平成28年熊本地震被災地への支援について
問い合わせ番号:10010-0000-0003 更新日:2017年 4月 1日
「平成28年熊本地震」への四日市市からの支援の状況
(平成28年5月6日現在)
4月18日
熊本市へアルファ米5,000食を支援
(関西広域連合より三重県を通じて依頼あり)
4月21日
先遣隊が下記の場所に支援物資を届けた。
- 菊池市へ紙コップ1,000個、土嚢袋400枚
- 西原村「NPO法人たんぽぽハウス」へプライベートルーム1個、簡易トイレ1個
- 嘉島町「特別養護老人ホーム悠優かしま」へ毛布50枚、泗水の里(500ml×24本)10箱、お茶(2L×6本)5箱
4月21日
先遣隊から菊池市よりブルーシートと土嚢袋の支援要請があったとの情報により、ブルーシート500枚、土嚢袋2200枚を送付
4月22日
国土交通省から中部圏被災建築物応急危険度判定協議会及び三重県を通じて応援要請があり、4月22日から26日まで応急危険度判定士2名を熊本県へ派遣
4月27日
三重県からの要請により、ごみ収集作業車1台及び作業員(延べ4名)を熊本市へ派遣。(4月27日 作業車出発、28日作業員出発、4月29日 作業開始予定、作業期間7日間)
5月1日
先遣隊が西原村から要請されたマットレス50枚を送付。
5月4日
四日市大学、四日市看護大学の学生、職員等(ボランティアとして消防職員3名を含む)の西原村へのボランティア活動と連携して、5月4日から5月7日まで市職員(保健師1名)を現地での活動支援のため西原村へ派遣。
5月5日
熊本県から全国知事会を通じ、三重県に対して医療救護班の派遣協力の依頼があり、5月5日から9日までの5日間、市立四日市病院から医療救護班(医師1名、看護師2名、薬剤師1名、業務調整員(事務)1名 計5名)を阿蘇保健所区域へ派遣、阿蘇医療センター内において活動中。
注:5月1日以降は前回掲載(4月27日現在)からの変更
「平成28年熊本地震」四日市市先遣隊調査報告
1 調査期間
平成28年4月20日~22日
2 調査市町村
熊本市、菊池市、上益城郡嘉島町、上益城郡益城町、阿蘇郡西原村
3 調査内容
(1)物資集配拠点
熊本市では、自衛隊、ボランティアが支援しており、整理されており、物資も不足していない。
周囲の市町村でも物資不足はなかったが、整理・配送が困難な状況
今後、消費される飲料水などは必要となる可能性がある。
(2)避難所
各避難所では、自衛隊による炊出し、自衛隊や応援市町による飲料水支援が実施されており、物資などはいきわたっている。
避難者が多く、プライベートやスペースが不足している。
ノロウィルスが発生しているところもあり、衛生対策が必要である。
今後長期避難に対応することが必要である。
(3)災害対策本部機能
熊本市以外は比較的人口の少ない市町村であり、対応できる職員の不足が感じられた。
特に応急危険度判定が進まない状況にあった。
(4)その他
熊本市内の倒壊ビルやマンションでは住人が付近の駐車場で車内避難しており、支援物資などは届かない。支援物資の情報もなく、避難所に取りに行っていない。必要なものはコンビニで購入していた。
熊本市外のライフラインが復旧している道の駅などでは、車中避難者が多く見られた。
事務担当; 危機管理室 増田 石川
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