コンテンツにジャンプ メニューにジャンプ
こにゅうどうくん

トップ > 市政全般 > 広報 > 記者発表・会議案内 > 記者発表資料 > 平成28年度(平成28年4月~平成29年3月) > 平成29年3月 >平成29年03月22日 記者発表資料 四日市市指定文化財の指定について

平成29年03月22日 記者発表資料 四日市市指定文化財の指定について

問い合わせ番号:14900-6175-3938 更新日:2017年 3月 22日

平成29年03月22日 記者発表資料

    四日市市指定文化財の指定について

遠生寺所蔵 木造阿弥陀如来坐像 1

   同   木造薬師如来坐像 1

 平成29年2月7日開催の四日市市文化財保護審議会(会長 石田昇三)の答申を受け、3月22日開催の教育委員会において、木造阿弥陀如来坐像及び木造薬師如来坐像(ともに遠生寺所蔵)を四日市市指定有形文化財に指定しました。概要は次のとおりです。

1.種 別   有形文化財(彫刻)

2.名称・員数    (1)木造阿弥陀如来坐像 1躯             (2)木造薬師如来坐像 1躯

3.所在地           四日市市堂ヶ山町651

4.所有者           宗教法人遠生寺(代表役員 若山正雄)

5.指定年月日    平成29年3月22日

  木造阿弥陀如来坐像   木造薬師如来坐像

               (1)木造阿弥陀如来坐像                                  (2)木造薬師如来坐像

 

6.指定理由 (1)木造阿弥陀如来坐像は、平安時代後期(12世紀)の制作で、中央の本格的な

                            作風を示している像です。後補の金泥(金粉をにかわでといた顔料)や漆箔(に

                            かわを塗った上に押した金箔)がやや生硬な印象を与えるものの造形的な骨格

                            は保持されています。他の指定の作例と比べても遜色なく、市指定は妥当と判

           断しました。

        (2)木造薬師如来坐像は、鎌倉時代初期(13世紀)の制作で、近年に施された彩色

          が本像の印象を少しばかり消極的なものにしてはいますが像の基本的な造形は

          損なわれてはおらず、市内でも数少ない鎌倉時代初期の作として評価できます。

          他の指定の作例と比べても遜色なく、市指定は妥当と判断しました。

[参考資料]

○四日市市内における指定文化財の内訳(地域を定めず指定されている国指定「特別天然記念物カモシカ」・「天然記念物コクガン」及び()重要美術品等ノ保存ニ関スル法律で認定を受けている文化財を除く)

国指定                  13件

県指定                  33件

市指定                  63件(今回の「木造阿弥陀如来坐像」及び「木造薬師如来坐像」を含む)

(合計)          109件

 

有形文化財           58件(今回の「木造阿弥陀如来坐像」及び「木造薬師如来坐像」を含む)

無形文化財            2件

有形民俗文化財      7件

無形民俗文化財     2件

(合計)          109件

 

お問い合わせ先

四日市市教育委員会事務局 社会教育課 堀越光信

電 話:059-354-8240

FAX:059-354-8308

-mailsyakaikyouiku@city.yokkaichi.co.jp

 

このページに関するお問い合わせ先

シティプロモーション部 文化課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎9F)
電話番号:059-354-8238
FAX番号:059-354-4873

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
情報は役に立ちましたか?