志氐神社古墳出土品

古墳出土品

神社古墳出土品

種別

市指定有形文化財(考古資料)

所有者

神社(大宮町)

材質

青銅、碧玉、硬玉

指定年月日

昭和31年2月18日

解説

 市内唯一の前方後円墳である志神社古墳から発掘されたもので、葬られた人物の傍に一緒に埋葬されたと考えられます。車輪石、内行花文鏡、勾玉が一つずつ、管玉(くだたま)が2つ、小玉が4つあります。車輪石は、碧玉岩で作られたもので、カサガイという貝で作った腕輪をモデルとしています。カサガイそのものではなくわざわざ石で作るのは、それが碧玉ということからして祭祀用に作られたと思われます。内行花文鏡は、青銅(銅と錫の合金)で作られ、半円を繋いだ模様が内向きの花びらに見えることから付けられた名前です。僅かに五分の一ほどしか残っていないので詳細はわかりませんが、葬られた人物の権威の象徴であったと思われます。勾玉、管玉、小玉は、生前、身に着けていたアクセサリーと考えられます。志神社古墳は、4世紀の古墳時代前期に築造されたもので後円部の径は30m、高さは5.3m、前方部は現在社務所が建っているので状況ははっきりしません。