菩薩頭部

菩薩頭部

菩薩頭部

種別

県指定有形文化財(彫刻)

所有者

顕正寺(西日野町)

法量

総長22.3cm

材質・形状

木造 漆箔 彫眼

製作年代

平安時代後期

指定年月日

昭和32年3月29日

解説

 頭部しか残っていませんが、頭上に束ねた髻(もとどり)天冠台(てんかんだい)の存在から菩薩像とわかります。現在はほとんど剥落していますがもともと金箔が表面を覆い、唇に朱が施されたようです。作る過程において耳の後ろで割って首から離し、それぞれの内側を刳り、再び接合する割矧という技法を用いています。これによって仏像の干割れを防ぐことができます。髻や天冠台(てんかんだい)の形式、穏やかな顔から平安時代後期12世紀の製作と推定されます。