薬師如来坐像

薬師如来坐像

薬師如来坐像

種別

市指定有形文化財(彫刻)

所有者

薬師堂(日永4丁目)

法量

像高87.5cm

材質・形状

木造 彫眼

製作年代

鎌倉時代中期

指定年月日

昭和31年2月18日

解説

 左手に薬壺を載せ、右手を施無畏印(せむいいん)に表し、結跏趺坐(けっかふざ)の姿勢をとります。檜の寄木造で肉身を金箔押、衣を黒色に染めていますがこれらは後世に施したものと考えられます。地髪部の角ばった形や引き締まった顔、体の肉付けなどから鎌倉時代中期の制作とされます。もと伊勢安国寺(あんこくじ)の像で、安国寺の炎上の際、近隣の実蓮寺に移り、やがて現在地に安置されたと伝えられています。像内の墨書銘などから4度にわたる修理を受けていることが明らかになりました。数々の修理を経ながら700年以上もの間、人々に守られてきた貴重な仏像です。