狛犬

狛犬

狛犬

種別

市指定有形文化財(工芸品)

所有者

神社(大宮町)

法量

高 (阿形)44.3cm (吽形)41.2cm

材質・形状

陶器

製作年代

江戸時代後期

指定年月日

昭和31年2月18日

解説

 一般に、神社の境内には、二匹の狛犬がしゃがんで向かいあっています。一匹は口を開け(阿形)、もう一匹は口を閉じ(吽形)(うんぎょう)ています。長いたてがみの裾がくるっと巻き上がっているのが特徴です。こちらの狛犬も同様のかたちをしていますが、大きなく異なるところがあります。それは、石でも木でもなく土で作られた焼き物であることです。粘土紐を輪にして積み上げながら形を作り、一旦焼いたあとに長石釉(ちょうせきゆう)を体に掛け、粘土紐を貼り付けたたてがみや衿毛(えりげ)や尾には、鉄釉が掛けられてから再び焼いています。長石釉は、岩石に含まれる長石という成分を溶かしたもので、焼くと器が白くてつやのあるものに仕上がります。鉄釉は、長石の粉に酸化鉄を混ぜて溶かしたもので焼くと焦げ茶色になります。