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こにゅうどうくん

平成28年05月12日 記者会見要旨

問い合わせ番号:10010-0000-3409 更新日:2017年 4月 1日

市長記者会見

日時

平成28年5月12日(木曜日) 午前11時~

場所

7階部長会議室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、CTY、中日新聞、毎日新聞、読売新聞

市側

市長、舘政策推進部長、山本都市整備部長、小林市民文化部理事、松岡政策推進部参事・秘書課長、松浦文化振興課長、川尻都市計画課長、加藤政策推進部参事・広報広聴課長ほか

発表事項1.三浜文化会館の愛称募集について

市長:平成25年度末に塩浜小学校への統合によって三浜小学校が閉校になった。現在、市民の芸術文化活動における練習・発表の場や生涯学習の場、および地域活動施設の機能を合わせ持った「三浜文化会館」の整備を進めており、11月ぐらいの開館を目指している。この三浜文化会館が末永く市民の皆さんに親しんでいただけるように、それにふさわしい愛称を募集するという趣旨である。

 この「三浜(みはま)」という文字を漢字でも平仮名でも片仮名でも良いが、必ず入れていただくことになっている。また、応募していただく際には、なぜそういう愛称で応募されたかという理由も一緒に記載していただく。もちろん愛称は、自作の未発表のものとし、応募は一人1点とする。審査をして優秀賞を決定し、入賞者には記念品を贈呈する。どなたでも応募できるので旧三浜小学校にゆかりのある小・中学生の皆さんにも、ぜひご応募いただきたいと思っている。愛称が決定したら、今後作成する三浜文化会館の施設紹介のパンフレットなどに、その愛称を記すなどして広く活用を図っていきたいと思っている。

 それでは、三浜文化会館の概要と応募の詳細については、担当から、もう少し具体的に説明をさせてもらう。

松浦文化振興課長:まず施設の概要については、所在地は海山道町地内で、広場、校舎、多目的ホールからなる施設である。整備後は、駐車場150台を備えるような施設となる。開館時間は9時から21時で、主な施設の用途および活用例は、ダンス、演劇、バレーなどの練習ができるリハーサル室や、合唱・合奏などの音楽の練習ができる練習室などのほか、会議室や展示室などを備える施設となる。

 愛称募集は、三浜という文字を必ずどこかに入れていただいて、どうしてその愛称にしたのかという理由を添えてご応募いただく。募集期間については、5月16日月曜日から6月30日までとさせていただいている。応募方法は、募集要項をご覧の上、応募用紙に必要事項などを記入いただき、郵送、ファクス、または直接、文化振興課あるいは各地区市民センターへ提出していただくことになる。募集要項と応募用紙は、文化振興課や市民センターなどのほか、文化会館、あさけプラザにも置いてあり、市のホームページからもダウンロードできるように準備する。愛称は、自作で未発表のものに限り、応募は一人1点ということでお願いしている。

 審査を厳正に行った上で優秀賞を決定、また、その結果発表については7月下旬ごろを予定しているが、報道機関の皆さんにも発表させていただきたいと思っている。説明は以上である。

質疑応答

質問:公共施設の愛称募集は、最近では「そらんぽ四日市」があったが、他にはどんなものがあったか。

回答:霞ヶ浦緑地公園の「霞★ゆめくじら」も公募された。(小林市民文化部理事)

 3年ぐらい前に、宝くじの資金を活用した大型の遊具の整備を本市にしていただくことが決まり、その愛称募集を行ったことはある。(市長)

質問:近年では、こういった大きな公共施設の愛称を募集するというやり方が定着しているのか。

回答:定着しているというほどでもないが、公共施設はどうしても堅いイメージがあるため、市民の皆さんに分かりやすく親しみやすい雰囲気を作るためにも、愛称があったほうが良いのではないかという思いが根底にある。(市長)

 三浜文化会館にはキッズスペースもあり、小さいお子さんから大人、高齢者まで、幅広い年代の皆さんに来ていただきたいという願いがあり、子どもにも親しまれるように愛称を募集する。(小林市民文化部理事)

質問:三浜文化会館として旧三浜小学校を整備することについて、予算のときに概要は教えていただいたように記憶しているが、改めて、なぜ、どんな経緯でこういう文化施設にしようとしたのか、どんな人たちの利用を想定しているのか。具体的にどんな改装、手を加えるかということをもう少し詳しく教えていただきたい。

