターが案内するのか。
回答:地区市民センターが発行する地区広報でお知らせする。(舘政策推進部長)
ホームページにも全体のスケジュールは掲載する。(市長)
質問:地区市民センターごとに、それぞれ期日を設けて参加者を募るということか。
回答:毎月2回、地区広報を発行している。そこに適宜、掲載していくということと、地区市民センターにポスターを貼る。(舘政策推進部長)
質問:基本的に事前申込制になるのか。
回答:当日、どなたでもお越しいただける。(舘政策推進部長)
質問:地区ごとに提示するテーマの主体は、どこに置くのか。
回答:各地区の連合自治会と相談する。(舘政策推進部長)
質問:各地区の連合自治会に決めてもらうということか。
回答:そのとおりである。(舘政策推進部長)
質問:ジャンルは問わないのか。
回答:市長に期待することや市政に期待することであれば、どんなことでもよい。(舘政策推進部長)
質問:大矢知の状況を、もう少し詳しく教えていただきたい。
回答:詳しくといっても、基本的に日程調整中であるということだけである。(舘政策推進部長)
質問:中学校の設備が絡んでの話か。
回答:その問題との関係の中で、いつに決めるかということになっているが、基本的に調整中ということでご理解いただきたい。(舘政策推進部長)
質問:時期的にいつごろがいいというものなのか、それとも、例えば何月の何週目かでの細かい調整というレベルなのか、どの程度なのか。
回答:大矢知の中学校の説明をしてからといった調整があるが、年内に全地区必ず実施する。(舘政策推進部長)
質問:中学校の説明を先行して行った上で、タウンミーティングを開きたいということか。
回答:あらゆる状況を鑑みて、日程を決めていくということである。(市長)
質問:地元の意向もあるだろうということか。特に、森市長として、どっちを先にしたいということがあるのか。中学校のことをきちんと説明してからタウンミーティングをしたいのか、それともタウンミーティングを先にしたいのか、現時点で意向はあるのか。
回答:別のものであるので、どちらが先になるか、まだ分からない。(市長)
質問:あくまで地元の意向を含んでできる範囲でということか。
回答:そうである。(市長)
質問:市政に反映していくということであるが、来年度の当初予算の事業に反映していくようなイメージか。
回答:これからの市政を考えていく中での参考にさせていただく。何かにはまるようなことがあれば取り上げられるかもしれないが、全てに対応できるとは限らない。必要なものがあれば、対応していくということである。(市長)
質問:全ては無理であろうが、少なくとも一つぐらいは来年度の事業にと考えているということか。
回答:市から提示するものではなく、調整なしの意見交換をさせていただくので、どういう内容が出てくるのか全く分からない。総括はしたいと思っている。(市長)
質問:市から提示するテーマも挙げていることについてはどうか。
回答:「子育て・教育」についての市民の意見として、大きなニーズを捉えれば、施策に反映していくことにはなると思う。(市長)
場合によってはすぐにできるものもあるが、予算が付かないとできないものもあって、ある程度の長期スパンで考えないとできないものもあると思う。意見を整理して、できるところから実施することになると思う。今回は、初めてのタウンミーティングであるので、市長のスタンスとしては、まずは全地区を回って皆さんの意見を基本的に聞きに行こうということである。(舘政策推進部長)
質問:市民の意見を聞いて施策に反映するということは簡単で分かりやすいとは思うが、市長としてタウンミーティングをしないといけないとご自分で思った理由は何か。
回答:市長は市のトップである。市長自ら現場に行って、直接、市民の皆さんが市長に対して意見を言えるという機会は大切だと思う。そこで、かんかんがくがくな意見交換をさせていただきながら、何か新しい四日市の施策につながっていくものがあれば、それは素晴らしいことだと思っている。いわゆる、顔の見える市長でもありたいと思っており、身近な市役所でもありたいと思っているので、まず、身近に感じてもらう。そして、自分の意見が市政に反映されていく可能性があるという、政治に対する期待というか希望も持っていただけるきっかけにはなると思うので、意味は大きいと思っている。(市長)
質問:今回、「子育て・教育」をテーマとして選ぶことへの思いを市長にお尋ねしたい。日ごろから「子育てするなら四日市」とおっしゃっておられるが、改めて、このテーマを取り上げた理由を教えていただきたい。
回答:本当はもっといろいろなことを聞きたいということが本音であるが、限られた時間の中で、まず何を聞いていくかを考えていくと、私が一番プライオリティーというか優先順位を高く考えている「子育て・教育」になった。「子育てするなら四日市」、「教育するなら四日市」という都市イメージを作っていくためにはどうすればいいのかということを、市民の皆さんとともに考えていきたい。また、市の姿勢も取り上げることによって、本市の姿勢が鮮明にもなるので、メッセージを伝えていくという意味もあると思ってこのテーマにした。このタウンミーティングは、1年で終わることではないので、継続的にさまざまな時期に応じたトピックをテーマに掲げて実施していきたいと思っている。1年目は、私の一番思うところの強い「子育て・教育」ということで取り上げた。(市長)
