日永地区ガイド
問い合わせ番号:10010-0000-0439 更新日:2017年 4月 1日
天白町のある日永地区には、東海道が走っており、江戸時代には伊勢参りをする人や、京都や江戸へ旅をする人がたくさん通り大変な賑わいであったといわれています。 近代的な商業都市として発達した現在の街の中にも、当時の趣を伝える手工芸品や歴史あるお寺などがまだまだ残っています。 このページではその一部をご紹介したいと思います。 |
日永うちわ
日永うちわ」は、約300年前より、東海道を往来する旅人の土産品として日永の農家の副業として作り始められました。
「日永うちわ」の特徴は、丸い竹を使った「丸柄」が多く、骨の数も多く、あおぐとしなやかで風が柔らかいといわれています。 |
「つんつくおどり」(市指定無形文化財)
「つんつくおどり」は、日永地区に伝わる郷土色豊かな踊りです。その起源についての正確な記録はなく、詳細は明らかではありません。ただ、伝承によれば、天白川の堤防を築くための地固め、地つきに歌ったとするものや、また一説には、同地区の実蓮寺境内に居住していた、伊勢国長島城主であった滝川一益が母の隠居所を建築する時に、その地固めに唄った歌詞と動作を取り入れて、面白く編曲した踊りであるといわれています。
踊りには3種類あり、太鼓や笛などを用いた囃子と、歌い手に合わせて櫓を中心に、二重三重に円陣を作って踊ります。
現在では、8月14日~16日に日永両聖寺境内で、保存会の皆さんが中心となり行われています。この「つんつくおどり」をアレンジしたのが 「日永YOSAKOIつんつくおどり」 です。
さまざまな人が出会い、繋がり、互いを認め合う・・・そのようなまちを目指して活動しています。
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