回答:総合計画の中にも載っているが、四日市市文化会館のリハーサル室や練習室は、なかなか思うように貸館予約ができないという市民の方々からのお声がかねてからあった。その四日市市文化会館の飽和状態を解決するような策ということで、既存の施設を活用してということで計画をさせていただいた。三浜文化会館となるこの旧三浜小学校は、時計台のようなものもあり、室内もふんだんに木材が使用されていて、校舎としては非常に文化的な雰囲気があり、文化の練習の場にふさわしいということで説明をしてきている。この工事については、基本的に内装工事になる。外構については、プールを撤去して駐車場を150台整備するということはあるが、運動場も広場としてほぼそのまま利用し、また、進入路の道路を少し拡幅して、西側からも東側からも入れるようにする。内装については、三浜小学校の特徴である木造の雰囲気をそのまま残すような工事になる。リハーサル室、練習室については音楽が漏れないように遮音壁にして、リハーサル室については鏡も付ける。キッズスペースには授乳室も設ける。バリアフリーの点では、スロープはもちろんのこと、エレベーターも付ける。(小林市民文化部理事)

質問:利用者の想定について、文化会館の予約をなかなかとることが難しかった人たちということは分かるが、それ以外に生涯学習活動や地域活動も書いてあり、これはどのようなイメージであるのか。

回答:生涯学習の場という部分では、文化振興課主催で2年制の熟年大学があって、中部地区市民センター、総合会館の会場を借りて開催しているが、俳句、社交ダンス、陶芸などのクラブ活動も行っており、会場を移して三浜文化会館でできたらと考えている。また、地域活動施設とは、地元の塩浜の皆さんに使っていただけるような施設を、一部設けているということである。(小林市民文化部理事)

質問:塩浜の人に使ってもらうというのは、例えば単なる会議室だけなのか、もう少し違うものなのか、どのような用途を意味しているのか。

回答:今のところは、職員室であったところを利用した会議室のスペースである。(小林市民文化部理事)

質問:全容のイメージがまだ掴み切れていないところもあり、設計が終わった段階のもう少し詳しい資料の提供は可能か。また、校舎の写真もいただけるとありがたい。

回答:議会に提出したフロアごとの図面を提供する。写真も追加でお渡しする。(小林市民文化部理事)

 南欧風のデザインで、あまりない公共施設のデザインであると思う。基本的には四日市市文化会館の機能を補完するような第2文化会館的な位置付けで、生涯学習や、小学校の統廃合の経緯も踏まえて地域の活用にも供する施設である。具体的にどのような利用をされるかは、オープンしてからさまざまなニーズが出てくると思う。現在は一般的な機能でのニーズを想定しているが、今後どのような文化活動に使われていくのかは未定の部分がある。(市長)

質問:改めて三浜文化会館の整備について市長にお尋ねしたい。近年、文化振興に力を入れているところだと思うが、こういう空き施設を活用することで、どのようなことを期待されているか。

回答:何年も前から、文化協会をはじめ、文化の活動をしている個人や団体から、量的に現在の四日市市文化会館の練習発表の場がないというニーズがあって要望を受けてきた。現在の文化会館と同じような施設を、もう一つ造ることは、すぐには無理があるため、統廃合した後の廃止になった小学校の跡地を活用する方法とした。期待するところとしては、特に市民文化である。四日市市文化会館は、レベル的には一流の芸術活動、文化活動に対する公演や、一流のプレーヤーが来て鑑賞するという部分もあるが、この三浜文化会館については、あくまでも市民の皆さんが、文化的な用途で活用していただくということで、市民の文化活動の裾野の広がりを期待している。その中から本市独自の文化力のようなものが生まれてくればいいという思いもある。(市長)

質問:観賞するものが四日市市文化会館で、自分たちで行うものが三浜文化会館ということか。

回答:現在の四日市市文化会館も観賞だけではなく、当然、市民文化の練習も発表もできるが、四日市市文化会館の足りない部分を三浜文化会館で補いながら、市民文化を核とする新しい芽がここで生まれてくる。本市独自の文化力の発信にもつながるという点も期待している。(市長)

質問:文化会館がいっぱいという話であるが、もう少し具体的にこれぐらいいっぱいであるとか、予約が殺到して全然とれないなど、イメージ的にいっぱいということを分かるように示してほしい。

