平成29年03月28日　記者発表資料　「問題解決能力向上のための授業づくりガイドブック２」の発行について

 「問題解決能力向上のための授業づくりガイドブック２」（改訂版）を発行しました

 【主旨】

　「問題解決能力向上のための授業づくりガイドブック」は、「５つのプロセス」に基づく思考の流れを、授業等で実践することで、子どもたちの問題解決能力を育成するための冊子で、市内すべての小・中学校で活用している。

　改訂した「ガイドブック２」を本市の教育実践の中心に位置づけ、四日市市の子どもたちの「問題解決能力向上」につながるよう、取り組んでいく。

【背景】

　子どもたちが将来生きていく社会は、多様で変化が激しく、一層複雑化し、解決の道筋が明らかでない問題が多く存在するため、子どもたちに「社会人になっても　通用する問題解決能力」を育む必要がある。

【経緯及び特徴】　　　　

１　本市では、「授業づくりガイドブック」を平成２５年３月に発行し、授業の中で　　問題解決能力の育成に取り組んでいる。

２　「授業づくりガイドブック」には、「５つのプロセス」が示されており、（四日市モデル）と呼んでいる。

３　「５つのプロセス」（四日市モデル）は、以下のように構成されている。

　　　　　　〔第１プロセス〕問題の理解

　　　 　※〔第２プロセス〕問題の特徴づけと表現

　　　　　　〔第３プロセス〕問題の解決

　　　　　　〔第４プロセス〕解決方法の共有

　 　　　※〔第５プロセス〕問題の熟考と発展

　　　　　　　　　　（※特に重視するプロセス）

４　「５つのプロセス」に取り組むことで、教師の指導力向上を図ることができる。

５　 初版より、掲載する実践事例の教科の幅を広げ、内容を充実させた。

６　「問題解決能力向上のための５つのプロセス（四日市モデル）」は、アクティブ・ラーニングの視点に立った学習活動であり、子どもたちの「主体的・対話的で深い学び」の実現につながる。

【お問い合わせ】

　　四日市市教育委員会 教育支援課 研修・研究グループ　松本

　　電話番号　３５４－８１４９