薬師如来立像

薬師如来立像

薬師如来立像

種別

県指定有形文化財(彫刻)

所有者

観音寺(垂坂町)

法量

像高148.5cm

材質・形状

木造 漆箔 彫眼

製作年代

平安時代後期

指定年月日

昭和39年10月16日

解説

 右手は施無畏印(せむいいん)、左手に薬壺を載せて蓮の台に立っています。坐像の薬師如来像が多い中で、天台宗寺院には総本山の延暦寺をはじめ立像が多く、観音寺もその例にあてはまるものといえます。薬師如来は飛鳥時代以来、病気を治す仏として崇められましたが、その一方で国家鎮護にも重要な役割を担いました。
 この像は、穏やかな顔や体の奥行きがやや薄くあまり肉付きが豊かでないこと、彫りの浅い衣の文様など平安時代後期の作風を示します。