冠山茶の木原

冠山茶の木原

冠山茶の木原

種別

市指定記念物(史跡)

所在地

水沢町

指定年月日

昭和56年3月26日

解説

 水沢の楓谷から宮妻峡へ通じる林道を少し登った南斜面に広がります。集落から離れたまさしく山林内で、杉や高木の下に草や低木と混生しながら内部川原にいたる間に茶の木が確認されています。このうちの特に原木が密生している約100平方メートルが指定地になっています。
 伝承では、同じ水沢の浄林寺(現一乗寺)のある住職が、弘法大師空海から茶の栽培を伝授され、さらに中国から持ち帰ったとされる茶の木の種を貰い受け、山の坊冠山に播いたのが水沢茶のはじまりとされます。
 江戸時代末以降、水沢の製茶は伊勢茶として発展し、全国に知られるようになるにつれ、水沢茶の起源である当地が注目されるようになり、昭和56年に市指定史跡となりました。現在、冠山茶の木原保存会の主催により、毎年八十八夜に水沢町の足見田(あしみた)神社で新茶の献茶祭が行われています。