発表事項2.「平成28年度 市民協働虎の巻」の作成について
市長:市民協働の考え方や進め方についてまとめた「平成28年度 市民協働虎の巻」を作成した。これは、市民協働の考え方や進め方について理解を深めて、より市民協働の実践につなげていくことを目的として、若手職員の意見を踏まえながら作成したものである。これを機にさらに本市における市民協働が進むことを目的としているので、この「市民協働虎の巻」を活用して取り組んでいきたいと思っている。
森市民文化部参事・市民協働安全課長:少し補足をさせていただくと、若手職員とは各部局の13人の中堅職員であり、3回にわたって検討を進めて作ったものである。それに加えて、本市の市民活動の拠点である「なやプラザ」の「まちづくり創造塾」を場として市民活動に携わっている皆さんからもご意見をお聴きして作りあげた。今後、これを市民の皆さん、事業者の皆さん、特に社会貢献活動で市民の皆さんと一緒にやっていきたいというような事業者の皆さん、あるいはボランティアの皆さんなどに一緒に見ていただいて、力を合わせていく一つの手引書にしていきたいと思っている。
質疑応答
質問:「市民協働虎の巻」を作った経緯を説明いただいたが、主に市民向けか、それとも市の職員にもしっかり理解してもらおうというものか、どなたを対象に考えたものなのか。
回答:最初はこの会議でもそこが課題になり、どこに向けて作ったらいいかを話し合った。最終的には、どなたでも使っていただけるということを念頭に作った。最近よく聞くようになったが、市民協働という言葉は、ずっと以前から言われている言葉であって、実践はもう10年以上行われている。市職員も一定の理解は進んでいるが、まだまだ全職員が市民活動団体の皆さんや、企業の社会貢献活動をなさる皆さんと一緒に実践的に事業をやっているという実例ばかりではない。市職員の中にも、市民協働をどうやって進めていいかというノウハウや考え方について、触れてない職員が多数いる。そこで、職員の研修に今年度は使っていく。毎年度、各階層で必ず実施する階層別研修というものがあり、そういったところでも市民協働をテーマとして捉え、今回はこの手引書をもとにより深く理解するために研修を行う。一方、「まちづくり創造塾」についても、今年度もなやプラザで開催するので、そこでも「市民協働虎の巻」をもとに、市民活動をやっておられる皆さんにも見ていただいて実践に使っていただく。あるいは、これはもっとこういうふうにした方がいいというご意見を頂戴すれば取り入れて、また今年度末には少し改訂できるものであればしていく、そういったことを考えている。また、市民の皆さんにもご覧いただけるように、地区市民センターなどにも置いて、地区のさまざまな団体の協働もあろうかと思うので、団体同士が円滑に関係づくり、組織づくりできるような一助にしていただけたらと思っている。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:市の職員の研修で、市民協働をテーマにしたものは、もともとあったのか。
回答:既に実施している。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:マニュアルは別にあったのか。
回答:今まではこのようなものはなかった。私どもの部局で、市民協働とはこういうものということをパワーポイントなどで示して実施していた。こうしたらいいという手引書はなかったので、ちょうど1年ほど前の平成28年3月に作った市民協働促進計画の中に手引書を作って活用するということを掲げて、28年度に作ったものがこの「市民協働虎の巻」である。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:今の促進計画の中では、どういう目的でこの「虎の巻」を作るとされていたのか。
回答:「市民と市民活動団体、事業者および市職員などが、市民協働への理解を深め、実践するため、市民協働の進め方や事例を掲載した手引書を作成し、発行する」としている。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:こういう手引書があった方がうまく進むということで、ほかの市町で、こういうものを作っているところはあるのか。
回答:他市町でもたくさん作っており、いろいろと書き方は違うが、根本は同じように市民協働を進めるためにということである。京都市や、古いところでは仙台市、静岡市、八王子市といったところを私どもも見せていただいて練り上げてきた。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:近隣の市町ではどうか。
回答:近隣の市町もたくさんあり、例えば岐阜市も作っているが、作られ方で本市にフィットするというところを考えて選んだ。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:県内では、四日市のほかにあるか。
