鳥出神社の鯨船行事

鳥出神社の鯨船行事

鳥出神社の鯨船行事

種別

重要無形民俗文化財

所在地

東富田町・富田一丁目

保持者

富田鯨船保存会連合会

指定年月日

平成9年12月15日

解説

 「鳥出神社の鯨船行事」は、平成28年12月1日(日本時間)に開催されましたユネスコ政府間委員会で、全国33件の「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されることが決定しました。
  「鳥出神社の鯨船行事」は、北勢地方に分布する全国的にも珍しい陸上の模擬捕鯨行事の中で最も古来の様式を保持した典型的な祭礼行事です。行事は氏子圏の4つの組(北島組・中島組・南島組・古川町)からそれぞれ1艘ずつの豪華な彫刻や幕で飾られた鯨船山車(神社丸・神徳丸・感應丸・権現丸)が出され、これで張りぼての鯨を追いかけ、反撃を受けては再び追い詰めてこれを仕留めるという一連の演技を繰り返し行うものです。祭日は8月14日と15日に行われ、14日に町練り、15日には鳥出神社への練り込み(本練り)が行われます。この行事は鯨を大漁や富貴(ふうき)の象徴と見なし、これを仕留める演技を行うことによって豊穣を祈願する行事として民俗学的に注目されています。(『北勢鯨船行事調査報告書』参照。)