禅源大済禅師像

禅源大済禅師像

禅源大済禅師像

種別

県指定有形文化財(絵画)

所有者

大樹寺(市場町)

法量

縦96.3cm 横49.3cm

材質・形状

絹本著色 掛幅

製作年代

室町時代

指定年月日

昭和27年3月13日

解説

 大樹寺の開山である桃隠玄朔の師匠、日峰宗舜(にっぽうそうしゅん)の頂相(ちんそう)です。頂相とは禅宗において 教えを受け継ぐ者の証明として師匠が弟子に与える自分の肖像画です。日峰宗舜は、南北朝時代の戦乱で荒廃した妙心寺を復興し、妙心寺中興開山と称された人物です。
 この絵自体は後に写されたものですが、もともとの絵は、文安四年(1447)に、桃隠玄朔(とういんげんさく)が日峰宗舜から与えられたものと考えられます。袈裟に金泥で鳳凰の舞う姿が描かれ、着用している人物の気品の高さを象徴させています。
 桃隠は、大樹寺に師匠の絵を掲げ、日々、坐禅を修していたのかもしれません。