回答:県内では、調べ切っていないのかもしれないが、同じようなものはなかったと思う。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:A4判で、最後19ページになっているが、何ページあるというのか。
回答:1ページから19ページで、表紙と裏表紙を入れてない。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:この「虎の巻」が見ることができるところは、ホームページと地区市民センターが中心でいいのか。
回答:地区市民センターへ配架すると同時に、市民文化部で管轄している三浜文化会館や橋北交流会館にも配置させていただきたいと思っている。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:内容について、特に強調したいところとか、四日市らしさが現れているところは、どの辺になるのか。
回答:私どもが一番書きたかったことは、4ページから6ページまでの事例である。どういった市民協働を実践されているか、実態があるかということで、市民協働は、一体誰と誰がするのかというようなところがまだはっきりしていないので、いろいろなパターンがあって、本市でもこのようなさまざまなパターンが実践されている。本市は市民活動が大変活発なところであって、その市民活動をしている皆さんを見ていくとこの4つのパターンである。この4つのパターンとは、市民の皆さんと市民活動団体、市民活動団体と市(行政)、事業者の皆さんと市民活動団体間によって行われている地域づくりと、これからどんどん進めていきたい、進めたらいいと思っていることが市民活動団体などへの中間支援活動である。中間支援団体が出てきて、市民活動をどんどん盛り上げていってほしいという、以上4つのパターンに分けてお見せしたということが1点である。もう1点は、この第2章の7ページで、心構えは他都市のどの手引書にも同じような内容が書かれているが、次の10カ条については市民協働を実践していくために、どういうところに気を付けたらいいかを、もう少しかみ砕いて書かせていただいたところが、今回、四日市らしいと思っているところである。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:平成29年3月発行で平成28年度ということでいいのか。
回答:28年度の事業として実施して作られたのが3月であったので28年度である。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
質問:年度が改まってから発表されるということだが、28年度の負担として発行されるということか。
回答:そのとおりである。(森市民文化部参事・市民協働安全課長)
発表事項3.市歌のCD制作について
市長:日ごろから皆さんに親しんでいただいている四日市の市歌は、昭和32年に市制60周年を記念して作られている。このリニューアルした四日市の市歌のCDを制作することに至った。これまで、平成27年度に2アーティストで制作したが、今回、さらに2アーティストで追加した。女声合唱団の「京」さんと男声独唱の西田昂平さんを加えたCDを新たに作成した。今も議会や、市役所で日々流させていただいているが、これによって多くの市民のイベントでも使っていただけるような形をとっていきたいと思っている。これからも、市歌が市民の皆さんにより身近に感じていただけることを目的として、この制作を行った。
舘政策推進部長:市歌の活用として、ホームページから基本的にダウンロードができる。また、いろいろなイベントで使っていただくようにCDを貸し出しさせていただきたいと思っている。
質疑応答
質問:このCDは、いつ完成したといえるのか。
回答:60周年を記念にできているというところもあり、120周年の今年、また皆さんに知っていただけるように作らせていただいた。(位田政策推進課主幹)
特にいつとは言わないが、4月完成である。(舘政策推進部長)
質問:何枚作ったのか。
回答:現在、100枚、手元にある。(位田政策推進課主幹)
質問:貸し出しを主にしていく対象は市民ということか。
回答:市民、事業者の皆さんである。(舘政策推進部長)
質問:貸し出し方法は、どのような手順をとるのか。
回答:政策推進課へご連絡いただきたい。(舘政策推進部長)
質問:音源の収録は、平成27年はいつごろ実施したのか。
回答:最初は、年末から年始に掛けてで、平成28年の1月ごろだったと思う。(舘政策推進部長)
質問:いつからホームページで公開したのか。
回答:ホームページの公開は平成28年度である。以前も、市歌自体はホームページでも公開はしていた。ただし、とても音源が古いカセットテープの時代のもので、大変音質が悪かった。(位田政策推進課主幹)
質問:いつごろからあるか分からないぐらいのものか。
回答:歴史もたどったが、いつのものかというぐらい古く、このお二人の部分は27年度に録音したものを28年度の当初にホームページ上にアップをさせていただいた。(位田政策推進課主幹)
質問:今回、改めてCDにするということは、使ってもらいやすくするためか。
