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こにゅうどうくん

中核市とは

問い合わせ番号:10010-0000-0192 更新日:2021年 4月 1日

中核市とは?

 「中核市」は、平成6年に行われた地方自治法の一部改正で創設された都市制度です。
 全国には、人口1万人以下の市もあれば、300万人以上の市もあります。ところが、これらの市は、政令指定都市を除き、ほとんど同じような事務権限しか認められていませんでした。
 そこで、人口や面積が比較的大きな市には、県の事務を移すことで事務権限を強化し、市民にとって身近なところで行政を行うことで、利便性を高め、同時に、地方分権の推進を図ろう、という目的で中核市制度ができました。
 平成8年4月1日の指定開始以来、令和3年4月1日現在、全国で62の市が中核市となっています。三重県内には中核市はまだありません。

どんな市が中核市になれるの?

中核市になるためには次の要件を満たしている必要があります。

人口が20万人以上であること

人口は国勢調査の人口を用います。
四日市市の令和2年の国勢調査人口は305,424人です。

注:なお、従来30万人以上とされていた中核市の要件については平成27年4月1日より20万人とされ、特例市制度は廃止されました。特例市の事務権限については「施行時特例市」としてそのまま保持します。

中核市になることで新たに事務が移譲されます。

中核市になると保健所政令市で移譲された事務のほかに主に以下のような事務を処理することになります。

  • 社会福祉審議会の設置・運営
  • 身体障害者手帳の交付
  • 特別養護老人ホーム等の社会福祉施設の設置許可・指導監督
  • 母子・父子・寡婦福祉資金の貸し付け
  • 民生委員・児童委員の定数決定、指導訓練
  • ダイオキシン類の監視規制
  • 工場のばい煙発生施設の監視指導
  • 産業廃棄物処理業の新規、更新の許可、指導監督
  • 産業廃棄物処理施設の設置、変更の許可、指導監督
  • 屋外広告物の条例による設置制限

中核市になると、どのような効果があるのか?

 「中核市」は、政令指定都市に次ぐ位置付けとなっており、市のイメージアップや知名度の向上が図れ、このことにより、市全体の活性化につながるなどの波及効果が期待できます。
 また、保健所政令市移行時と同様に三重県で行っている事務を四日市市で行うことができるようになり、事務処理が効率化されます。そして、福祉、環境、都市計画などの事務が県より移譲されますので、これまでよりもきめの細かい市民サービスを提供できるようになります。 

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 政策推進課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8F)
電話番号:059-354-8112
FAX番号:059-354-3974

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