回答:全体の稼働率としては年間85%前後であり、午前、午後の別になると、もう少し減って70%を切るぐらいになる。85%というとほぼ満室であり、土日に使用したいなど希望の日が集中したりする。(小林市民文化部理事)

質問:土日などには希望の日に利用できないといった市民の声が結構寄せられたのか。

回答:かねてからあった。(小林市民文化部理事)

 本市独自という点では、最近、演劇文化が非常に根づいてきて活発な動きをしており、演劇という部分で三浜文化会館を大いに活用してもらいたい。また、萬古焼という特産品があるので、それを活用して陶芸教室などもできるので、四日市市文化会館では、なかなか開催しにくいと思うが、そういう芸術創作活動的な部分は三浜文化会館で担っていただけると思う。(市長)

質問:四日市市文化会館の場合、文化まちづくり財団がいろいろ事業を行っていると思うが、三浜文化会館でも何かしらの事業を行っていくのか、貸館事業として団体の皆さんに事業を行ってくださいというものなのか、どのようなイメージであるのか。

回答:貸館だけではなく、何か交流できるようなイベントを打ち立てていくことは考えている。(小林市民文化部理事)

質問:それは市として行うのか、それとも財団に行ってもらうのか、どのような考えか。

回答:三浜文化会館は、当面、直営を考えている。(小林市民文化部理事)

 運営は財団が行わなくても、財団が企画するイベントや行事を三浜文化会館で行うことは可能である。(市長)

発表事項2.平成28年度都市緑化関係功労者表彰式典について

 市長:目的は、都市緑化の推進や保全、美化活動に取り組んでおられる個人や団体の表彰を通じ、活動のさらなる充実を促進することが一つ。また、市民の皆さんに広くこの活動を紹介して、緑化に対する意識の普及啓発を行う。自然、緑、美しい道路などに対する意識の普及啓発を行うことも、もう一つの目的として持っている。

 内容としては、春季における都市緑化推進運動期間中に都市緑化関係功労者表彰を毎年行っており、今年度は、53の個人、14の団体の表彰を予定している。

 本市の緑化推進に関する現在の施策は4項目あり、まず一つ目は、市民緑地制度である。手入れの行き届かない民有地を5年以上市が無償で借地をする。その市が借地した民有地を地域の方々に整備をしていただいて、自然と触れ合ったり散策したりするなど地域の憩いの場として活用する。二つ目は、花と緑いっぱい事業であり、公園や街路など市内の公共的な場所での花壇の設置、緑化を行っていただくボランティア団体などに補助金を交付する。また、三つ目に生垣設置助成制度もある。緑豊かなまちの形成と火災や地震などの災害の防止という目的をもって、市内で新たに生垣を設置する市民や法人に助成金を交付する制度である。緑化はもちろん、火事のときに延焼を防止する2次被害を防止する意味もある。最後四つ目は、四日市市緑化基金であり、まちの緑化を進めるために平成3年度に創設され、個人や企業からの寄付によって成り立っている基金である。

 市としての今後の取り組みとしては、市民による緑の保全創出活動を支援するための新たな活動支援制度づくりというものを考えている。例えば、市民緑地版のボランティアバンクであり、ボランティアをやる意欲のある人とその対象をマッチングする。また、ボランティア養成講座について、知識や技術的なことも少し必要であることから立ち上げの検討も現在行っている。このボランティアバンクと養成講座については、早ければ今年度、または来年度に実施する予定になっている。

 式典は、5月27日午後4時から総合会館8階視聴覚室で行う。それも含めて、詳細は担当から説明する。

山本都市整備部長:式典の開催日時は5月27日金曜日午後4時から、場所は庁舎西側の総合会館8階視聴覚室で行わせていただく。

 この表彰については、三つの視点から対象者を選ばせていただいている。一つ目は、樹木や公園施設の寄贈、寄付金など都市緑化の推進に顕著な功績のあった人。二つ目は、都市公園や市民緑地の開設に顕著な功績のあった人。そして三つ目が、都市緑化、美化についての啓発、普及と向上に顕著な功績のあった人。汗をかいていただいている方々が、この分類に入る。

 今年の表彰者数は、例年より少し多く53個人、14団体、合計で67の個人・団体を表彰させていただくことにしている。

質疑応答

 なし

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 広報マーケティング課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8階)
電話番号:059-354-8244
FAX番号:059-354-3974

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