回答:ホームページからダウンロードする場合、大音量で利用すると音質的に問題がある。イベントなどで利用してもらうときには、CDを使っていただいた方がいいのではないかと思った。(舘政策推進部長)
質問:今回、新しくお二人に頼んだのは、今までのバランスなど、どのような狙いなのか。
回答:もともと男声独唱、男女の独唱、それから合唱二つということで想定をして始まり、27年度は、暁高校の合唱と女声の独唱だったので、残る男声の独唱ともう一つ合唱、大人の合唱ということで、特にこれまで活躍していただいている「京」さんを選んだ。また、男性の西田さんは、去年のファミリー音楽コンクールで冒頭に市歌を歌っていただいた人で、それをもう一回収録したということである。(舘政策推進部長)
質問:特に120周年の行事で使ってもらいたいということか。
回答:もちろん120周年事業の市民企画のイベントで、もし可能であれば、どんどん使っていただきたい。市としてもPRしていくが、120周年の補助もするので、強制ではないが、できれば使っていただきたい。(舘政策推進部長)
質問:今回のCDには4バージョン入っているということでいいのか。
回答:4バージョンとピアノ伴奏と吹奏楽が入っている。(位田政策推進課主幹)
質問:既に4月から新しい音源も公開しているのか。
回答:ダウンロードできる。(舘政策推進部長)
4月3日の市ホームページのリニューアルと同時に上がっている。(位田政策推進課主幹)
質問:西田昂平さんは、甲子園で独唱された人か。
回答:四日市南高校在学中に、全日本の学生音楽コンクールの全国大会の高校生の部で1位をとられて、そのすぐ後の春の選抜高校野球大会で甲子園で国歌独唱をされた。(位田政策推進課主幹)
その他
質問:衆議院小選挙区の区割案について新しい答申が出て、四日市市内でも区割りが変わる。また、2区が鈴鹿・亀山の範囲から伊賀・名張まで広がるという変更があった。この小選挙区への変更について感想や懸念する部分があれば教えていただきたい。
回答:本市としては、当初から市内で分割している区割りを何とか一つにしてもらいたい、また、それがかなわないのであれば、これまでの経緯を踏まえて現状維持を望んでおり、県には伝えていた。市内の線引きが少し南下したことで、一部の地域では選挙区が変わってしまった。率直な感想としては、選挙区の微調整で市内の線引きが変わっていくことに対しては少し疑問を感じるところもある。区割審の案が法案として成立していく中で混乱が起こらないよう、新しい区割りを周知徹底していくことには努めていかなければいけないと考えている。(市長)
質問:特に変わることということ自体が好ましいものではないという考えかも分からないが、それについて何か異を唱えるというところまでは至らないということか。
回答:厳正な区割審の案であるため、四日市単独でということにはならないと思う。しっかりと現実を受けとめながら、混乱の起こらないように周知をしていくしかないと思っている。区割りが改定されるごとに、四日市の線引きが変わっていくことはやめていただきたいという思いはある。(市長)
質問:区割りが南に下ることで、一部、選挙区が変わるということになるが、特に憂慮すべき部分で、北部の3区部分が増えて南部の2区部分が減るというバランスが変わることや、随分、西部に広がることについてはどうか。
回答:客観的に見て誰でも思うことであるが、3区においては四日市選挙区が一番大きくなるので本市の声は非常に重視していただけると思っている。一方で、2区における四日市市のプライオリティーというか占める割合は相対的に下がっていくので、市の南部の声も引き続き2区選出の議員には拾っていただきたいと思う。そのことをお願いするというか期待する。(市長)
質問:最終的には分割解消か。
回答:それが一番である。区割審も原則として分割解消を掲げられていたが、現実的な問題としてかなわないケースもある。見直しごとに変わっていくということでは、本市は少し割を食っている感はある。県内で分割されているのは本市だけになったので、そういったことも今後は検討していただきたいと思う。(市長)
質問:次の見直しのときには、ぜひ解消してほしいということか。
回答:解消というか、混乱の起こらないような配慮をしていただきたい。(市長)
質問:県の教育委員会の調査で、県立高校での越境入学、通学、ルール違反が明らかになった。県の問題であるが、その対象となったのが市内の四日市中央工業高校、四日市工業高校、朝明高校といったスポーツ強豪校で知られているところである。ルールである一方で、この指導者のもとで学びたいとか、ここでスポーツやりたいとか、若い人たちの芽を閉ざすような可能性も出てくる。高校総体も控えており、ひいてはスポーツ振興にも支障をきたしてくるかもしれない。市長の感想、所見があればお伺いしたい。
回答:具体的な内容は耳に入っていないので分からないが、四日市の高校でスポーツをしたいという人が集まってきていただけることはありがたいことである。本市にスポーツ強豪校が数あるということに対しては良いことと思う。ただ、越境に対しては県行政であり、言う立場ではない。(市長)
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