木造阿弥陀如来立像附像内納入文書1巻19枚
問い合わせ番号:10010-0000-2700 更新日:2017年 4月 1日
種別 |
県指定有形文化財(彫刻) |
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所有者 |
龍泉寺(富田一色町) |
法量 |
像高36.9cm |
材質・形状 |
割矧造 漆箔 玉眼 |
製作年代 |
鎌倉時代中期 |
指定年月日 |
平成16年10月18日 |
解説 |
檜材でおよその形を作った後、身体を半分に割り、干割れ防止のために内側を刳り抜き、最後に接合して元の状態に戻します(割矧造)。漆箔を施し玉眼をはめています。螺髪の肉髻珠(にくけいしゅ)、額中央の白毫(びゃくごう)はいずれも水晶で表し、袈裟などの衣を3枚重ね、左手は緩やかに下して第1、2指を捻じ、右手は肘を曲げて掌を前に向けて第1、2指を捻じる来迎印を結んでいます。やや右足を浮かせて蓮華座上に立っています。この姿勢は、阿弥陀如来が極楽浄土から信者を迎えに来た様子を表しています。 |
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