食肉センター食肉地方卸売市場の業務について

当施設では牛・豚の適正な食肉処理及び枝肉取引等を通じて、安全で安心・新鮮な食肉の供給をめざしています。

1、施設概要
　昭和33年10月に食肉センター（と畜場）を併設した食肉市場として、大阪、名古屋に次いで全国3番目に開設されました。全国で最初の食肉地方卸売市場であり、三重県下で唯一の食肉市場です。
2、関連組織
　四日市市、（株）三重県四日市畜産公社、四日市市保健所食品衛生検査所、（社）日本食肉格付協会四日市事業所
3、衛生管理
　安全な食肉を供給するため、万全の衛生対策を講じています。O－157問題を機に衛生基準を見直し、平成13年度までに、国の基準以上の衛生管理ができる最新施設を整えました。
　また、食肉検査体制を厳重にしており、四日市市保健所食品衛生検査所の検査員が搬入時に生体検査で健康を確認しているほか、処理ラインの随所で肉や内臓に異常がないか検査し、必要な場合は精密検査を実施します。
4、BSE関連対策
　BSE（牛海綿状脳症）対策では、48ヶ月齢超の牛はBSE検査が実施されており、安心・安全な牛肉しか流通しない仕組みが構築されています。
　また、平成16年12月1日から、出荷される牛枝肉には1頭ごとの個体識別番号を表示することとなり、消費者の方が店頭等で確認した個体識別番号で独立行政法人家畜改良センターのホームページ（http://www.nlbc.go.jp/）から、その牛の生年月日、品種、飼養場所等の生産情報が検索でき、安心して牛肉を消費していただける制度が始まりました。

注：市況報告等最新情報及び施設の詳細は、食肉センター・食肉市場ホームページへ