2016年ローレル賞の受賞について

鉄道友の会 2016年ローレル賞の受賞について

平成27年9月にリニューアルした現在走行している四日市あすなろう鉄道の新車両が、鉄道友の会が選定する「ローレル賞」を受賞することになりました。
鉄道友の会は、昭和28年に設立された全国規模の鉄道愛好者の団体で、「ローレル賞」は、前年1月から12月に営業運転を開始した優秀車両を選定するものです。

1）受賞対象
四日市あすなろう鉄道　新260系
（中間車両を新造、前後の車両を改造し、1編成として運行）

2）選定理由　
●評価された点

• 軌間が762mmと狭い特殊狭軌線のため車内の幅が狭い条件の中、冷房化を図ったこと。
• 内装や座席の改良などによって快適な車内環境を実現したこと。
• アイボリーとブルーの新色により、従来のイメージを一新したこと。

●その他の選定理由

• 窓にUVカットガラスを採用、車内照明にLEDを採用するなど、環境面へも配慮。
• ラッシュ時の混雑緩和と乗り降りを容易にするために1人掛けの固定クロスシートを採用。
• シートは、クッションを厚くし、背もたれを高くして座り心地を向上。
• 座席の肩にはハート形の手すりを設けたり、軽く腰掛けるベンチシートを設置し、立席客の利便性にも配慮。

 　授賞式については、秋頃を予定しております。
   なお、受賞の詳細につきましては、本日、鉄道友の会から発表されておりますのでご参照ください。
    http://www.jrc.gr.jp/