龍王山宝性寺

龍王山宝性寺

龍王山宝性寺本堂

種別

市指定有形文化財(建造物)

所在地

蒔田二丁目

所有者

蒔田第一自治会

指定年月日

昭和52年10月6日

解説

 本尊に十一面観音菩薩像を安置している本堂が指定文化財になっています。
 本堂は重層(外観が2階建て)で、主屋の規模は三間四方の周囲に縁が付けられ、正面に向拝(こうはい)があり、ここの柱や頭貫(かしらぬき)に獅子や獏の彫り物が据えられています。主屋の中は、手前が六畳敷の外陣でその奥に内陣があります。内陣は、中央が板間で奥に須弥壇があり、厨子に十一面観音菩薩像が安置されています。板間と須弥壇(しゅみだん)の両脇は、それぞれ四畳敷きになっています。須弥壇奥にさらに板間があり、両脇に脇仏壇が設けられています。内外陣の境の欄干に雲龍の彫り物が施されています。派手な彫刻が施されるのは時代の好みを反映したもので、建物を重層とするなど比較的均整のとれた建築として、大工や彫物師の技量のよさを感じさせます。享保4年(1719)の棟札が残りますが、現在の本堂は、鬼瓦の銘から文化11年(1814)の建立と推定されます。