富士の巻狩り

富士の巻狩り

富士の巻狩り

種別

市指定無形民俗文化財

所在地

四日市市南浜田町

保持者

南浜田町自治会

指定年月日

平成22年3月4日

解説

 諏訪神社の祭礼四日市祭で、神前に奉納される練り物と呼ばれる祭礼行事のひとつです。初代鎌倉将軍源頼朝が富士の裾野で催した巻狩りの古典を題材として、その様子を仮装行列で再現したものです。勢子が法螺貝や銅鑼・太鼓を打ち鳴らし、逃げる猪・鹿・兎の造りもの(ハリボテ)を、子どもたちが扮した源頼朝以下の武者が追い、総勢150名もの行列になります。
 司馬江漢の「江漢西遊日記」にみられることから、天明8年(1788)には練りが行われていたことがわかります。近世都市祭礼の形式を伝える四日市祭において、富士の巻狩りは古い形態を伝え、残された祭礼風流として貴重なものといえます。