観音寺山門

観音寺山門

観音寺山門

種別

市指定有形文化財(建造物)

所在地

観音寺(垂坂町)

所有者

観音寺

指定年月日

昭和52年3月22日

解説

 天正3年(1575)に兵火にあって焼失した後、元禄4年(1691)に桑名藩主松平定重が、家老野原舛右衛門を奉行として再興した伽藍の一部で、そのころの姿をよく伝えています。中心となる親柱が長く頭貫(かしらぬき)を通し、台輪(だいわ)をすえ、控柱にも(ちまき)をつけ、礎盤(そばん)を配し、その間を海老虹梁(えびこうりょう)でつないでいる点は、禅宗寺院にみられる四脚門の伝統をよく伝えたもので貴重です。
 建立年代が明らかではありませんが、部材の細部の状況から推して、伽藍の再興された元禄4年とみてよいと考えられています。控柱の頭貫の唐草のような絵様が、市内安乗寺の山門とよく類似していますので同じ系統の大工の製作であることが想像されます。