平成28年12月01日 記者発表資料 「鳥出神社の鯨船行事」ユネスコ無形文化遺産登録・記念事業
問い合わせ番号:10010-0000-3769 更新日:2017年 4月 1日
「鳥出神社の鯨船行事」ユネスコ無形文化遺産への登録及び記念事業について
国指定重要無形民俗文化財「鳥出神社の鯨船行事」は、全国33カ所の「山・鉾・屋台行事」の一つとして、10月31日に、ユネスコの評価機関による事前審査の結果、ユネスコ政府間委員会(無形文化遺産保護条約政府間委員会)に対して、ユネスコ無形文化遺産登録の勧告があり、11月30日(日本時間12月1日)にエチオピアのアディスアベバで開催されましたユネスコ政府間委員会で、ユネスコ無形文化遺産に登録されることが決定いたしました。
なお、四日市市では、ユネスコへの登録を記念して、以下の事業を行います。
(1)国指定無形民俗文化財「鳥出神社の鯨船行事」
ユネスコ無形文化遺産登録記念シンポジウム 「天下の勇祭 富田の鯨船を語ろう!」
日時
平成28年12月11日(日曜日)13時から16時(当日、参加自由)
場所
四日市市文化会館 第3ホール
内容
1.基調講演
- 「鯨船の謎にせまる~山・鉾・屋台と鯨船~」
武蔵野美術大学教授 神野善治さん - 「三重県の漁労文化と鯨漁」
鳥羽市文化財専門員 野村史隆さん - 「東海の山車文化と鯨船行事」
民俗芸能研究家 鬼頭秀明さん
2.パネルディスカッション
- コーディネーター 神野善治さん
- パネリスト
野村史隆さん
鬼頭秀明さん - 富田鯨船保存会連合会
北島組会長 鈴木裕也さん
中島組会長 加藤正彦さん
南島組会長 渡邉繁勝さん
連合会会長・古川町会長 吉田初男さん
注:神野さんは、富田の鯨船行事が国指定重要無形民俗文化財に指定された時の文化庁の担当文化財調査官。生業として、捕鯨を行っていなかった地域になぜ模擬捕鯨行事が行われているかなど、鯨船の謎について語っていただきます
周知方法:広報よっかいち11月下旬号、四日市市ホームページ、ポスター掲示
(市内:各地区市民センター、市立博物館、市立図書館、文化会館、近鉄四日市駅、近鉄富田駅など。
市外:全国山・鉾・屋台行事保存連合会各保存会及び担当行政、太地町くじらの博物館、東海各地の民俗資料館、三重県総合博物館、三重県総合文化センターなど)
(2)鯨船山車の展示
ユネスコ無形文化遺産への登録を記念して、北島組の鯨船山車「神社丸」をそらんぽ四日市(四日市市立博物館)1階エントランスホールに展示します。普段は、祭りの場でしか見られない鯨船山車。豪華絢爛な刺繍の施された横幕や彫刻など、ぜひこの機会に身近でご覧ください。
日時
平成28年12月6日(火曜日)から12月11日(日曜日)
9時30分から17時(但し、土曜日は19時30分まで開館延長)
★国指定重要無形民俗文化財「鳥出神社の鯨船行事」のユネスコ無形文化遺産登録について四日市市長コメント
「鳥出神社の鯨船行事」が、ユネスコの無形文化遺産に正式に認められ、保存会の皆様をはじめ、ご尽力いただいた方々に心から感謝申し上げます。
本市の貴重な地域資源として、その魅力を広く発信し、地域の活性化につなげていきたいと思います。」
お問い合わせ先
四日市市教育委員会事務局社会教育課 担当:葛山・堀越・澤井
TEL 059-354-8240 FAX 059-354-8308
このページに関するお問い合わせ先
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