神前高角線　路線の概要

神前高角線の概要

　もともと三重交通が運行していた「神前大日山線」が、利用者が少ないため平成11年9月に廃止され、同年10月から自主運行バスとして維持してきました。地域のみなさんの交通手段を確保するため、平成12年4月から県地区の黒田町まで路線延長しましたが、利用者が低迷したため、平成14年5月末に高角～黒田間を廃止しました。
地域からの要望を受け、平成24年3月からイオン尾平店及び四日市中央工業高校に乗り入れを開始しました。

　しかし、四日市中央工業高校での利用者が少なく、平成30年9月30日をもってバス停を廃止し、現在の路線となっています。路線の延長は9.9kmです。

　また、利用者の減少と運行経費等の上昇により運行内容を見直し、平日は通勤通学等に配慮した時刻表になるよう工夫し、土日祝は6往復していたところを平成30年10月1日から3往復にしました。これにより、平日7往復、土日祝3往復の運行を行っています。
　最近は自動車を運転される方が多くなってきて、バスや鉄道を利用する人が減っていますが、免許を持たない方には大切な乗り物です。
　しかし、バスの利用者が少なくなると、市も自主運行バスの再検討を行わなければなりません。
　普段、自動車を利用されている方も、市民共有の移動手段であるバス・鉄道を維持していくために、今一度、公共交通機関をご利用ください。