動物に関するよくある質問(Q&A)
問い合わせ番号:10010-0000-0922 更新日:2024年 9月 11日
Q ペットを飼いたいけど、なにか注意することはありますか?
A まず、最後まできちんと飼えるかどうか、家族でよく相談してください。動物の寿命や、大きさ、種類などによる性質も考えてください。特に犬は、種類による違いが大きいので、事前によく調べてください。
動物の種類によっては、飼ってはいけないものや、飼うには許可が必要なものがありますので、飼う前によく調べてください。
また、業者から購入するときは、動物取扱業の登録を受けている業者かどうか確認しましょう。
そのほか、下記の項目について、考えてみましょう。
- 一戸建て住宅ですか。集合住宅でも「ペット飼育可」の規約がありますか。
- 家族全員動物好きですか。
- 家族に動物に対するアレルギーがある人はいませんか。
- 引っ越し・転勤の予定はありませんか。
- 一日数回の食餌(しょくじ)、トイレの後始末を最後まで続けられますか。
- 毎日の食餌(しょくじ)代、病気やケガの治療代にお金をかけられますか。
- 不測の事態に陥(おちい)ったときの受け皿がありますか。
- 高齢動物の介護をする心構えがありますか。
- 必要なしつけができますか。
- 毎日運動に連れて行く時間、体力はありますか。(犬)
参考:環境省ホームページ「飼い主の方やこれからペットを飼う方へ」
Q 避妊去勢手術は、どうしてもしなくてはならないのですか?
A 保健所に持ち込まれる動物の中には、繁殖制限をしなかったために飼いきれなくなった、という例も少なくありません。繁殖制限の方法は、雌雄を分けるなど、手術だけではないのですが、繁殖できないストレスや生殖器に関する病気を減らすためには、避妊去勢手術が効果的です。
避妊去勢手術の長所及び短所は下記のとおりです。
<長所>
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オス |
メス |
健康面 |
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性格面 |
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行動面 |
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<短所>
太りやすくなる
参考:環境省パンフレット「あなたにだけにできること ―動物の繁殖制限―」
Q 家の周囲に来る猫に餌を与えていたら、周囲から苦情がきました。
A 餌を与えれば、当然どこかにうんちやおしっこをします。1匹2匹では気づかないのかもしれませんが、数が多くなれば、においもきつく、植物を枯れさせることさえあります。家に入り込んだり、庭や畑をあらしたり、車に登って傷をつけたりする被害がよく聞かれます。
猫に餌を与え続ければ、他の猫も集まるようになり、栄養状態がよくなって子どもを生んだりします。いったん増えてしまうと、個人ではどうしようもなくなってしまいます。
かわいそう、などと安易な気持ちで餌を与えても、数が増え続け、その結果交通事故や病気で死んだりすることになってしまいます。
四日市市では、飼い主のいない猫の避妊去勢手術をしようとする住民の方に手術費の一部を補助しています。手術を行うとともに、置き餌をせず決まった時間に決まった猫にエサを与えましょう。補助制度の説明はこちら(事前申請)。
また、猫を飼うのであれば、室内で飼うようにし、最後まで面倒を見てあげてください。
Q 飼い犬の鳴き声がうるさいといわれます。
A 動物の飼い主は、動物が人の生命等に害を加えたり、迷惑を及ぼすことのないように努めなければなりません。
犬が鳴くのには、なんらかの理由があります。要求しているときや、怖がっているとき、寂しがっているとき、退屈しているとき、はしゃいでいるとき、いろいろあります。鳴く原因を見つけて、対処していくことが必要です。犬の性格や飼育環境など、原因はさまざまで、解決策も原因により異なります。また、番犬や狩猟犬、牧羊犬など、もともと鳴きやすい犬種もあります。
犬が鳴くとき、いつも犬を怒ったり、散歩に連れて行ったりしていませんか?犬は、鳴けば飼い主が出てきてかまってくれると思っているかもしれません。やめさせたい行動をしたときは無視することも、しつけの一つです。
このように、飼い主がちょっと対応を変えるだけで直せることもあります。犬の訓練所やしつけ教室などで相談してみてはいかがでしょうか。
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