四日市蕉風連中奉納歌仙額

四日市蕉風連中奉納歌仙額

四日市蕉風連中奉納歌仙額

種別

市指定有形民俗文化財

所有者

観音寺(垂坂町)

指定年月日

平成13年7月19日

解説

 「四日市蕉風連中奉納歌仙額」は縦約46cm、横約188cmの大きさで元文3年(1738)正月に芭蕉直門の俳人沢露川の門弟、無外坊燕説の句を発句として十二吟歌仙一巻を収めたものです。巻末の記述「右 當国三重郡正風連中敬白」の文言から、燕説以外が全て四日市の俳人であり、そのうち「周行」が市内元新町に現存する蓮生寺の住職であることがわかっています。県下の俳諧奉納額についての本格的な調査は、平成15年時点で未着手ですが、この額以上に古いものは未発見です。また、全国的にも現存する中でかなり古い部類に属するといわれています。いずれにしても、この俳諧奉納額は、近世四日市の庶民文化の一端を示す貴重な資料です。