平成29年1月　仕事始めの式

仕事始めの式 

　皆様、あけましておめでとうございます。
　年末年始、いかが過ごされたでしょうか。私は、これからの四日市市政をどう組み立てていこうかと思いを馳せながら年末年始を過ごしていました。12月24日に市長に就任したということから、実質的には平成29年が市長としての職務のスタートだという認識でいます。
　あらためて31万人の市民の皆様の生活を支えていく、そして、四日市の未来を切り開いていくリーダーになったのだという職責の重さを感じている次第です。登庁式の時にも話をしましたが、今、人口流出の都市になってしまっている四日市の現状を非常に重く受け止めています。何としても力強い四日市を取り戻していかなければいけませんし、競争力を高めていかなければいけないとも感じています。三重県ナンバーワンの都市「四日市」、そして、三重県をけん引していく都市「四日市」というプライドと誇りを持って、これからの市政運営を行っていく覚悟です。
　今年は、四日市市制120周年という節目の年です。この一年、四日市が変わったと言われるような市政改革スタートの年となるよう取り組みを行っていきたいと思っています。そのためには、新しい気風をつくっていかなければなりません。前例や慣行にとらわれることなく、挑戦できる風土をつくり、自ら良いと判断したことに対して、徹底的に取り組んでいけるような組織風土を私自らがつくっていきます。組織全体で意識を共有できるような枠組みもつくっていきたいとも思っています。
　そのためには、職員の皆様方、現場を経験されておられる皆様方の意見というものをたくさんキャッチし、議論をしていきたいと思っています。遠慮なく様々なご意見や判断、自らの意思というものを私に伝えてください。
　今年、明日からですが各部署の朝礼へ参加してくことになります。たくさんの職員、現場の方々と共有する時間をつくることにより、意思疎通を図りながら、共通認識を持っていきます。また、来年度、4月からになると思いますが、全職員の方々の意見を聴取していきます。アンケートという形になるかも知れませんが、ぜひ職員の方々の意見、気持ちを汲み取っていく、そういった取り組みもしていきます。職員全体の共通意識というものを醸成していける一年にしていきます。職員の組織力が高まっていけば、自ずと四日市市全体の力になっていく、四日市市全体が発展していくと私は思っています。この1年、組織の強化・意識の強化に繋げていく1年でありたいと願っています。
　1月13日の緊急議会におきまして所信表明を行い、今後の四日市市政の基本方針を示すことになります。ぜひとも皆さん方、この所信表明を聞き、意識を共有して、一緒になって新しい四日市をつくっていきましょう。市制120周年のこの一年が、市政改革のスタートの年となるように頑張っていきますので、ぜひとも皆さん方、力を合わせて、この1年間頑張っていきましょう。これをもって挨拶とさせていただきます。