産業廃棄物不適正処理事案

1　産業廃棄物不適正処理事案とは

　 産業廃棄物の不法投棄や、当初許可された最終処分場の区域外に産業廃棄物を違法に埋め立てたり、許可品目以外の産業廃棄物を処分するなどして、周辺に生活環境の保全上の支障が発生したり、将来その発生のおそれが懸念される事案のことです。

2　四日市市内における産業廃棄物不適正処理事案について

　 市内には大規模な産業廃棄物不適正処理事案が4事案存在しており、地域住民の安全・安心を確保するために早急に解決しなければならない重要な課題です。
　 本市としては、産業廃棄物の事務を所管する三重県に対して将来にわたり不安が残らないよう適切でかつ、早期に必要な対策を講じるよう強く要請するとともに、県と緊密な連携を図って、地元住民の皆様方の意向を最大限に尊重して、早期に地域の安全・安心が確実に担保されるよう努力してまいります。
　なお、各事案の詳細については三重県のホームページを参照してください。

• 大矢知・平津事案
• 内山事案（最終処分場及び隣接する中間処理施設等の2事案）
• 下海老事案

3　各事案の状況について

　 三重県及び本市は各事案における周辺環境への影響を確認するため、定期的に水質又は大気質の継続調査を実施していますが、現時点においては生活環境の保全上の支障をきたすような状況には至っていません。