犬が人をかんだときは
問い合わせ番号:10010-0000-0918 更新日:2025年 9月 10日
犬によるこう傷事故は、毎年報告があがってきます。犬が人をかむ理由は、飼い主の管理が甘くて散歩中に飛びかかられたり、つないである犬にさわりに行ったり、とさまざまです。
しかし、飼い犬が事故を起こせば、飼い主の管理責任が問われますので、十分に注意してください。
<飼い犬が人をかんでしまったとき>
速やかに再発防止策をとり、被害者の救護を行うようお願いします。
飼い主は保健所(衛生指導課)へ届け出る必要があります。※四日市市内での事故に限る。
飼い主は、事故届を提出するとともに、48時間以内に動物病院へ行き、動物病院で検診をうけ、飼い犬が狂犬病でないか、鑑定してもらう必要があります。検診結果は、動物病院の獣医師に報告書の記載をお願いして下さい。
なお、鑑定は、通常は2回(1週間後まで)、狂犬病予防注射を打っていない場合等は3回(2週間後まで)行う必要があります。
※飼い主の対応の流れ
こう傷事故発生
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保健所へ「事故届出書」を提出する
↓
飼い犬を事故発生から48時間以内に動物病院へ連れていき、狂犬病の初回検診を受ける
↓
ア、事故前1年以内に狂犬病予防接種を打っている場合、初回検診から1週間後に動物病院で
検診を受ける
イ、事故前1年以内に狂犬病予防接種を打っていない場合、初回検診から1週間後及び2週間後に
動物病院で検診を受け、検診終了後に狂犬病予防注射を受ける
↓
保健所へ「こう傷犬検診実施報告」を提出する
<飼い主がわからない犬にかまれた場合>
事故直後の処置として、傷口及び犬のだ液が付着した部分を流水と石けんで十分に洗浄し、傷口を70%エタノール又はポビドンヨード液で消毒をしてください。その後、医師の診察をうけてください。
被害にあわれた方は、こう傷被害届出書を保健所(衛生指導課)へ提出することもできます。
また、事故の再発防止のためにも、こう傷犬が野犬の場合又は飼い犬であっても放し飼いにされている場合は、捕獲等の対応をとりますので、衛生指導課まで連絡をお願いします。
*日本国内で狂犬病は、人は輸入感染事例を除き、昭和31年(1956年)を最後に発生がありません。また、動物では昭和32年(1957年)の猫での発生を最後に発生がありません。
※犬にかまれた場合の流れ
こう傷事故発生
↓
傷口の洗浄、消毒を行い、医療機関を受診する
*傷口の手当てを最優先で行ってください。
↓
・飼い主が分かっている場合は、その飼い主に保健所へ事故届出書を提出するように伝える
・飼い主が不明の場合は、こう傷被害届出書を保健所へ提出する
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