大入道山車

大入道山車

大入道山車

種別

県指定有形民俗文化財

所在地

中納屋町

所有者

中納屋町大入道保存会

指定年月日

昭和51年3月31日

解説

 首を伸長した時の高さが約7メートル60センチに及ぶわが国最大のからくり人形のついた山車です。文化二年(1805)に名古屋のからくり人形師によって制作されたといわれますが詳細は不明です。白黒の縞模様の着物を着て坊主頭の大入道のからくり人形で、演技時には銅鑼(どら)と太鼓のリズムに合わせて首を長く伸ばし、首をもたげて舌を伸ばして目を剥き、両手を前後に大きく振ります。もともとは諏訪神社の例祭である「四日市祭」に桶の町のだしものとして登場しました。桶の町は当時海岸に面した蔵の多い所で、狸が出没してたびたび人を驚かせたので、これを鎮めるために「大入道」を制作したと言われます。
 かつて「四日市祭」には各町の出す30数基の山車や練り物が登場したが、戦災によってそのほとんどが焼失し、「大入道山車」はその中でも焼失を免れたごく少数のものの一つです。(『三重県祭礼行事調査報告書大入道山車』参照。)
 現在では8月第1日曜日に行われる「大四日市まつり」の郷土文化財行列に登場します。